リフトの乗り降りは怖くない!
リフトに乗る時って緊張しますよね。リフト乗り場には必ず係員がいますので、自信がないときは係員にその旨を伝えましょう。
リフトのスピードを落として乗りやすくしてくれます。また、係員の方がリフトを抑えてくれたり、さり気なくサポートしてくれる親切な方も多いです。
もし転んでしまっても大丈夫。すぐにリフトを停止させ、対応してもらえます。
リフトを停めちゃっても、安全対策だし、意外にみんなやったことがあるはず。気にしなくて大丈夫です。
乗車したら、セーフティーバーを下して、つかまりましょう。リフトの搬器は揺らさずに、椅子には深く腰掛けていれば、落ちそうで怖い!なんてこともありません。
降りる時は、降車位置の目印を目安にそっと立ち上がり、ゆっくりまっすぐ滑り降りましょう。この時も、転んでしまったら係員がリフトを停止させてくれますので、慌てなくても大丈夫です。
リフトを降りたら、「ブーツを締めなおしたい」、「ゴーグルがなんかしっくりこない」など色々ありますよね。でもリフトを降りてすぐのところは、後ろからどんどん人が降りてきます。
まずは広い場所まで移動してから、ゆっくり準備しましょう。
コース上では確認&譲り合いの精神を!
リフトを降りて、準備ができたら、いよいよスタートです!滑り出す前には、まず周りを確認してみましょう。後ろから誰かが滑ってきていませんか?
ゲレンデでは、「下にいる人が優先される」、というルールがありますので、基本的には後ろから滑ってくる人がよけてくれるはずですが、スキーやボードは急には停まれないので、確認してからスタートするようにしましょう。
林間コースなど樹木が多くて狭い場所や、他のコースとの合流地点などは、人が多くてぶつかりそうで怖い…。そんなときは、スピードダウン!
停まれる速度で、お互いの動きを確認しましょう。
スタート時でも、滑走中でも、他のスキーヤーやスノーボーダーとぶつかりそうで怖いと感じたら、まずはスピードを落として、お互い譲り合って距離を保っていれば安心です。
スキーは転ぶもの!コース上で転んでしまったら?
スキーは転びながら上達するもの。転んで雪まみれになるのも、スキーの楽しみの一つかもしれません!
コース上で転んだら、立ち上がってまた滑り始めればいいんです。でも、すぐにスタートできないこともあるかもしれません。
特に、スキー板が外れてしまうと、斜面で履きなおすのは結構大変です。
そんなときは、ゆっくり周りを確認しながらコース脇へ移動して、斜面に対し並行に板を並べて、谷足(斜面下側)から履き直しましょう。
この時、ブーツ裏面についた雪をストックで叩くか、ビンディングにこすってしっかり落としましょう。
雪などが挟まっていると、しっかりブーツをビンディングに固定出来ない為、すぐに外れてしまう可能性があるので注意しましょう。
コースの途中で、「一緒に滑っていたはずの仲間が来ない!」とか、「滑っているところを動画で撮りたい!」なんてときも、周りを確認しながら、コースの端っこに移動してから、仲間を待ったり、動画を撮ったりしましょう。
コース外に行かなくてもオフピステやツリーランは楽しめる!
スキー場のコースは、スタッフが毎日パトロールして、危険箇所がないかをチェックしています。
そして、圧雪車で地面をならして、凸凹の少ない、きれいなバーンに整備しています。
スキー場の境界線の外側は、そういった管理がされていない、自然そのままの雪山です。リフトも看板もないので、どっちに行けばいいのかわかりませんし、崖や川があってもロープや柵はありません。
コース外に出るのは絶対にやめましょう。
でも、まだ誰も滑っていないまっさらな斜面を滑ったら気持ちよさそうですよね!そんなときは、コース内のオフピステを滑ってみてはどうでしょうか?
最近は降ったばかりの新雪を楽しむパウダーブームもあり、スキー場のコース内でも、オフピステと呼ばれる、あえて圧雪車で整備しないフワフワの雪のあるコースや、林の中で樹々の間を滑走できるツリーランコースが増えてきています。
雪が降った直後など、そういうコースを選んでみるのも楽しいかもしれませんね。
コースマップは情報の宝庫?
スキーはこわい!疲れる!と感じてしまうとしたら、自分に合っていない斜面を選んでいるからかもしれません。
なんとなく来てみたら、切り立った急斜面、見渡す限りコブだらけ・・・どうしよう!そんなときは、ゆっくり少しずつ降りましょう。
でも怖いし、踏ん張り続けて足が痛くなってしまったり。
コースの下から見上げたときはそれほど急に見えなかったのに、、、いざコースの上に立ってみたら、「思っていたより急斜面だった!」なんてこと、よくあります。
そんな事態にならないために、スキー場ではまずコースマップを確認して、よさそうなコースをチェックしておきましょう。
コース上の看板や、乗車するリフトの名称をチェックしておけば、移動もスムーズ、休憩や待ち合わせのときにも便利ですね。
また、コースマップをよく見てみると、山頂からは急な険しいコースだけでなく、迂回コースが設定されているゲレンデも多いので是非チェックしてみましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。