テントマットとグランドシートの違い
テントマットとグランドシートは、どちらも同じようなシートですが、敷く場所を間違えると大変です。使い方や役割を以下の表にまとめましたので、参考にしてください。
テントマット | グランドシート | |
使い方 | テントのなかに敷く (シュラフの下) |
テントの下に敷く |
役割 |
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素材 |
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ここからは、それぞれの役割について、さらにくわしく見ていきましょう。
テントマットはテントのなかに敷く
テントのなかに敷いて、快適な部屋を作るのがテントマットです。硬い地面や石のあるサイトにテントを張ると、そのままでは痛くて、なかで歩いたり横になったりできません。
テントマットのクッション性により、地面のデコボコをやわらげ、テント内で快適に過ごせるようにする役割があります。
グランドシートはテントの下に敷く
グランドシートは、テントを守るために地面に敷いて使います。テントを直接地面に敷くと、フロアにキズがついたり、汚れたりしてテントが傷んでしまうことも。
グランドシートを敷いておけば、テントの底面を保護できます。テントを長く使い続けられる効果も期待できるでしょう。
グランドシートについては、こちらの記事でも説明しているのでぜひご覧ください。
キャンプでグランドシートが必要な理由とは?
テントマット・グランドシートを選ぶポイント
テントマットとグランドシートを選ぶときのポイントを説明します。大切なポイントなのでしっかり確認しておきましょう!
テントマットはクッション性をチェック
テントマットは、クッション性があるものを選びましょう。薄いマットだと地面のゴツゴツがカバーできないため、厚みがあるものがおすすめです。
たとえば、ファミリーキャンプならフロア全体に敷き詰められるサイズ、ソロキャンプなら小さいものでも十分でしょう。ご自身のキャンプスタイルにあわせて、チョイスしてみてください。
グランドシートは耐水性をチェック
グランドシートは、大雨でも浸水しにくい耐水圧1,500mm以上のものを選びましょう。なぜなら、地面がぬかるんでいたり、雨が降ってきたりすると、水がしみこんでフロアが濡れてしまうことがあるから。耐水性は忘れずにチェックしてください。
また、性能だけでなくサイズ選びも大切。雨水がテントの底にたまらないよう、テントのフロアより小さいサイズを選ぶのがベストです。
テントマットとグランドシートの代用品を紹介
テントマットとグランドシートは、付属品や純正品が使いやすいでしょう。
しかし、本体とは別売りだったり、比較的価格が高かったりするケースもあるため、費用をおさえたい方には代用品がおすすめです。代わりになるアイテムはなにか見ていきましょう。
テントマットの代わりになるアイテム
テントマットは、自宅にあるものや、ホームセンターで売っているアイテムで代用できます。例をあげますので、参考にしてください。
絨毯・毛布
自宅で普段使っている絨毯や、毛布(ブランケット)を持っていけば、新しいものを購入する必要がありません。テントマットは柔らかさを重視して選んでください。
なお、寒い季節にはホットカーペットが重宝します。テント内でぬくぬくのおこもりキャンプが楽しめるでしょう。
銀マット
手軽に使いやすいのは、ホームセンターなどで売られている分厚いタイプの銀マット。厚みによって地面のデコボコを緩和でき、銀色のアルミが冷気や熱気を遮断してくれるので一石二鳥です。
大きなサイズでかさばるのがデメリットですが、持っているテントにあわせてカットするなど気軽に使えます。軽くて丈夫なので重宝するしょう。
グランドシートの代わりになるアイテム
グランドシートの代用品を紹介します。なるべく厚手で、防水性があるタイプを選びましょう。
ブルーシート・シルバーシート
ブルーシートは、丈夫で防水性に優れているため、グランドシートの代用品にぴったり。ホームセンターで安価に手に入れやすいのもポイントです。
また、ブルーシートよりも丈夫なシルバーシートもおすすめ。たとえば、テントのサイズにあわせてハサミでカットしたり、変形タイプのテントフロアに使ったりと、汎用性の高さがGOODです。
レジャーシート
市販されているレジャーシートも、グランドシートの代わりになります。クッション性のあるピクニック用のレジャーシートなら、テント泊がより快適に過ごせるでしょう。
ただし、レジャーシートはサイズが決まっているため、持っているテントにあわない可能性があるので注意してください。
キャンプ用テントマットのおすすめ2つ
最後に、テントマットのおすすめ品を2つ紹介します。
①時短で撤収できる!CAPTAIN STAG「EVAフォームマット(ダブル)140×217cm」
キャンプの面倒な撤収を時短できるマットです。
ぱたぱたと折りたためる蛇腹状になっているため、設営・撤収もスムーズ。収納サイズはやや大きめですが、専用の収納バッグを使えば、持ち運びも簡単です。軽いのでお子さんのお手伝いにも最適でしょう。
撤収に時間をかけたくないお子さま連れのキャンプや、チェックアウトの時間が早いキャンプ場で役立ちます。
②やわらかな寝心地!DOD「ソトネノサソイ(L)」
ソトネノサソイは、極厚のウレタンスポンジが入ったインフレーターマットです。約4.5㎝の厚みがあり、まるで自宅のお布団に寝転んでいるかのような感覚を得られるでしょう。
また、サラサラ手触りのポリコットン製シーツがついているのもポイント。寝苦しい夏場でも、快適に眠れる効果が期待できます。シーツは丸洗いできるので、汗をかいても清潔に保てるのがうれしいところ。
「テント泊でも寝心地は譲れない!」というこだわりのあるキャンパーさんに、ぜひチェックしてほしいアイテムです。
グランドシートのおすすめを知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
秋キャンプに活躍するグランドシート8選
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。