ボディボードのリーシュコードとは
あまり目立たないアイテムですが、リーシュコードはボディボードと自分をつないでくれる大事なアイテムです。リーシュコードの役割は大きく分けて2つあります。
- 波に巻かれたときにボードが流されないようにする
- ボードが周りの人にぶつかってケガをしないようにする
自分と周りの人たちの安全のために、リーシュコードはぜひ付けてくださいね。
ボディボードのリーシュコードの種類
ボディーボードのリーシュコードは、装着する場所によって2つのタイプがあります。それぞれの特徴について解説していきます。
手首に装着するリストタイプ
リーシュコードを手首につけるタイプ。ボディーボードを購入する際についてくるリーシュコードは多くがこのリストタイプです。
ボードの上で波待ちをしているときに、リーシュコードが身体に当たらないので邪魔に感じることが少なく、ボードと離れた時にボードと自分が接触しづらいのがメリット。
しかし、手首につける分リーシュコードの長さが長くなるので、波に巻かれボードが持っていかれた時に手首の負担は大きくなるので注意が必要です。
腕に装着するアームタイプ
二の腕の上部につけるタイプ。最近では、アームタイプのリーシュコードも増えてきています。身体とボディーボードの距離が近くなるので、波に巻かれても素早くボードを引き寄せることができます。
また、パドリングの時にリーシュコードが邪魔になりにくいメリットもあります。プロのボディボーダーに多く使われているのはアームタイプです。
ボディボードのリーシュコードの寿命は?交換時期や方法
リーシュコードの寿命・交換時期
ボディボードの使用頻度や保管の仕方にもよりますが、一般的に3〜5年程度でリーシュコードを交換した方がいいといわれています。
劣化に気付かず、ボディボードが波の勢いで離れてしまうと思わぬ事故につながってしまうことも。
リーシュコードは、車で例えるとシートベルトのようなアイテムです。普段は重要性をなかなか感じづらいと思いますが、万が一のために定期的な点検や交換はおこないましょう。
普段からボディボードに乗る前にはリーシュコード以外にも、プラグと呼ばれるボードとリーシュコードとの接合部分や、手首や腕に固定するバンドの劣化がないか確認すると安心です。
リーシュコードの交換は自分でできる?
リーシュコードの交換はボードとリーシュコードのつなぎ目となっているプラグが壊れていなければ、自分でも簡単に交換できます。
ネットやショップでリーシュコードを購入してプラグにしっかりと取り付けます。取り付けたあとに、強く引っ張るなどして外れないことを確認しましょう。
プラグが壊れている場合は、根本部分から取り外し、新しいプラグを取り付けるところからの作業になります。
プラグをはじめての交換する場合はショップに頼むのがおすすめ。プラグとリーシュコードを購入すれば付けてくれるお店が多いので、頼んでみましょう。
もちろん、自分で取り付けることも可能です。プラグが付いていた穴へ新しいプラグをしっかり差し込むことが大切です。
差し込むときに、曲がってしまうと水が隙間に入ってきてしまったり、プラグが抜けてしまう原因になることも。まっすぐに差し込むように慎重に取り付けましょう。
ボディボードのリーシュコードの選び方
初心者や腕の細い女性は腕につけるアームタイプはバンドがズレやすいため、手首につけるリストタイプがおすすめです。
サーフィンもリーシュコードがありますが、ボディーボードとはつける位置が違うため、必ずボディボード用のリーシュコードを購入しましょう。
リーシュコードもさまざまな種類が出ているので、ついかわいいデザインを選びたくなってしまいますが、自分が付けたい位置のタイプのものを選ぶようにしましょう。
また、リーシュコードは使わずに置いておくだけでも劣化していきます。交換する際には新品のものを購入して安全に波乗りを楽しみましょう。
初心者におすすめのボディボードのリーシュコード
今回は自分で購入する際のおすすめリーシュコードを3つご紹介します。ぜひ参考にして下さいね。
CUTICATE リーシュコード
手首につけるリストタイプ。コイルがコンパクトになり絡みづらいコイルタイプはおすすめのリーシュコードです。
プラグはありませんが、リーズナブルなので初心者でも気軽に購入できます。
Pride.m リーシュコード
腕につけるアームタイプ。目を惹く華やかなデザインがかわいいですね。毎年さまざまなデザインが更新されるので、きっとお好みのリーシュコードが見つけられます。
COSMIC SURF リーシュコード
人気ブランドのCOSMIC SURFのリーシュコード。手首にも腕にも付けられるリーシュコードなので、両方試してみたい方におすすめのアイテムです。