雪のイメージはあまりない関西エリアでも、雪中キャンプを楽しめるキャンプ場があります。気象条件によっては、アクセスよく快適な雪上キャンプを楽しめる関西エリア。今回は関西で雪中キャンプを楽しめるキャンプ場をいくつかピックアップしてご紹介します。

関西エリアの雪中キャンプ場7選

関西 雪中キャンプ場

関西の雪中キャンプ場の特徴はアクセスがよいということです。意外かもしれませんが大阪の中心地からでも2時間ほどで行けます。抜群にアクセスがよいのが関西の雪中キャンプ場の特徴です。

また、スキー場を利用したキャンプ場が多いこともこのエリアの特徴です。豪雪地帯のスキー場ではキャンプはまずできません。スキー、スノーボードなどのスノーアクティビティとキャンプを両立できるのはこのエリアならではのお楽しみかもしれませんね。

自然の森ファミリーキャンプ場(大阪)

関西 雪中キャンプ場

自然の森ファミリーキャンプ場は大阪市内からわずか約1時間で行けるアクセスのよさが魅力的なキャンプ場です。

丹波篠山にほど近い能勢町にあり、冬になれば雪がたっぷり積もります。雪遊びができるほど降るので雪中キャンプを満喫できるでしょう。冬季限定で電源を用意してくれますので電気ストーブや毛布などの電気製品を使用可能です。

キャンプサイトはオートサイトと樹間サイトの2種類あります。オートサイトは利便性優先に車を横付けしたい人におすすめです。自然な雰囲気を重視するなら樹間サイトがいいでしょう。駐車場から2〜5mほどなので荷物の運搬はそこまで大変ではありません。

利用者はファミリーが多いですが、ソロキャンパーの利用も増えてきてます。

オートキャンプサイトは36区画、樹間サイトが31区画あり、冬場は電源を引いているので雪中キャンプビギナーでも安心です。

電気毛布の貸し出しもしています。炊事場も冬の間のみ湯沸かし器が使用できます。

各サイトには予めかまどが設けてあるので、直火で雰囲気のある焚火を楽しめます。

また、予約すれば場内の石がまを無料で使うことができるので、パンやグラタンなど普段はできない料理を作ってみるのも楽しそうですね。

雪中キャンプでアツアツの石がま料理、美味しいに決まってます♪

お風呂はコインシャワーのみなので、キャンプ場から車で15分ほどのところにある「能勢温泉」や、「るり渓温泉」を利用するのがおすすめです。

住所 大阪府豊能郡能勢町山辺411
TEL 072-734-0819
駐車場 無料
料金 入場料金大人(高校生以上)1,050円、子供(3歳から中学生まで)630円+テントサイト料金2,630円

公式サイト:自然の森ファミリーオートキャンプ場

サンビレッジ曽爾高原 奈良

国の天然記念物である兜岳や鎧岳など、大自然が広がる曽爾高原のキャンプ場。大阪からは車で1時間50分で来ることができますが、山のふもとだけに積雪が期待できます。

オートキャンプサイト、コテージなどの宿泊施設のほか、売店や全天候型のBBQ場、テニスコートや野外アスレチックなど、充実の施設。

オートキャンプサイトは29区画あり、全サイトAC電源付きです。ファンヒーターの貸し出しもあるので、寒さ対策もバッチリですね。

トイレは保温便座で、炊事棟の湯沸かし器とガスコンロ2台も無料で使用できます。

温水シャワーと浴場も完備されていますが、キャンプ場の近くの温泉施設「お亀の湯」を利用するのもいいでしょう。

絶景の露天風呂が自慢で、肌がツルツルになると評判ですよ。

公式サイト:サンビレッジ曽爾高原詳細

マイアミ浜オートキャンプ場 滋賀

滋賀県中部、目の前が琵琶湖という最高のロケーションで人気のマイアミ浜オートキャンプ場。夏はリゾート感溢れる湖畔で水遊びができますが、雪化粧した琵琶湖もまた違った魅力があります。

オートキャンプサイトは温水シャワー室付き林間のAサイト、琵琶湖が目の前に広がるBサイト、プライベート感のあるCサイトに分かれています。

全サイト電源付きなので、初心者でも安心して雪中キャンプができますよ。

レンタル品や売店の品揃えも充実していているので、忘れ物しても慌てなくて大丈夫。販売されているキャンプ用品は全てコールマン製なので、現地で購入して使ってみるのもいいですね。

車で10分程のところに、「みずほの湯」というスーパー銭湯(温泉ではありません)がありますので、お風呂はそちらを利用しましょう。

公式サイト:マイアミ浜オートキャンプ場

奥琵琶湖キャンプ場(滋賀)

