子どもの自立心が育つ!クライミングが子供の成長に与える影響について

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子どもの自立心が育つ!クライミングが子供の成長に与える影響について

クライミングは決められたルートを登るスポーツです。ルートの正解は人によってそれぞれ。なぜなら、筋力や柔軟性などは人それぞれだからです。身体能力に合わせた自分だけの回答を見つける「クライミング」というスポーツが、子供の成長に与える影響は大きいもの。今回はクライミングが子どもの成長にどんな影響を与えるのかをお伝えします。

ドキドキする体験を積みながら体力をつけよう

 

子供が体力をつけるために行う運動には、沢山の種類があります。

それらのスポーツ教室に通う子も多いでしょう。

大切な事は、飽きずに上達できる環境です。

例えば、単純な腕立て伏せやスクワットなどは、かなり強い目標達成の意思がないと続きません。

単純にそれだけが好きな人も居ると思いますが、そういった子は非常に稀でしょう。

クライミングは基本的に1人で行います。

そして、高度感は人間の本能的な恐怖心を呼び起こします。

この為、応援の声やアドバイスがどんなに耳に入ってきてもそのまま抜けてしまう事が多いのです。

しかしそんな怖さも、降りてくれば自分が普段の数十倍集中していたことに気づかされます。

高い、怖い。

そういったドキドキ感が子供に思わぬ集中力を与えます。

たとえ一回のクライミングでも、普段は出せない力を出せた事は、今後の子供達の人生にとって大きな影響を与えます。

 

 

 

バランス感覚を養うことで他のスポーツへの応用がきく

 

バランスを保つ為に必要な要素は2つあります。

1つは、力を抜くべきタイミングで力を抜くことができ、かつ力を抜く量を調整できること。

2つ目は、力を必要とする場面では力を入れられることができ、体幹を中心に抹消部位(手や足)に力を伝える事ができる。

つまり、体の内部で起こっている複雑な反応を一言でまとめたものが「バランス感」ということになります。

では何故、クライミングが他のスポーツへの応用がきくほどのバランス感覚を養うことができるのでしょうか。

それはクライミングルートに秘密があります。

クライミングルートは、ひとつとして同じものはありません。

どのルートも全て違います。

例えば100m走の場合、コースの長さは100mですから、練習した技術がそのまま本番で使えます。

これをクライミングに置き換えると、毎回コースが違うわけです。

それは微妙な違いというものではなく、練習したことが全く通用しないほどガラリと大きく変わります。

距離、傾斜、ホールド、全てです。

この毎回違う環境をクリアしていく経験値の蓄積が環境への素早い適応に役立ちます。

そして、統計的に他のスポーツに必要なバランス感覚に当たる確率が上がってくるのです。

 

 

 

分析能力をやしなう

 

クライミングでは毎回違うルートが課題としてクライマーに与えられます。

もちろんルートを選ぶのはクライマーですが、それが本人にとって未知の課題であることに変わりはありません。

まず、登る前にオブザベーションと呼ばれるルートの下見を行います。

これは単純にルートを見上げて、どのような登り方をすればそのルートを攻略できるのか計画を練ります。

ルートが長ければ全てを計画通りにすることは難しく、また全て計画通りに登れるようになるためには相当の経験が必要なので、上級者以外は計画通りに登れることは稀でしょう。

計画通りにいかないということは、登っている最中に計画を立て直す必要があるという事です。

まずは「何故」出来なかったのかを考えます。

次に「どうすれば」出来るのかを考えます。

それでも攻略できなければ、レスト(壁の途中で片手ずつ休むこと)をしながら体力を回復させて再び計画を練ります。

この分析の繰り返しによって子供は、問題は出来るか出来ないかの2択ではなく分析の量と質によって解決に近づく、ということを学びます。

 

 

 

問題解決能力をやしなう

 

分析した情報をもとに今度はルートの攻略をしなければ、ルートを登り切ることは出来ません。

「なぜ」から「どうすれば」の段階が分析であるのに対し、分析の情報をもとに「解決」するまでが問題解決の能力といえます。

問題解決能力をやしなうためには、小さくても成功体験の積み重ねが大切です。

例えば、右足を少しだけ上げたら手が届くかもしれない、と考えて、右足を少しだけ上げて手を伸ばしたら、目的の手掛かりには届かなかったものの少しだけ手が近づいた。

これは小さな成功体験です。

こういう成功体験がクライミングをしながら本人にも気づかないうちにどんどん積み上がっていきます。

 

問題は出来るかできないかの2択ではなく、いつできるのか、という時間の問題なんだ、ということに子供自身が気付いていきます。

そうすると自分は問題を解決できるんだ、と自信につながります。

更に、毎回ルートが違うクライミングの特性も手伝って、情報の量、分析の回数、それに比例して楽しみながら問題解決能力をやしなうことが出来ます。

 

まとめ

子供達は常に新しいものを吸収して成長していきます。クライミングは「自分の答えは自分で見つける」という学校では教えてくれないメソッドを学べるため、自立し生きていくための手助けとなるでしょう。また、自然の中で、のびのびと動き、考える環境は、それだけで清々しいものです。子どもに何かアウトドアスポーツをとお考えなら、クライミングを勧めてみてはいかがでしょうか。

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