オールウェザーブランケットとは?
「Grabber(グラバー)」社のオールウェザーブランケットとは、柔らかな毛布ではなくエマージェンシーシートのように銀色のシート部分が体温を反射し、温かさを保つものです。
開発元はNASA
NASA向けに開発されたテクノロジーを、一般商品用に応用したブランケットです。4層構造の素材で保温性、耐久性が高く、非常用として使うエマージェンシーシートよりも多種多様に使用できるため、キャンパーにも注目されている商品です。
キャンプに使える!
オールウェザーブランケットは、リッチな構造ながら軽くて薄い素材、保温性・耐久性の高さなどから、さまざまな用途があります。
寒さから身を守るブランケット機能のほか、テントのインナーシートとして、簡易的なタープとして、車から積み下ろしたキャンプアイテムを置く場所に敷くシートとしてなど、幅広く利用できます。
カラーは4色展開
カラーは、オレンジ・オリーブ・ブルー・レッドの4色展開です。サイズは、約152 cm×213cmと大きめなので、シートとして使う場合は大人が3人~4人が寝転がれるサイズでしょう。
オールウェザーブランケットの特徴
オールウェザーブランケットの特徴について説明します。
保温性が高い
NASAがー200℃にもなる宇宙空間でも使用できるように作られたものなので、保温性が非常に高く、4層構造になっています。
表面はプラスチックフィルム、続いて保温性の高いアルミニウムフィルム、そして強度が高いポリエチレンフィルム、最後に防水性の高いプラスチックフィルムという構造です。
用途が幅広い
四隅にはハトメがついているので、体に羽織ることはもちろん、グランドシートとして使用し地面からの冷気や湿気を防ぐことや、タープとして使うことも可能です。
また、車から荷物を下ろすときに敷く防汚シートとしても活躍するでしょう。丈夫で保温性の高い素材のため、用途は使う人によって広がるのではないでしょうか。
火には弱い
耐久性や断熱性、保温性はあるものの、表面はプラスチック製フィルムのため、耐熱性が弱い点もあります。焚き火のそばなどで使用するときなどは火の粉が飛んだだけでも簡単に穴が開くので、注意が必要です。
オールウェザーブランケットの多種多様な用途とは?
オールウェザーブランケットは体に羽織るだけではなく、さまざまな用途に使うことができます。どのような使い方があるのでしょうか。
キャンプやアウトドアでおすすめしたい、用途をご紹介しましょう。
テント下のグランドシートとして
オールウェザーブランケットは温かさを保ちつつ丈夫な素材なので、テントの下やテントのなかに敷く、グランドシートとして活躍します。四隅にあるハトメはペグダウンするのにも便利です。
ピクニックのレジャーシートとして
ピクニックのレジャーシートとしても活用できます。または、キャンプの際にタープの下に敷いて、お座敷スタイルのキャンプを楽しむ方にも使えるでしょう。
寒さ対策のブランケットとして
オールウェザーブランケットのその名の通りブランケットとして使用すれば、寒さから守ってくれます。
本来は体を保温するために使うことを目的に作られたものなので、銀色のシート面は体温の約80%を反射する効果があるのです。冷気や風から体を守る寒さ対策に、持っておきたいですね。
タープとしても使える
丈夫な4層構造であり防風・防水仕様のため、タープにもピッタリ。四隅のハトメでガイロープを付けたりペグダウンすることも可能でしょう。
荷物置き・荷物の防汚として
車から降ろしたキャンプギアを一時置く際の敷物として、また、キャンプ中にクーラーボックスなどのアイテムを置くときの汚れ防止対策としても活躍します。
キャンプアイテムを車に積み込むときの防汚・防水対策として敷いてもよいでしょう。
長く使うためのお手入れ方法
高品質なオールウェザーブランケット。できれば長く使いたいものですね。使った後のお手入れ方法について紹介します。
汚れた箇所の水拭きでOK
使用後に湿っていれば陰干しをし、完全に乾燥してからたたんで収納しましょう。また、汚れの気になる部分がある場合は水拭きをするだけでOKです。
激しく汚れた場合は水洗い後に干す
全体的に激しく汚れてしまった場合は、水洗いも可能です。洗濯機で洗っても大丈夫ですし、汚れの気になる箇所を部分洗いもできます。水洗いした後は、完全に乾くまでしっかりと干しましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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