釣りの種類ごとに釣竿は変わる
釣り竿を選ぶのであれば、まずは何をどのように釣るのかを決めましょう。
初心者でも簡単に始められる釣りは色々あるのですが、釣りをする場所や狙う魚次第で使う釣り竿が違ってくるからです。
初心者がチャレンジしやすい釣りといえば、
- サビキ釣り
- ちょい投げ
- 投げ釣り
- ルアーフィッシング
といったものがおすすめ。そこで今回はそれぞれの釣りの特徴とオススメの釣竿をご紹介していきます。
釣り入門に最適なサビキ釣り
釣りの初心者が楽しむには最適な釣りが「サビキ釣り」。シーズンを間違えなければ初心者やお子様などファミリーで出かけても楽しめる安定の釣りです。
釣り方
基本的には足場の良い堤防や漁港が釣り場です。竿にサビキ仕掛けを付けて、上下させコマセを撒いて魚を寄せて釣ります。
群れを足元に集めるのがコツです。
サビキ釣りにおすすめの釣竿
サビキ釣りでは上記の通り、常に釣り竿を上下させますので、軽い釣竿ほど扱いが楽です。
魚がスレていると足元までよってこないこともありますので、出来るだけ軽くて長い竿が有利です。
【低価格】プロマリン(PRO MARINE) PG ミニパックサビキ 240
2.4mで121g、軽いので長時間釣りをしていても快適。竿先の柔らかさもあるので小アジなどでもしっかりと食い込みバラシが少なく、片付けると42㎝の寸法で収納もしやすいですね。
【高コスパ】ダイワ(DAIWA) 磯・波止釣りロッド リバティクラブ磯風 遠投・K 3-53 遠投・K
5.3メートルで315gありますが、今まで届かなかったポイントに届きます。スレ気味で堤防の足元まで魚が寄ってこない時などにこの長さが役に立ちますし、黒鯛やグレなどを狙うフカセ釣りにも使用できます。
投げ竿などと比べるととても軽いので、使いやすくおすすめです。
万能選手ちょい投げ釣り
「ちょい投げ」という釣りは、遠投するのではなく、近場に軽く投げておこなう投げ釣りのこと。
特別難しい部分はありませんので、「何でも良いから釣れれば良い」という釣り初心者やお子様でも楽しめることでしょう。
ターゲットになる魚種は、ハゼ、キス、メゴチ、ベラ、カレイなど。
釣り方
割とのんびりした釣りになりますので、こまかな決まり事などはありません。堤防や砂浜などから軽く数メートル仕掛けを投げ入れ、当たりを待ちます。
ちょい投げにおすすめの釣竿
敷居の低い釣りなので専用に設計された釣竿というものはありません。
今回は低価格でちょい投げにおすすめの釣竿として、初心者が扱いやすい、釣りをしやすいという条件から選びました。
【低価格】サンライク(SANLIKE) 投げ竿 コンパクトロッド
本格的な投げ竿とは違ってコンパクトなため、軽めの重りを使用して力がなくてもキャスティングがしやすい竿です。
力まず軽めに投げて、徐々に飛距離を伸ばすようにしてみましょう。
【高コスパ】ダイワ(DAIWA) ちょい投げ・振出投げ竿 リバティクラブ ショートスイング 15-330
キスやカレイに!投げ釣り
こちらは「ちょい投げ」よりも一歩進んだ「投げ釣り」です。
より遠くに飛ばすことで魚の居場所を効率よく探ることができるので、投げ釣りで人気のキスやカレイなどの数釣りができるかもしれませんよ。
難しくはないですが、まったくの初心者の場合には初めに少し投げる練習が必要かもしれません。
釣り方
堤防や砂浜から天秤のついた投げ釣り仕掛けを遠投し、仕掛けを回収しながら沖から手前に海底を探っていく釣りになるため、飛距離が釣果に影響することも珍しくありません。
投げ釣りにおすすめの釣竿
投げ釣りには遠投が必要です。遠投する場合は長さがある方が良く、投げ釣りの竿は4m以上の長さのものが多いのですが、長すぎると扱いがむづかしくなるため体格に合わせて選ぶ必要があります。
【低価格】プロマリン(PRO MARINE) PG サーフレンジャー 20-360
こちらの竿は3.6mと短め。ファミリーでの使用や長い竿の扱いに自信がない方におすすめです。
汎用性も高いのでいろいろな釣りに応用も可能です。
【高コスパ】ダイワ(DAIWA) 振出投げ竿 リバティクラブサーフT・K 25-450L・K
投げ竿で遠投するにはたらしを長くとって投げる必要があります。長い竿をコントロールする腕力と技術が必要になりますが是非チャレンジしてみてください。
遠くに飛ばせることで釣果がまったく変わることもよくありますよ。
アジやメバル小型魚のルアー釣り
エサ釣りも楽しいものですが、ルアーフィッシングにも挑戦してみてはいかがですか?小型のアジやメバルなどは漁港などで比較的簡単に釣ることができます。
ルアーフィッシングの釣り方
重りや針、餌の代わりにルアーを付けて、竿を動かしたりリールを巻き取ることでルアーに動きを付けて魚を釣ります。アジやメバルなど、地磯はもちろん漁港や堤防など身近な場所で釣ることができます。
ルアーフィッシングにおすすめの釣竿
小型のアジやメバルのルアーフィッシングではいろいろな竿が販売されていますが、長さ2m前後、適合ルアーウェイト7g前後のものを選びましょう。
【低価格】ルアー ロッド Rock Master TWIN 7’0/7’6
長さの違う穂先が2本ついていて、2.1mと2.28mに長さを変えて使うことができます。穂先を破損してしまった時の替えにもなるので安心です。
【高コスパ】ダイワ(DAIWA) メバリングロッド メバリングX 74UL-T
軽いルアーを扱えるしなやかさと予想外の大物がかかった時の強さを兼ね備えています。
小型魚のルアーフィッシング全般に使用できるのはもちろん、秋のエギングに流用することも可能です。
月下美人シリーズのような洗練されたデザインなので外観にこだわりのある方にもおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。