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環境保護を仕事とするために就職を考えている学生が参加する「環境インターン」。学生のうちに、環境インターンに参加して、環境保護の専門的な知識や仕事としての環境の関わり方について経験してみませんか?環境インターンについて詳しく紹介します。

環境保護とインターン

環境保護 インターン

環境保護を仕事として就職したいと考えたとき、どのような業種で、どのようなことを行うのか、なかなかイメージがつかないのではないでしょうか。

学生のうちに環境インターンシップに参加することで、社会の一員として環境に関する仕事を経験することができます。

環境インターンシップとは?

インターンシップとは、学生時代に就業体験を一定期間行うことです。

環境分野の就業体験を行う環境インターンシップに参加することで、環境に興味のある学生が企業やNGO、NPOなどで働き方を知る機会になります。

パタゴニアが行う環境インターンシッププログラム

環境保護に力を入れているパタゴニアでは、社員に環境団体で就業経験する機会を与えています。

最長2ヶ月間、パタゴニアの社員として給与と福利厚生が保証されたまま、社員が選んだ環境保護グループに参加することができるのです。

受け入れる環境保護グループにとっては貴重なボランティア要員となり、期間を終えてパタゴニアに戻った社員はインターンシップでの経験を自社での活動に活かせるというわけです。

多くのインターン制度が学生を対象としている中で、こうした社会人のインターンシッププログラムを採用していることからもパタゴニアの環境保護への情熱がうかがえます。

 

環境保護に関するインターンにはどんなものがある?

環境保護 インターン

環境インターンを行う団体や参加する人、さらに、就業体験するにあたって勤務形態はどうなるのかについて、実際の企業や行政機関を参考に紹介します。

環境インターン制度について

環境インターン制度は、企業、行政機関、NGOやNPOなどで行われています。

実施日数や応募条件は団体によってさまざまで、環境インターンの経験を通して、将来環境保護を担う人材を育成します。

どのような人が参加している?

環境インターンに参加しているのは、環境について学びたい人や専門知識を深めたい人、環境保護に就職する前に実際に仕事内容を経験してみたい人などです。

参加したい人は、環境インターンを募集している団体に申し込み、書類審査や面接を行い選考されるのです。

採用された人が一定期間、その団体の一員として環境インターンを経験することができます。

環境インターンに参加することで、知識や経験を得るだけではなく、実際に働いている人やさまざまな業種の方と交流できることも魅力です。

環境インターンはどのような勤務形態で活動するの?

ある一般企業の例では、柔軟な働き方でインターンシップに参加できます。

学業やアルバイトとのバランスを考えながら参加したり、長期休みや短期間に参加したり、就業時間も希望に応じて参加可能です。

報酬や交通費などは支給されませんが、インターンシップを経験後、アルバイトとして有給で働く人もいます。

行政機関のひとつ、環境省はオンラインで開催しています。2~3日の実施日数で、報酬や交通費などは支給されません。

また、あるNPO法人では、半年程度以上、9時30分~17時30分、もしくは半日就業します。報酬や交通費などの支給はありません。

このように、団体によって勤務日数や時間もさまざまです。自分に合った勤務形態を選択できるインターンシップに参加してみましょう。

学生は海外で経験!環境インターン留学

環境インターンは国内だけではなく海外でも経験できます。

時間がある学生のうちに環境インターン留学をすることで、海外で環境についての専門知識を学べるだけでなく、英語力を向上させることもできます。

さらに、インターン留学には世界中からさまざまな人種が参加するため、多様な文化、価値観を体験できることも魅力です。

環境保護のインターンシップに参加する方法

環境保護 インターン

環境インターンシップに参加してみたいと考える方も多いのではないでしょうか。そこで実際に参加する方法について紹介します。

募集している団体を探そう

環境インターンは行政機関、企業、NGO、NPOなどで募集しています。

それぞれ、参加できる条件や採用方法、仕事内容が違うので、どの業種でどのような仕事内容を経験したいか、プログラムはどのような内容で組まれているか、比較することをおすすめします。

自分が興味を持つ団体があったら、積極的に問い合わせしてみましょう。

インターンを受け入れる団体の特色を知っておこう

環境インターンを行っている団体によってさまざま特色があります。

まず参加方法ですが、大学からの斡旋が条件のところもあれば、インターン生自ら応募して選考に合格すれば参加できるものもあります。

勤務形態については、長期インターンや短期インターン、実際に企業に出向いて働く形やオンライン開催などがあります。

インターンの内容については、専門知識を深める内容のものもあれば、PCスキルや事務能力、行動力を求められるケースもあります。

インターンを通して何を学びたいのか、どのような経験をしたいのか、考えを整理しておくといいですね。

インターンでの貴重な経験は、その後どのような業種に就いたとしても、きっと役立つことでしょう。

環境インターンに参加できる条件は?

団体によって、環境インターンに求められる条件は違ってきます。

例えば、環境省は国家公務員の仕事に興味がある人を求めているため、環境に関する予備知識は特に必要ありませんが、一般企業やNPOでは、その業種に興味がある人を求めるケースが多くなります。

中には、「進んで行動できる人」というように、個人の特性を条件に加えている団体もあります。

このように、インターンの内容によって求められているスキルや条件が異なります。

環境インターンシップに参加することで、環境への専門的知識を深めることができ、さらに、その分野における社会との繋がりを実際に経験できることも魅力です。将来、環境分野で活躍したいと考えている人は、環境インターンを利用して環境への理解を深めてみませんか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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