シンプルな釣り方で、美味で大物の魚を狙えるのが魅力の「タイラバ」。初心者でも大物をかんたんに釣れると人気ですが、どんな道具が必要なのでしょうか。今回は初心者がチェックしたいおすすめのタイラバタックル・仕掛けを、解説を添えてご紹介します。

初心者のタイラバにおすすめのタックル

タイラバタックル 仕掛けけ

 

タイラバはその名の通り、タイなどの大型の魚を狙う釣りです。

このためライトなタックルでは対応できないので、専用品かそれに相当するヘビーなタックルが扱いやすいです。

まずはタイラバ用のおすすめタックルをご紹介します。

 

おすすめのタイラバ用ロッド

タイラバは主に船からの釣りなので、7ft程度の短めのロッドが使用されます。

重い魚を釣り上げるので、圧倒的にベイトタックルの人気が強いです。

穂先はアタリを逃さないようかなりソフトな設計になっていて、これらの要件を満たした専用品が扱いやすく、釣果も上がりやすくなりますね。

シマノ 炎月 エンゲツBB B69MH-S
シマノ 炎月 エンゲツBB B69MH-S

最近はタイラバ用ロッドも増えてきましたが、中でもコスパ良好で扱いやすいのがSHIMANOの炎月「BBシリーズ」です。

低価格帯のロッドながら作りもしっかりしていて、ウエイトバランスがいいので長時間使っても疲れにくいです。

 

おすすめのタイラバ用リール

タイラバ用のリールは、ベイトリール(両軸)がおすすめです。

巻き上げるパワーも強いですし、落とし込む釣りではベイトリールのデメリットも感じにくいです。

スピニングリールでももちろん楽しめますが、新しくタックルを揃えるならベイトのほうが圧倒的におすすめといえますね。

シマノ 炎月BB 100HG(右)
シマノ 炎月BB 100HG(右)

リールはPE0.8~1号を十分に巻けて、ドラグもある程度固いものを選べば流用してもOKですが、可能ならメーカー品である程度信頼できるものをおすすめします。

船からの釣りになるため、品質に各省のない安物を選ぶと、万が一の不具合で時間をロスしたり、周りに迷惑をかけることにもなりかねないからです。

炎月シリーズにはタイラバ向けリールもあり、ロッドとの統一感もあるのでおすすめです。

 

初心者にやさしいタイラバ完成仕掛け

タイラバタックル 仕掛け

タイラバの仕掛けは自分で好みの組み合わせで組み上げることも可能ですが、最初のうちは完成仕掛けでも十分楽しめます。

タイラバ仕掛けは重りになるヘッド、魚にアピールするネクタイやスカート、魚を掛けるフックで構成されています。

それぞれの組み合わせで扱いやすさや釣果が変わるので、いくつか選択肢を用意しておきましょう。

タナや潮で重さを変えよう

まず重要になるのが重さですが、40~100gを中心に、重いものは200gまでと開きがあり、それぞれタナや潮の流れに応じて選択します。

これはタイラバに限らず、オフショアの釣りではセオリーですね。

基本は80g~100gで、念のため40gの軽いものや150g程度の重いものも用意しておくといいでしょう。

アブガルシアのカチカチ玉は25~155gまで幅広いラインナップがあるので、最初に用意するときにおすすめの仕掛けですね。

アブ・ガルシア カチカチ玉スペア小玉セット
アブ・ガルシア カチカチ玉スペア小玉セット

カラーの選択もお忘れなく

ヘッドのウエイトの次に重要なのがカラーです。

マッチザベイトを考えても、いくつかカラーの選択肢はあったほうがいいでしょう。

タイラバ仕掛けで基本になるのはオレンジやピンクといった暖色系の色で、1つは用意しておくべきです。

メジャークラフトのタイノミはヘッドやスカートなどの替えも手に入れやすいので、基本の仕掛けとしておすすめです。

メジャークラフト タイラバ タイノミ60g
メジャークラフト タイラバ タイノミ60g

魚は魚探で確認できているものの、警戒して食ってこないような場合は、グリーンなどナチュラルなカラーもおすすめです。

デュエルのソルティーラバースライドはフォール時の動きも安定しているので、少ないアタリを逃しにくいおすすめの仕掛けです。

DUEL(デュエル) ソルティー・ラバー スライド
DUEL(デュエル) ソルティー・ラバー スライド

 

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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