関東近郊の星空が綺麗に見えるキャンプ場5選
星空観察に適しているキャンプ場は少ないです。とくに山中のキャンプ場であれば背の高い樹木で視界が悪くなってしまいがちで、背の高い樹木が少ない平野のキャンプ場は明るくて星空観察に向かないことがほとんど。
なかなかリサーチが難しいですが、都心からアクセスもよく、星空も綺麗に見られるキャンプ場を5つピックアップしました。ぜひ参考にしてください。
【茨城県】日川浜オートキャンプ場
都心から車で90分と好アクセスのオートキャンプ場。垣根でサイトが区切られているのでプライベートもしっかりと守られます。また、近くに日川浜海岸があり、昼間は海岸沿いで潮干狩りやサーフィンなども楽しめます。夜は街灯もなく周りもひらけているため星空いっぱいの夜空を満喫できるでしょう。
星空がより綺麗に見られる冬キャンプでは、ホットカーペットのレンタルも行っているので、寒い冬にはうれしいポイントです。電源付きのオートキャンプサイトは一泊3,000円から利用できます。
公式サイト:日川浜オートキャンプ場
【栃木県】森と星空のキャンプビレッジ
都心から車で2時間の、グランピング施設も完備されているキャンプリゾートです。自然豊かなサイトのなかには、大自然を活用したアスレチックやレーシングカートなど子供が楽しめるアトラクションが充実しています。
ファミリーにぴったりのキャンプ場で、星空案内人と呼ばれる専門スタッフがいるため、星空観察初心者でも楽しめます。
運がよければ、プラネタリウムのような夜空の世界を満喫できます。キャンプスペースとなる林間サイトは平日9,000円から、休日12,000円から利用できます。
公式サイト:森と星空のキャンプビレッジ
【群馬県】くりの木キャンプ場
渋川伊香保ICや赤城ICから10分から15分程度と、車でのアクセスに優れています。東西の高台と中央にある谷の地形を活かしたキャンプ場で、関東平野を見おろすことができます。場内の明かりも最小限にしてあるので、夜景と夜空の両方を楽しめるでしょう。オートサイトが一人あたり5,000円から、スモールサイトは3,000円から利用できます。
公式サイト:くりの木キャンプ場
【埼玉県】堂平天文台「星と緑の創造センター」
堂平山の山頂にあるキャンプ場です。山頂がひらけており、天文台も併設されているため、夜景と星空を楽しむならここ!という場所です。天文台で星空講義を受けながらの星空観察も、非日常体験としておすすめです。
施設利用料(一人当たり)1,100円に加え、テントサイト利用料(一人当たり)550円がかかります。
公式サイト:堂平天文台「星と緑の創造センター」
【神奈川県】西丹沢 大滝キャンプ場
東京から車で90分と、アクセス良好なキャンプ場です。河原沿いのキャンプ場のため、鮎のつかみ取り体験などの川遊びが満喫できます。焚き火も可能で、夜は川の音を聞きながらゆっくりと夜空に広がる満点の星を堪能しましょう。区画サイト・フリーサイトともに一泊5,500円から利用できます。
公式サイト:大滝キャンプ場
星空を綺麗に見るためのコツ
星空を楽しみにキャンプに来たのに、きれいな星が見えなかったら残念です。じつは星空を満喫するには、いくつかのコツがあります。ここでは、夜空に満天の星空を楽しむためのコツを紹介します。
人工的な明かりを避ける
キャンプ場にライトなど、人工的な明かりがある場合は避ける必要があります。都内のキャンプ場や住宅、ビルなどが近隣にあるキャンプ場は星空観察に向きません。キャンプで星空観察をする場合は、都心から離れた田舎や山中にあるキャンプ場がおすすめです。
どうしても、明かりを避けられない場合は明かりから背を向けたり、手で光を隠したりし、目に光が入らないように工夫をしましょう。
満月を避ける
月明かりにも注意しましょう。月明かりは、満月の日・半月の日・三日月の日・新月の日によって、それぞれ明るさが異なります。新月だと天の川が肉眼で見えるのに、満月だと天の川が肉眼で見えないなんてことも。キャンプで星空を楽しむ場合は出発する前に、月の満ち欠けをリサーチをし、日程を決めるようにしましょう。
季節を考える
星空観察には季節も重要です。星空が一番きれいに見える季節は冬。なぜなら、星空は乾燥している方が大気中の水蒸気が少ないためはっきりと見えるからです。きれいな星空を見るためには、湿度の高い夏ではなく、乾燥している秋・冬にキャンプに行くことをおすすめします。
目を暗闇に慣らす
目を暗闇に慣らすのもポイントです。人間の目は暗闇に慣れるのに大体10分から15分ほどかかります。星空を見始めてから10分間は、目をスマートフォンや街灯に向けるのをやめましょう。どんどん星空がはっきりと見えるようになります。
視界がひらけた場所を選ぶ
山中のキャンプ場の場合、背の高い樹木に囲まれていることがあります。その影響で視界が悪くなり、星空を満喫することができないなんてことも。せっかく都心から離れて星空観察を楽しむのであれば、視界がひらけた場所を探し、空いっぱいに広がる星を堪能しましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。