いざSUPに挑戦!乗るときの基本的なルール
SUPを楽しむために必要なルールを確認しましょう。SUPに乗るときの基本的な装備をはじめ、そろえておきたい持ち物や服装について紹介します。
リーシュコードを確実につなぐ
SUPに乗る際は、リーシュコードを足首にしっかりとつなぎましょう。リーシュコードをつなぐことで、ボードが波に流され、体から離れるのを防げます。リーシュコードは、SUPボードの上に取り付けられていますよ。
ライフジャケットを着用する
水上で楽しむスポーツなので、できるかぎり安全に遊べるように、ライフジャケットを必ず着用しましょう。SUPは、十分な大きさと安定感のあるボードですが、バランスを崩して転倒する可能性があります。
以下の記事では、ライフジャケットの基礎知識を紹介しているので、ぜひチェックしてください。
SUPにライフジャケットは必需品!ライフジャケットの基礎知識を知っておこう
通信装備を確保する
いざというときの通信手段として、防水ケースにスマホを入れて携帯しましょう。緊急時の通信手段としてだけではなく、SUP仲間と連絡をとりあう場合にも有効ですよ。
また、完全防水で水中撮影が可能なもの、置いて使えるもの、ケースの上から操作ができるものなど、いろいろな防水ケースがあるので、用途や目的にあわせて選びましょう。
季節にあった服装を心がける
SUPをする際は、季節にあった服装をすることが大切。とくに夏場は、日焼け対策として、ラッシュガードやレギンスなどを着用するのがおすすめです。SUPをしている間は、多量の日差しを浴びることになり、思った以上に日焼けをします。
また、万が一の際に発見されやすいよう、目立つ色の服装を心がけるのもポイントです。春や秋などの肌寒い季節は、上半身用のウェットスーツであるタッパーを着用したり、冬は水の入りにくいドライスーツを着用したりするのもおすすめですよ。
ウェットスーツの詳しい種類については、以下の記事をチェックしてみてください。
冬のSUPにはウェットスーツが必要!選び方やおすすめの商品をご紹介
水分補給用の水筒などを持参する
水分補給のために、スポーツ飲料や水などを入れた水筒を必ず用意しましょう。SUPは、直射日光やボードの照り返しなどで汗を多くかきます。とくに、夏場の熱中症には十分に気をつけましょう。
ロケーション別のルールをチェックしよう!
SUPは、遊ぶフィールドによって、楽しみ方や特徴、注意点が異なります。それぞれのフィールドの特徴を知り、禁止区域やルール違反を避け、気持ちよく楽しみましょう。
海でのSUP|ローカルルールを確認しよう
はじめての場所で遊ぶ場合は、最寄りの観光協会・釣具店・マリンショップなどで、ローカルルールを確認するのがおすすめです。基本的には自由にSUPを楽しめますが、ポイントによってはSUP禁止の場所があります。
また、海水浴ができるレベルの波風でも、SUPは避けたほうがよい場合が。SUPは少しの風でも流されやすく、逆風や波があると漕ぎにくくなります。うっかり沖に流されると、自力で戻ってこられなくなる可能性がある点に注意しましょう。
さらに、晴れていても海の状況が悪いこともあります。風がある日や、波が立っている日はもちろん、海の状況を総合的に見て判断しましょう。また、漂流物にも注意してください。
川でのSUP|浅瀬や岩場が多い川は避けよう
川でSUPをする場合は、転倒によるケガが考えられる、極端な浅瀬や岩場の多い場所を避けましょう。また、上流で豪雨のあったあとなどは、水位が急に変化する可能性があるので注意が必要です。SUPをする川の周辺の天気を、前日に確認するとよいでしょう。
川は流れがあるので、上流から下る川下りのスタイルで楽しむのが一般的。流れに逆らって漕ぐのは非常に難しいといえます。なお、場所によっては流れが速いことがあるため、十分に気をつけましょう。
川の管理者がいる場合は、禁止事項の確認や届け出が必要です。なお、川魚などの希少な生き物が生息する区域では、SUPを行わないのが暗黙の了解となっています。自然に配慮しながらSUPを楽しみましょう。
川SUPの楽しみ方を知りたい人は、以下の記事をチェックしてください。
人気の川SUPを満喫!おすすめの楽しみ方と注意点まとめてご紹介!
湖やダム湖でのSUP|釣り人に注意しよう
湖でSUPをする場合は、釣り人との距離感に配慮しましょう。湖は、SUPの愛好者だけでなく、釣り人にも人気のスポット。釣り人と適度な距離を保つことで、釣り糸が絡まったり、釣り針が刺さったりするのを避けられるでしょう。
湖でのSUPは、波が少なく穏やかなため、初心者にぴったり。さらに、キャンプ場が併設されている湖では、SUPのレンタルをしている場合があります。道具を持ってない人には嬉しいポイントですね。
管理者のいる湖もあるので、SUPができるかを事前に確かめましょう。飲料水を保有しているダム湖では、SUPを禁止している場合があるため、とくに確認が必要です。
海水浴場でのSUP|SUPが可能なエリアをチェックしよう
海水浴場は、SUPができるエリアが限られている場合や、SUPを禁止している場合が多いので、事前に確認しましょう。一般的な海水浴場では、SUPやジェットスキーなどのアクティビティができるエリアと、海水浴場が分かれています。
一般客とのトラブルが発生する可能性があるため、禁止区域を避けて楽しむようにしてください。多くの海水浴客が訪れるサマーシーズンは、とくに注意しましょう。
SUPのルールやマナーを知るため、ツアー参加がおすすめ!
これからSUPデビューをする人、すでに経験がある人、初めてのポイントで遊ぶ場合など、SUPを体験する際はツアーへの参加がおすすめです。ツアーの利点やおすすめの理由を見てみましょう。
安全対策を考慮したプランをガイドがたててくれる
ツアーの場合、資格のあるガイドが率いるので、危険な場所や禁止区域を避けられます。また、現地に詳しいガイドならば、観光客では知り得ない、立ち入り禁止区域や漁場にも精通しているでしょう。
さらに、初心者では区別ができないような、わずかな波や風の日でも、的確に中止の判断をしてくれます。
また、体力や年齢などを考慮した内容のツアーを組んだり、サポートをしてくれたりするのもうれしいポイントですね。
初心者や観光客に慣れている
ツアーガイドは、いろいろな人と日々接しているため、初心者向きの楽しみ方を熟知しています。無人島ツアーや遠出などの派手なプランでなくても、無理なく楽しめる工夫がされているでしょう。
また、ドローン撮影や水中カメラなどで、思い出に残る写真を残してくれるショップも多いので、ぜひ活用してみてくださいね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。