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雪中キャンプに寒さはつきものですが、寒くて眠れないのは避けたいですよね。雪中キャンプを快適に過ごすためには、テントに敷くマットが重要です。この記事では、雪中キャンプにおけるマットの役割と敷く順番、おすすめの商品を紹介します。

雪中キャンプのマットの役割は2つ

雪中キャンプ マット

雪中キャンプにおけるマットの役割は以下2つです。

底冷え対策

マットはテント内の底冷え対策としての役割があります。マットを敷かなければ、寝袋を使ったとしても、すぐに体温を奪われ寒さに震えることに。とくに雪中キャンプで悩まされることの多い底冷えも、断熱性があるマットを使うことで地面からの冷気を防いでくれます。

地面の凹凸対策

雪中キャンプでは、テントサイトが凸凹に圧雪されていたり、砂利が敷かれていたりすることがあるため、マットは必須です。寝袋で寝る場合もマットを敷くことで、凸凹からの影響を軽減してくれます。クッション性の高いマットなら、より寝心地のよい空間を作れるでしょう。

 

雪中キャンプでマットを敷く順番は?

雪中キャンプ マット

テント内の敷物として必要なのは、下記の3つです。

  • グランドシート
  • インナーシート
  • マット

ここでは「マットを敷く順番」と「シートの役割」について解説します。

マットは最後に敷く

基本的にマットは、テントの床部分を含めた下から4番目、最後に敷きます。テント内の敷物の順番は以下を参考にしてください。

(いちばん下から順に)
①グランドシート→②テント→③インナーシート→④マット

マットの上に寝袋を敷いてテント内の寝床が完成します。断熱性やクッション性が足りない場合は、マットを2枚重ねるのもおすすめです。

マットの下に敷くシートの役割

グランドシートとインナーシートはマット同様、防寒や凸凹対策ができますが、それ以外にテントを守る役割もあります。

グランドシートは地面のとがった石や枝による傷や破れ、インナーシートはテント内で発生する傷や汚れなどからテントを守ります。

グランドシートはテントよりも大きいサイズのブルーシートで代用してもよいでしょう。インナーシートは、テントの床と同じサイズが理想のため、純正品を用意するのがおすすめです。

雪中キャンプで使うマットの選び方

雪中キャンプ マット

雪中キャンプで使うマットの選び方は4つです。

①断熱性(R値)が高いもの

マットの断熱性は「R値」で判断できます。R値の数字が大きいほど断熱性が高いです。氷点下の雪中キャンプで使う場合は、R値4.5以上のマットがおすすめ。氷点下にならない冬キャンプで使う場合は、R値3~4程度が適正値といわれています。断熱性の表示がない場合は、なるべく厚めのものを選びましょう。

②クッション性があり厚みのあるもの

クッション性はマットの厚みや素材で判断できます。マットが厚いほどクッション性が高く、地面の凸凹を感じにくいです。エアマットやインフレーターマットなど、空気の層が多いマットは雪中キャンプで寝心地のよさを実感できます。

③収納サイズもチェック

マットを広げた際のサイズも大切ですが、収納時のサイズも意識して選びましょう。雪中キャンプは衣類や防寒グッズも増えるため、荷物が多くなります。車の積載量に余裕がない場合は、小さく収納できるものがおすすめです。

④設置・撤収しやすいもの

雪の中での設置撤収作業は時間がかかります。なるべく設置撤収に手間がかからないものを選びましょう。バルブを開けるだけで自動的に膨らむもの、逆止弁付きで容易に空気が抜けるものもあります。設置撤収方法まで確認して選びましょう。

 

雪中キャンプのおすすめマット5選

雪中キャンプ マット

雪中キャンプにおすすめのマットを紹介します。

THERMAREST(サーマレスト) | アウトドア マットレス

R値6の断熱性を誇るマットです。バルブを開くと自動で膨らむため、設置も簡単。マットの厚さが5cmあるので雪中キャンプでも冷気をしっかりと遮断し、底冷えしません。雪中キャンプで快適な寝心地を求めている方にもぴったりです。

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア マットレス
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア マットレス

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) | キャンププラスS.I.マット

R値4.3で雪中キャンプにも充分対応できるマットです。大口径バルブで手早く空気の出し入れが可能。逆止弁もあるので、空気の戻りを気にすることなくコンパクトに収納できます。7.5㎝の厚さでクッション性も抜群。機能的で手頃な価格なので、はじめてマットを購入する方におすすめです。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) キャンププラスS.I.マット
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) キャンププラスS.I.マット

NEMO (ニーモ) | クウェーザー 3D インシュレーテッド

R値3.3で冬はもちろん季節を問わず使いやすいマットです。真ん中がくぼんだ弧を描く形状でしっかり体にフィット。マットに包まれるような安定感のある寝心地です。

付属のポンプサックで手早く空気を入れられるため、すぐに快適な寝床が完成。収納時はデフレーションバブルを開けることで一気に空気を抜くことができ、素早い設置や収納が可能です。

 NEMO (ニーモ) クウェーザー 3D インシュレーテッド
NEMO (ニーモ) クウェーザー 3D インシュレーテッド

NEMO (ニーモ) | スイッチバック ボリエール

R値2のため、単体使いだと断熱性が物足りませんが、厚めの銀マットと合わせることで問題なく使えます。R値3以上のマットは高額なものが多いので、節約したい方におすすめの使い方です。折り畳み式なので設置撤収しやすいのもうれしいですね。

NEMO (ニーモ) スイッチバック ボリエール
NEMO (ニーモ) スイッチバック ボリエール

DANISH BLUE | キャンプマット

キャンプインストラクター監修の日本ブランドです。R値表示はありませんが、表面のアルミ加工により、冬はアルミ面を上にすることで体温を反射して保温性が保たれるようになっています。厚みがない分、395gと軽量なのもポイント。

雪中キャンプでは手持ちのマットと併用することで底冷え対策ができるでしょう。耐久性と断熱性にすぐれていて、オールシーズン使えるのも魅力です。

DANISH BLUE キャンプマット
DANISH BLUE キャンプマット
雪中キャンプには、底冷えと凹凸対策ができるマットが必要です。R値3以上、凹凸が感じられない厚さとクッション性のあるマットを選びましょう。また、選ぶ際には設置撤収方法と収納時のサイズ確認も重要です。後悔のないマット選びをして、快適な雪中キャンプをお楽しみください。

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。