※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
キャンプへ出かけたらいつもと違う食事を思う存分堪能したいもの。熱効率のよい鉄製の鍋「ダッチオーブン」があれば、キャンプのご飯が格段にアップします。おすすめのダッチオーブンと、簡単で美味しいレシピをご紹介しましょう。

ダッチオーブンとは?

ダッチオーブンとは、分厚い鉄製の鍋で、フタと取手があり、フタには焼いた炭を載せることができます。

上下から熱を加えることができるので、オーブンがなくてもパンやピザ、チキン料理が簡単にでき、熱が均一に加わりキープする特徴があります。

家庭ではもちろんキャンプでも料理の幅が広がると人気の調理器具です。

購入すると「シーズニング」という下準備が必要です。

ダッチオーブンにお湯を入れ沸かし、工場出荷時についているワックスを落とします。

その後油を薄く塗って、火を通す作業を繰り返します。

使ううちに素材の油分が鍋に浸透し自然とテフロン加工のようになると、たいへん使い勝手が良くなります。

洗うときは、洗剤を使わず水洗いをします。

このように普通の鍋とは違って多少の手間がかかりますが、その手間がダッチオーブンへの愛着となり、キャンパーにはたいへん人気の調理器具となっています。

 

 

リーズナブルなものから一生モノまであるダッチオーブン

キャンプ ダッチオーブン 鍋

 

ダッチオーブンの購入を検討するとき、さまざまな価格帯やデザイン、材質のものがあり迷ってしまうこともあるでしょう。

どういったものがあるのか、まとめて見てみましょう。

 

初心者にもおすすめ!リーズナブルな「バンドック」

入門用に、まず試してみたいのならリーズナブルな価格のものを見つけてみましょう。

安くても十分に機能的です。

高価なブランドメーカーのダッチオーブンはなかなか手が出ないひとも、5,000円以下ならワンシーズン使ってみるのもアリですよね!

なかには熱々になるフタを持ち上げるための「リッドリフター」つきのものもあります。

 

BUNDOK(バンドック) ダッヂ オーブン リッドリフター付
BUNDOK(バンドック) ダッヂ オーブン リッドリフター付

 

使い勝手よく美味しく仕上がる「コールマン」

キャンプアイテムでお馴染みのコールマンにもダッチオーブンがあります。

植物性オイルで仕上げてあるので、はじめの作業であるシーズニングは不要だからそのまま持って行ってもキャンプ場ですぐにつかうことができます。

コールマンのダッチオーブンの特徴は、ふたの裏側についたリベットと呼ばれる突起です。

この突起があることで、水蒸気が水滴となって食材へ均等に落ちるため、お料理がふっくらおいしく仕上がるのです。

また、こちらにもリッドリフターと収納袋が付属しているので、とても便利ですね。

10インチはファミリーや仲間とのキャンプにちょうどいいサイズ。カセットコンロやツーバーナーコンロにも収まります。

 

コールマン ダッチオーブン10インチ
コールマン ダッチオーブン10インチ

 

ステンレス製が目を引く美しい「ソト(SOTO)」のダッチオーブン

はじめの作業であるシーズニングをすることなく、またつかううちにどうしてもサビが発生する鉄性のダッチオーブンと違い、ステンレス製のダッチオーブ運は普通の家庭用の鍋と同じようにつかうことができる手軽さがあります。

お値段は張りますが、衝撃や温度変化にも強く、鉄製のものよりは軽いので、アウトドアはもちろんキッチンでも気兼ねなくつかうことができます。

 

ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチ
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチ

 

家庭でも調理を楽しめる一生モノの「ロッジ(LOGDE)」

1896年のアメリカで誕生した歴史あるロッジは、料理のプロも選ぶアメリカナンバーワンのアイアンメーカーです。

ロッジのダッチオーブンは一生使えると全世界で愛されています。

長く愛されるものにはそれだけの理由がありますね。

丈夫で分厚い鉄の鍋は5ミリ。

重さで素材に圧力をかけ、しっかりと旨味を引き出します。

家庭でご飯を炊いたり、パンを焼いたり、無水カレー、スープ、肉料理などあらゆるお料理が短時間でおいしくできるとあって、ガス台の上に出しっぱなしにしているひともいるのだとか。

