【東北】宮城県北部 涌谷城の桜並木
宮城県北部に位置する遠田郡涌谷町。この町を流れる江合川にそってつづく桜並木が有名です。車で通過すると桜のトンネルと、きらめく江合川の景色が楽しめるスポットです。
桜並木のすぐそばには涌谷城跡を整備した城山公園があり、約500本の桜が咲き誇ります。
ここでは、ソメイヨシノ・シダレザクラ・ヤマザクラなどのほかに、フワフワとしたかわいらしい八重咲きの桜、泰山府君というサトザクラの一種を見ることが可能。
また、涌谷城跡は山本周五郎の名作「樅ノ木は残った」とも関係の深い城で、歴史好きにもおすすめです。
住所:宮城県遠田郡涌谷町涌谷字下町3番地の2
【関東】神奈川県横浜市 海軍道路桜並木
海軍道路は神奈川県横浜市瀬谷区に位置する全長2850mにおよぶ直線道路。もとは、昭和15年ごろにあった「横須賀海軍資材集結所」のための道路でこれが名前の由来です。
桜の開花時期には約3kmに及ぶまっすぐに伸びた道が、巨大な桜のトンネルに変わるさまは圧巻です。
この桜並木が巨大に見えるのは、海軍道路の周りが広場になっており、加えて桜自体も樹齢が古い背の高い木が多く、壮大な桜のトンネルができあがるためです。
この桜のトンネルを見に多くの人々が訪れます。開花時期は海軍道路は渋滞が予想されますので、余裕を持ったスケジュールで臨みましょう。
また、海軍道路から車で10分圏内にはショッピングモールのグランベリーパークがあり、モンベル・スノーピーク・グリーンサミットなどのアウトドアショップが充実しています。
お花見ドライブを楽しんだら、お花見キャンプの予定をグランベリーパークで考えてみるのもいいかもしれません。
住所:神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷町
【東海】静岡県賀茂郡河津町 河津七滝ループ橋の河津桜
「伊豆の踊子」の舞台として有名な静岡県河津町。ここにある河津七滝ループ橋(かわづななだるるーぷきょう)は、大きな二重螺旋構造の特徴的な道路です。
ループ橋の中心には河津桜が植えられており、桜の小山を周回しながらドライブでき、夜はライトアップされ、河津七滝ループ橋の景観と相まって幻想的な雰囲気が楽しめます。
河津桜はほかの桜に先駆けて、2月末~3月上旬に濃いめのピンク色の花が咲くのが特徴。
例年、河津町では河津さくらまつりが開催され、河津七滝ループ橋をはじめ、さまざなスポットで河津桜を楽しむことができます。
住所:静岡県賀茂郡 河津町笹原72-12
【関西】滋賀琵琶湖 海津大崎
日本最大の湖・琵琶湖の北端にある海津大崎。その湖岸約4kmにわたって800本あまりのソメイヨシノが咲き誇ります。
桜並木に沿ってドライブコースが通っており、お花見ドライブを楽しむことができます。
また、琵琶湖ではレイクカヤックを実施しているツアー会社があります。湖上なので混雑を気にせずゆっくりとお花見ができ、桜を間近に楽しむことができるのでおすすめです。
住所:滋賀県高島市マキノ町海津
【山陰】島根県 チェリーロード(佐波・野波間)
島根県松江市の佐波から野波間の道路はチェリーロードと呼ばれ、「新・日本街路樹百景」に選ばれるなど、全国的にも有名な桜の名所です。
日本海に面しており、約5㎞にわたって桜700本が植えられ、開花時には桜のピンクと海のブルーに彩られたすばらしいドライブコースになります。
また、チェリーロード周辺にはキャンプ場もいくつかあるので、キャンプにいく途中のお花見ドライブにおすすめです。チェリーロードは山道なので、運転にはくれぐれも気をつけてください。
住所:島根県松江市島根町加賀佐波~野波
【四国】高知県 室戸広域公園
高知県室戸岬のほど近くにある公園です。広大な敷地に野球場やスケートパークなどを有する公園で、地元では桜の名所としても知られています。
公園内には河津さくらやソメイヨシノなど、2000本もの桜が植えられています。うれしいことに、種類がことなる桜が植えられていることで、2月~4月と長い期間桜を楽しむことができるのが魅力。
例年、むろと2000本さくら祭りが開催され、多くの人々でにぎわいます。
住所:高知県室戸市領家800
【九州】福岡県の矢部川河川敷
福岡県八女市を流れる清流矢部川。その河川敷に植えられた桜並木が3月下旬ごろから見ごろを迎えます。
どこまでも続く桜並木とのどかな田園風景、さらに遠くにみえる山々の景色も相まって、日本の原風景ともいえる景色を見ることができます。
河川敷沿いは道路が走っているため、お花見ドライブができますが、開花期間中は徒歩でお花見をしている方も多く、道路も広くはないので、スピードはひかえめにしましょう。
また、矢部川の源流には景勝地・日向神峡があり、そちらも桜の名所として有名です。奇岩・巨岩がそびえたつ中、可憐に咲く桜は息をのむほどの美しさです。
住所:八女市宮野 矢部川沿い
矢部川源流にある「グリーンパル日向神峡」についてもこちらで紹介しています。
【2022年 お花見キャンプ 九州編】自慢の桜をたっぷり味わえるおすすめキャンプ場
※この記事の情報は、2022年2 月現在の情報です。内容が変更する場合もありますので、最新の情報を確認するようにしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。