関西 雪中キャンプ場

手付かずの自然が残る琵琶湖の北側に位置する奥琵琶湖キャンプ場は、雪中キャンプができることで関西でも有名です。

緑に囲まれた広いテントサイトは段差で区切られており、隣との密接感はなくプライベートが確保されています。サイトは車が乗り入れ可能なので設営・撤収は簡単ですよ。

雪中キャンプが初めてなら常設テントサイトをおすすめします。ウッドデッキ上に設営されているので、雪で濡れることもありません。

奥琵琶湖キャンプ場はAC電源の利用が有料ですが可能です。暖房器具を持ち込めば雪中キャンプも快適になります。めずらしいですが、焚き火の直火ができるキャンプ場です。

広大なテントサイトは段差で区切られた林間サイトで、周りを気にすることなくのんびり過ごすことができます。もちろんAC電源の使用も可能、焚火は直火OKです。

雪中キャンプビギナーなら、デッキの上に設置された常設テントを利用するのもおすすめです。レンタル品も充実していて、初心者にうれしい「手ぶらセット」もあります。

お風呂はコインシャワーなので、近くの温泉を利用するといいでしょう。車で20〜30分くらいのところに、「マキノ白谷温泉 八王子荘」「マキノ高原 温泉さらさ」があります。

住所 滋賀県長浜市西浅井町大浦1796
TEL 0749-89-0121
駐車場 ・車両(1台1泊)/1,100円
料金 ・大人1人(1名1泊)/2,200円(中学生以上)

・子供1人(1名1泊)/1,100円(小学生)

・持ち込みテント・持ち込みタープ(1張1泊)/1,100円~1,650円

公式サイト:奥琵琶湖キャンプ場

大見いこいの広場(滋賀)

関西 雪中キャンプ場

滋賀県北部に位置する長浜市にある大見いこいの広場は、近くにスキー場もあることから冬は雪がたくさん降りますので雪中キャンプを楽しめます。

サイトはオートサイトとフリーサイトがあり、オートサイトは電源付きなので暖房器具が使用できます。フリーサイトには電源がありませんので雪中キャンプをするときは万全の備えをして楽しんでください。

キャンプ場内には川が流れており、テニスコートやアスレチックもありアクティビティも充実しています。近隣の宿泊施設「己高庵」で、日帰り入浴(現在はコロナで休止中)ができます。雪中キャンプで冷えた体をあたためてください。

フリーサイトには電源が無いので、万全の防寒対策をして臨みましょう。

センターハウス(売店)、BBQテラス、ピザ釜、テニスコート、土間式体育館などの設備、子ども用のアスレチック遊具もあります。

場内を流れる川にはニジマスがいますので、氷が張っていなければ釣りもできます。お風呂はコインシャワーのほか、350円でコテージの浴場に入ることもできます。

また、近くにある姉妹施設の「己高庵」という入浴施設は、400円で利用可能です。

住所 滋賀県長浜市木之本町大見678
TEL 0749-82-2500
料金 オートサイト
平日5,500円 休前日6,600円           

フリーサイト
2,200円/テント1張 1,100円/タープ1張
全面貸切19,800円

公式サイト:大見いこいの広場

マキノ高原キャンプ場(滋賀)

関西 雪中キャンプ場

マキノ高原キャンプ場は、冬季期間だけ林間サイトが「クヌギの森ウィンターキャンプフィールド」としてオープンします。スキー場が併設されているので降雪はかなり期待できます。

宿泊できるのは、中級者以上の限定20組で、車乗り入れ可能です。完全予約制で、多雪時はクローズになりますのでご注意ください。

キャンプ場敷地内にはグランドゴルフ場、マキノ高原にはトレッキングコースがたくさんあります。アクティビティ後は、入浴施設「温泉さらさ」で汗を流せますので快適です。大阪市からのアクセスは約2時間ほどで極上の雪中キャンプを楽しめます。

住所 滋賀県高島市マキノ町牧野931番地
TEL 0740-27-0936
駐車場 無料
料金 5,000円/サイト

公式サイト:マキノ高原キャンプ場

 

森とぼくの休日(兵庫)

関西 雪中キャンプ場

関西でもスキー場が多い兵庫県香美町にあるハチ北スキー場ゲレンデ内に「森とぼくの休日」キャンプ場があります。

サイトの目の前がゲレンデなので、スキーやスノーボードで滑って遊んですぐテントに帰ることが可能です。キャンプ場宿泊者にはリフト割引券を配布してくれます。

天気のよい日は広大な雪原の中で満天の星空を見られます。スキー場にあるキャンプ場だけに防寒対策は万全にしてください。雪中キャンプ経験者向けの施設になります。

キャンプ場までの道中も雪が積もっていますのでチェーンや冬用タイヤは必須です。

住所 兵庫県美方郡香美町村岡区大笹535−1
TEL 0796-96-0757

公式サイト:森とぼくの休日

※この記事の情報は2022年11月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPで確認してください。

積雪量の少ない関西エリアにも、場所によっては雪中キャンプを楽しめるキャンプ場があります。雪の上でのキャンプは冬だけのお楽しみ。雪化粧でいつものキャンプ場も表情を大きく変えます。雪中キャンプは防寒、安全対策を万全にして楽しんでくださいね。

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。