※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
比較的過ごしやすい秋キャンプ。定番のバーベキューもよいですが、いつもとひと味違う燻製で秋の味覚を楽しむのもおすすめですよ。じつは秋の食材は燻製との相性がバツグン!この記事では、おいしい燻製の作り方をはじめ、燻製におすすめな秋の食材を紹介します。

おいしい燻製の作り方

キャンプ 燻製 秋の食材

燻製の作り方の手順については以下のとおりです。

  1. 燻製器・スモーク材・食材を用意する
  2. 食材を網やフックを用い、燻製器にセットする
  3. スモーク材に着火し燻製器に入れる、または、スモークチップを入れた燻製器を火にかける
  4. 煙が出ているのを確認し、蓋をする
  5. 食材に香りが付いたら完成
    ※食材により燻す時間は異なります

食材を充分乾燥させ水分を減らすと、酸味や苦味のないおいしい燻製ができます。また、燻製後、ねかせることで味がなじむため、時間を置いてから食べましょう。

ただし、食材によっては水分量やねかせる時間を気にしなくてもおいしい燻製ができます。キャンプで手軽に燻製を楽しみたい場合は、あまり気にせずチャレンジしてみましょう。

おつまみに!秋のおすすめ燻製食材4選

キャンプ 燻製 秋の食材

おつまみにぴったりの秋に食べたい食材4つと燻製手順を紹介します。ちょっとした下準備が必要な食材もありますが、どれも簡単にできるため、燻製初心者にもおすすめです。

銀杏

【燻製手順】

  1. 銀杏の殻を剥く
  2. 15分前後燻製する
  3. 粗熱をとったあと薄皮を向く

銀杏の殻を剥くときは、キッチンバサミやトンカチで線が入っている部分に衝撃を与えましょう。このほか、殻を剥き下茹でしたあと、薄皮を向き、燻製する方法も。銀杏と燻製の香りの相乗効果で、日本酒にぴったりなおつまみです。

【燻製手順】

  1. 栗をゆでて皮を剥き、乾燥させる
  2. お好みで30分前後燻製する

栗を茹でるときは500mlの水に対して塩小さじ1が目安。たっぷりの水で茹でましょう。栗は乾燥させすぎると、触感が悪くなってしまうため、水分が残っているほうがおいしい燻製ができます。ウイスキーに合う満足感が得られるおつまみです。

干し芋

【燻製手順】

  1. 乾燥させる
  2. 10分前後燻製する

面倒な下処理は一切なく、思い立ったときに簡単につくれます。干し芋もウイスキーとの相性抜群。燻製しなくても子どものおやつとして楽しめるため気軽に挑戦してみてください。

たくあん

【燻製手順】

  1. 棒状のたくあんの場合は薄くカットする
  2. 乾燥させる
  3. 30分前後燻製する

キッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取り、風に当てるなどして乾燥させます。いぶりがっこのようにクリームチーズと一緒に食べるのもおすすめ。日本酒や白ワインのお供にぴったりです。

メイン料理に!秋のおすすめ燻製食材4選

キャンプ 燻製 秋の食材

メイン料理にもなる燻製食材を4つ紹介します。自宅での事前準備が必要になるものもありますが、特別感があるため、グループキャンプで振る舞う料理としてもぴったりです。

サーモン

【燻製手順】

  1. サーモン全体にクレイジーソルトをすりこみ、冷蔵庫で1日ねかせる
  2. クレイジーソルトを洗い流し、水分を拭き取り、冷蔵庫で1日乾燥させる
  3. 10分前後燻製する

燻製する2日前から準備を始めましょう。少し手間はかかりますが、難しい手順はありません。完成したスモークサーモンは、そのまま食べるのはもちろん、サラダに入れたりパンに挟んだりと、多様な食べ方を楽しめますよ。

かつお

【燻製手順】

  1. キッチンペーパーなどでかつおの表面の水分を拭き取る
  2. 3分前後燻製する
  3. 氷水で冷やす

燻製する時間が長すぎると、かつおの中心部分まで余熱で火が入ってしまうため注意しましょう。完成したかつおの燻製はなるべく薄くスライスし、ネギやニンニク、生姜等の薬味とともにポン酢で食べるのがおすすめです。

ベーコン

【燻製手順①】

  1. 市販のベーコンを乾燥させる
  2. 10分前後燻製する

【燻製手順②】

  1. 豚バラかたまりにクレイジーソルトや砂糖をすりこみ、1日ねかせる
  2. 水分を拭き取り、1日乾燥させる
  3. 弱火でじっくり2時間程度燻製する
    ※スモーク材に油が落ちないようにアルミホイルなどを敷いてください

本格的な燻製がつくれるのは手順②ですが、キャンプで無理なく楽しめるのは手順①です。どちらもおいしいベーコンが作れるので、自分に合った方法でチャレンジしてみてください。

手羽中

【燻製手順】

  1. 手羽中を塩・砂・ブラックペッパーなど好みの調味料で味付けする
  2. 乾燥させる
  3. 20分前後燻製する
    ※スモーク材に油が落ちないようにアルミホイルなどを敷いてください

火が通りやすい手羽中は、短時間で本格的な燻製を作れます。自分好みの味付けを見つけるのも楽しいですよ。味付け次第では子どもにも人気の燻製料理になるでしょう。

下準備不要!変わり種の燻製食材2選

キャンプ 燻製 秋の食材

下準備一切無しの変わり種食材を2つ紹介します。買ってきた食材を燻製器入れて待つだけで、誰でも手軽に作れるおすすめ食材です。いつもの味にひと手間加えた、キャンプならではのおつまみやおやつになりますよ。

おつまみ(チータラ)

そのまま5分ほど燻製するだけで完成です。ほかの食材を燻製するときの空いたスペースでつくれるので、おつまみにチータラを持っていくときはぜひ試してみてください。手が止まらなくなる一品です。

スナック菓子(かっぱえびせん)

そのまま5分から10分程度燻製するだけで完成です。網の上に直接置くと落ちやすいため、ざるやアルミホイルの上にのせるとよいでしょう。えびの風味に燻製がよく合い、味わい深いスナック菓子にレベルアップします。

燻製は下準備さえしておけば、キャンプ場では燻製器に入れておくだけで完成します。とくに秋は燻製と相性のよい食材が豊富です。本格的なものだけでなく、下準備不要な手軽な食材もあるため、この記事を参考にぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。