口永良部島の紹介みどころ
口永良部島のみどころはなんといっても雄大な火山のパノラマです。
仁田尾山 、三角点山、古岳、新岳の4つの火山がありますが、現在は入山規制中のため入山はできません。
気象庁は、新岳火口からおおむね2㎞以内は噴石のおそれがあるので注意するようにとの警戒情報を発令しています。
口永良部島では野生の鹿や放牧された牛たちにいたるところで出くわします。
また、珍しいエラブオオコウモリが生息しており、国指定天然記念物に指定されています。
深夜に耳をすますと国指定天然記念物エラブオオコウモリの鳴き声が聞こえてくるはずです。
口永良部島でのトレイルランニング
気象庁の地図の赤い枠内(新岳火口から2㎞の範囲)は噴石の危険があるため、立ち入り制限区域に指定されています。
本村から田代、寝待、湯向にかけて起伏の激しいトレイルランニングが楽しめるコースです。
島内にある5つの主な温泉地を巡りながらトレイルランニングをお楽しみください。
トレランしながら口永良部島の温泉巡り
火山島である口永良部島には良い温泉がたくさんあります。
口永良部島の形は、ひょうたん型をしており、長さは約12㎞、幅は約5㎞。
トレイルランニングで周るにはピッタリの大きさですね。
島内にはいたるところに魚釣りのポイントも点在しており、温泉巡りだけでなく、魚釣りをしながら周っても楽しそうです。
口永良部島の温泉
【本村温泉】
本村温泉はフェリーが到着する口永良部港近くの本村集落にある温泉です。
37.8°Cの源泉かけ流しの湯船と、加熱した湯船があります。
湯船から噴煙をあげる新岳のパノラマが楽しめるロケーション。
入浴時間:17時~20時 [定休日:月曜日]
入浴料金:300円(子ども100円)
【西ノ湯温泉】
西ノ湯温泉はフェリーが到着する口永良部港から北へ1.5㎞ほどの海辺にある温泉です。
本村集落の宿からランニングでちょっとした峠道を越えて5分ほどの距離、ゆっくり往復しても20分ほどです。
潮の満ち引きで湯面が上下します。
入浴時間:24時間
入浴料金:200円(子ども100円)
【寝待温泉】
寝待温泉は、西ノ湯温泉から東へ直線距離で4㎞ほど行った寝待地区の海辺にある共同浴場です。
共同浴場の周辺に湯治客向けの借家(湯治小屋)が数軒点在しています。
湯治小屋は一泊1,000円(素泊まり)。
入浴時間:24時間
入浴料金:200円(子ども100円)
湯治小屋の予約:公民館 電話0997-49-2255、月と木曜日の午前中のみ受付
【湯向温泉】
湯向温泉は、寝待温泉から南東方向へ直線距離で2㎞ほどの場所にある温泉です。
実際には山道を走って7㎞ほど距離があります。
距離的にもロケーションもトレイルランニングにピッタリ。
近所に民宿が数軒あります。
泉質:含硫黄泉・ナトリウム・塩化物温泉
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛
入浴時間:24時間
入浴料金:200円(子ども100円)
口永良部島のおすすめの宿
民宿「金岳」
口永良部港の近くにある民宿「金岳」。
畑の野菜や海の幸が味わえる宿として人気があります。
近所にある本村温泉の無料入浴券がもらえます。
電話:0997-49-2605
住所:口永良部島1465-3
1泊2食:7,000円
民宿「がじゅまる」
口永良部港から徒歩1分、2007年に開業の比較的新しい民宿です。
「伊勢海老のクリームコロッケ」が自慢料理。
芸能人もよく利用する民宿とのことです。
電話:0997-49-2168
住所:口永良部島513
1泊2食:7,000円
民宿「くちのえらぶ」
西ノ湯温泉と寝待温泉の間に位置する民宿「くちえらぶ」。
二十歳代で移住してきたご夫婦が営む民宿です。
晴れた日には宿から硫黄島が見えます。
電話:0997-49-2213
住所:口永良部島1698-92
1泊2食:7,500円
民宿「あぐり」
湯向温泉にある民宿「あぐり」。
「あぐり」という屋号は曾祖母の名前からとっています。
24時間入れる温泉で疲れを癒してください。
料理の準備があるので前日までの要予約。
電話:0997-49-2033
住所:口永良部島1736-9
1泊2食:6,500円
口永良部島へのアクセス方法
口永良部港へは屋久島からフェリーを利用します。
片道約1時間40分、1日1往復。
奇数日と偶数日でフェリーの発着時間が変わります。
奇数日
屋久島(宮之浦港)13時00分発⇒口永良部港14時40分
口永良部港15時10分⇒屋久島(宮之浦港)16時50分
偶数日
屋久島(宮之浦港)8時10分⇒口永良部港9時50分
口永良部港10時30分⇒屋久島(宮之浦港)12時10分
フェリー運賃
大人:一等 4,220円 二等 2,100円
子供:一等 2,100円 二等 1,050円
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。