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近年のキャンプブームにより、北海道でもオールシーズンを通してキャンプできるスポットが増えてきました。電源サイトのあるオートキャンプ場や、バンガローやコテージのあるキャンプ場など、寒い時期でも楽しめるおすすめのキャンプ場をご紹介します。

寒い季節にわざわざ行きたい!秋冬キャンプの魅力とは?

北海道のオートキャンプ場

キャンプのトップシーズンといえば夏ですが、秋や冬のキャンプにはおすすめしたい理由があります。

虫がいない

蚊やブヨ、蜂などの刺してくる虫、食べ物に寄ってくるハエなどは、寒い時期になると圧倒的に少なくなります。とくに冬になると虫は全くいません。

虫は苦手だというひとはもちろん、虫刺されアレルギーを持っている人や、小さなお子さん連れのファミリーも、虫がいないというだけでリスクが減り、キャンプやアウトドアを楽しめるでしょう。

空模様や景色を楽しめる

北海道のオートキャンプ場

寒い季節は空気が乾燥していて空気中の水蒸気が少なく、空気のゆがみも少ないので周辺の景色や空模様がはっきりときれいに見えます。

星空観察、双眼鏡や望遠鏡を使った野鳥や野生動物の観察なども楽しめそうです。

汗をかかない

夏のキャンプは汗をかくものであり仕方のないことなのですが、不快と感じる方も多いでしょう。しかし寒い季節なら汗をかくことも少ないので、顔や体のべたつきを感じることもなく快適に過ごすことができます。

ただ、重ね着しすぎて汗をかく場合もあるので、うまく体温調節をし、汗が冷えて風邪を引いてしまうことがないように注意しましょう。

あたたかな焚き火やお料理、飲み物がおいしい

キャンプの醍醐味は焚き火や食事。寒い冬は、あたたかな火に当たりながら、食べもの・飲み物をいただくのがいちばんの醍醐味!

鍋やBBQ、シチューやスープなどで体をあたためましょう。また、ホットワインや熱燗もおいしい季節です。お酒の飲み過ぎには気を付けましょう。

旬の食べ物がおいしい

北海道のオートキャンプ場

秋と言えば「実りの秋」。とれたてのお野菜や果物、魚やキノコ類などの食べ物がたくさんあります。キャンプする地域で旬の特産品をいただくのも楽しいです。

または、地元のおいしいものを持参し、キャンプでいただくのも盛り上がるでしょう。

北海道おすすめ!秋冬OKのオートキャンプ場5選

北海道のオートキャンプ場

ここからは北海道でおすすめしたい、寒い季節も利用できるオートキャンプ場をご紹介します。

いわないオートキャンプ場(岩内町)

北海道のオートキャンプ場

札幌市内から車で約1時間40分。積丹半島の付け根にある町「岩内町」の街と海を一望できるキャンプ場が「いわないオートキャンプ場 マリンビュー」です。

オートサイトからは海に沈む夕陽や昇る朝陽、街並の夜景が一望できます。岩内町の夜景は2018年に「日本夜景遺産」に登録された美しい眺め。キャンプが一層、楽しく盛り上がること間違いなしです。

北海道のオートキャンプ場

オートサイトのほか、コテージもあります。コテージの横には広いスペースがあるのでテントやタープを張って過ごしてもOK。夜はコテージで眠るとあたたかく過ごせます。

岩内は温泉街があり、日帰り入浴も可能です。また、道の駅には特産品の販売もしています。

いわないオートキャンプ場 マリンビュー

歌才オートキャンプ場「ル・ピック」(黒松内町)

北海道のオートキャンプ場

渡島地方のいちばん端にあり、海に近いながら海に面していない黒松内町。札幌市内から車で約2時間30分の場所にある町です。

「歌才オートキャンプ場 ル・ピック」は、黒松内町のシンボルである、国の天然記念物「自生北限の歌才ブナ林」に囲まれた自然豊かなキャンプ場。

北海道のオートキャンプ場

電源付・炊事場付・炉付 オートサイトは27サイト、フリーテントサイトが9サイト、バンガローが3棟ある広いオートキャンプ場です。

シャワー・コインランドリーのほかすぐ近くには「黒松内温泉ブナの森」があります。また、きちんと分別すればゴミを置いて行けるので、遠方の人でも利用しやすいでしょう。

歌才オートキャンプ場 ル・ピック

オートリゾート滝野(札幌市)

北海道のオートキャンプ場

札幌市内南区にあり中心部より車で約30分。平成6年に全国の国営公園で初めてのオートキャンプ場として開業しました。

日本オートキャンプ協会から、最高グレードの5つ星キャンプ場の評価がついています。充実したキャンプ場はオープン期間を通して予約がなかなか取れないほどです。

オートサイトは全区画AC電源付きで40区画、キャンピングカーサイトが23区画、フリーサイト55区画、そしてタイプ違いのキャビンが23棟と大変広いキャンプサイトです。

オートリゾート滝野

日高沙流川オートキャンプ場(日高町)

北海道のオートキャンプ場

札幌から車で約2時間。日高にある人気のキャンプ場です。沙流川沿いにあり、夏は川遊びや釣りなど川遊びが楽しめます。アスレチックやドッグランもあるので、ファミリーにもおすすめです。

北海道のオートキャンプ場

オートサイトは広さの違うタイプが100区画、フリーサイトも100区画、バンガローは2種類のタイプが14棟あります。バンガローは暖房がないので、秋の朝晩は寒いかもしれません。

日高町公式ウェブサイト

穂別キャンプ場(鵡川町)

北海道のオートキャンプ場

札幌市内から車で約1時間30分。鵡川町の川沿いにあるキャンプ場です。電源付きオートサイトが23区画、3種類の大きさのバンガローが20棟、フリーサイトもあります。

バンガローは8人~16人用3棟をはじめ、3人用ツリーハウス2棟など人数に応じて選べます。暖房がないので9月〜10月に入ると朝晩は寒いかもしれません。

センターハウスには売店や洗濯機、電子レンジなどが備えられ、車で約5分の所には「樹海温泉はくあ」という天然温泉があります。

むかわ町ウェブサイト

夏のトップシーズンを過ぎてもキャンプを楽しめる北海道のオートキャンプ場をご紹介しました。北海道の9月〜10月は暖房がなければテントはもちろん、バンガローなどの暖房設備のない場所で夜を過ごすのは寒くて難しいかもしれません。しっかり寒さ対策をして、秋・冬キャンプを楽しんでみませんか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。