ダブルダッチオーブンは、フタがスキレット(フライパン)にもなる優れモノ。

1台2役なので、ダッチオーブンのお料理が出来上がれば違う調理がフタでもできちゃう便利なダッチオーブンです。

 

LODGE(ロッジ) ダブルダッチオーブン
LODGE(ロッジ) ダブルダッチオーブン

 

ダッチオーブンがあればおいしくできちゃう!簡単レシピ

キャンプ ダッチオーブン 鍋

 

ダッチオーブンの特徴である、「時短・簡単・放っておいてもおいしくできる」を活かせる、キャンプ飯レシピをご紹介しましょう。

 

ダッチオーブンでパンが焼けちゃう「ちぎりパン」

ダッチオーブンではパンを焼くこともできます。

パンを焼くには発酵が必要ですが、発酵がいらない簡単にできるパンのレシピをご紹介しましょう。

材料(2~3人分)

  • ホットケーキミックス 200g
  • ベーキングパウダー 大さじ1
  • 薄力粉100g
  • 卵1個
  • バナナ2本

 

作り方

  • すべての材料を袋に入れて、混ぜる。
  • 袋の底を少しだけ切り、鍋のなかに敷いたアルミホイルかキッチンペーパーの上に絞り出す。
  • フタをして、ふたの上にも炭を置き、20分ほどで完成!☆途中でふたを開けても大丈夫。串を刺してなにもついてこなければ焼き上がりです。

 

季節を問わず温かなスープはうれしい!「ミルクスープ」

夏でも秋でも朝でも夜でもスープがあるだけでとてもリッチな気分になります。

牛乳を使ったスープなので、さらりとしていて飲みやすい味ですよ。

材料(3~4人分)

  • キャベツ 1/4玉
  • 人参1本
  • ジャガイモ2個
  • ソーセージ5~6本
  • タマネギ1個
  • 牛乳1リットル
  • コンソメキューブ2個
  • 塩・こしょう

作り方

  • 具材を食べやすい大きさにザクザクと切り、鍋に入れる。
  • 牛乳全てとコンソメを入れて、火にかける。
  • ぐつぐつと沸いてきたら、少し火を落とし、20分くらい煮込む。
  • 最後に塩・こしょうで味を整えて完成。

材料を入れて煮込むだけのスープですが、素材の味がたっぷりで栄養満点。

体も温まりホッとしますよ。さらりとした食感と味は、どんな食事にも合いますね。

 

下準備が必要だけれど盛り上がること間違いなし!「スタッドチキン」

キャンプ ダッチオーブン 鍋

 

ダッチオーブンと言えば、スタッフドチキン。

鶏の丸焼きです。

簡単な下ごしらえがありますが、少し手をかけるだけで、見栄えにも味にも盛り上がること間違いなしのキャンプ飯です。

材料

  • 丸鶏1羽
  • 冷凍ピラフ
  • ガーリックパウダー
  • レモン
  • 塩・こしょう

作り方

  • 前日までに丸鶏のおなかを処理したものを入手しておく。
  • おなかのなかを水洗いし、なかにも外側にもレモンを馴染ませる。
  • 塩・こしょうをなかと外側に馴染ませる。
  • おなかのなかに冷凍ピラフを詰め込み、竹串などで口を閉じる。
  • キャンプ当日は、ダッチオーブンにそこ網を入れ、良く熱しておく。
  • 丸鶏を入れてフタをし、フタにも炭を載せる。
  • 1時間ほど中火で熱したら、フタを開け、串などで分厚い部分を刺し、透明な肉汁が出てくれば完成!

丸鶏の旨みを吸った冷凍ピラフと一緒に頂ける、簡単でおいしいレシピです。

 

ダッチオーブンがあれば、キャンプ飯がもっと楽しくおいしくなります。簡単に旨味を閉じ込め、短時間でお料理が完成する様子は、まるで圧力鍋とオーブンの機能を併せ持つかのよう。材料を入れたら放っておくだけでダッチオーブンが作ってくれますよ。ぜひとも購入を検討してみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。