アウトドアでうまいビールを飲むための5箇条
キンキンに冷やす
まずはビールを冷やさなくちゃ始まらない!缶ビールを冷やす王道の方法は、やはりクーラーボックスに氷を入れるというもの。
実はこのとき、氷だけじゃなく水も一緒に入れる方がより早く冷えることが分かっています。お祭りで飲み物を売っている屋台のような感じですね。
また、クーラーボックスには缶ビールをギュウギュウに詰めすぎず、適度に余裕を持たせる保冷効果が長持ちします。
保冷剤を使用する場合は、上下左右を凍らせた保冷剤で挟み撃ちすると冷え冷えが長く続きますよ。クーラーボックスを直接地面に置かない、開けっ放しににないなども要注意事項です。
また、山の頂上などでビールを飲む人がよくやる方法に、「缶ビール自体を凍らせる」というやり方もあります。
破裂する心配もありますし、溶けきっていないと美味しく飲めないのであまりおすすめしませんが、連泊キャンプするときの2日目用などにするのはいいかもしれません。
缶のまま飲まない
ビールは工場で缶やビンに詰める際、炭酸が抜けないよう少し多めにガスを入れています。
缶のままビールを飲むと、余計なガスを一緒に飲んでしまい、おなかが膨れた感じがするだけでなく、雑味も感じやすいんだとか。
グラスやタンブラーに注ぐことで、適度にガスが抜け、飲み口も良くなります。
また、注いで泡が立つことで香りも立ち、まろやかな味わいに。きめ細やかな泡はビールの酸化を防いでくれるフタの役割もあり、最後まで美味しさを保ってくれます。
保冷タンブラーを使う
ビールを注ぐ器は、おうちであれば冷やしたグラスが一番かもしれませんが、アウトドアでは落としても割れにくく、保冷効果があるタンブラーがおすすめ。
真空断熱2重構造になっているステンレスものは特にビールがぬるくなりにくく、温かい飲み物にも高い保温効果を発揮してくれます。
チタン製や2重になっていないステンレスのタンブラーでもOKです。
チタンやステンレスは、普通のグラスに比べると4〜6倍の保冷効果があり、2重構造のものよりかさばらないのもいいところ。
タンブラーはかっこいいデザインがたくさんあるので、缶のまま飲むより写真映えもしますよ♪
注ぎ方にこだわる

出典 日本ビール株式会社
美味しいビールを注ぐ方法に、「三度注ぎ」というものがあります。ビールをグラスに注ぐとき、みなさんは最初からグラスを傾けていませんか?
三度注ぎでは、グラスをまっすぐ立てたまま、高い位置から勢いよくビールをグラスの半分くらいまで注ぎ、泡を作ります。
こうして作られた泡はきめ細やかで、一度で注いだときの泡よりも長持ちします。この泡が、ビールの酸化を抑え、香りをしっかり閉じ込めてくれるんですね。
泡がおさまり、グラスの半分程度になったら、2回目をグラスの縁からそっと泡の下に注ぎます。グラスから1cmほど泡が盛り上がるように注いで、また少し待ちます。
泡がグラスの縁より下に下がる前に、最後の継ぎ足しをして、泡が2cmほど盛り上がれば完成!ビールの醍醐味である苦みと芳醇な香り、のどごしを楽しみましょう!
ビールに合うおつまみを用意
ビールが進む美味しいおつまみもマスト!
ナッツやジャーキーなどの乾きものでもいいんですが、せっかくのキャンプやバーベキューなら、アウトドア料理と一緒に楽しみたいですよね。
それも、凝ったものではなく、飲みながら作れるカンタンなものがベスト。お肉や海鮮の串焼き、トウモロコシやしいたけなどの野菜は、焼くだけで美味しい!
アヒージョや焼きカマンベールなども意外と簡単にできてオススメです♪
ビールが冷えてない!速攻で冷やす方法は?
冷えたビールが入手できなかった!今から冷やしたらいつ飲める?そんなとき、即キンキンに冷やす方法があります。

出典 ビールのチカラ
それは、氷水の中で缶ビールを2〜3分間回転させること。氷水に塩を入れるとさらに温度が低くなります。手が冷たくて大変な場合は専用の便利なアイテムもありますよ。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。