イタリアの登山靴ブランドは機能的でおしゃれ
イタリアの登山靴の特徴といって、まずあげられるのはとにかくおしゃれということ。
ファッションの国だけあって、靴も赤や黄色といった、鮮やかな色を挿し色につかったりして、山に登るのが楽しくなるようなデザインが多いです。
そしてたくさん歩いても疲れにくいといった機能的な靴だということ。
とくに初心者は、歩きなれていないと、少し歩いただけでも疲れてしまったり、足の平が痛くなったりすることも。
そうならないようにするには、足にあった登山靴を選ぶことが大切です。
イタリア登山靴ブランド
イタリアの登山靴のブランドはたくさんありますが、そのなかから人気が高い6つのブランドを選んでみました。
高所用ならScarpa(スカルパ)
スカルパは、イタリア語で靴という意味で、1938年イタリア北部のアゾロ村で創業しました。
スカルパの登山靴は何度の修理にも耐える丈夫さと、衝撃吸収力があるソールがあるため履き心地も抜群。
少し幅が細めのつくりなので、足の幅があるタイプの人は注意が必要です。
公式サイト:lOSTARROW(スカルパ正規輸入代理店)
黄色が人気のLa sportiva(ラ スポルティーバ)
1928年ごろに素晴らしい山々で有名なドロミテの小さな街にて、山に登る地元の人に登山靴を手作りしたところから、ラ・スポルティーボははじまりました。
800mの岩山に多くのテストフィールドがあるなど、靴づくりに最適な環境ということで、ハイキング用から本格登山まで幅広く商品展開をしています。
ゴアテックスなど軽くて耐久性にも富んだ素材をつかい、快適で足にしっくりくる靴が特徴。
ロゴカラーである黄色つかいがうまく、目を引くデザインが多いです。
公式サイト:La sportiva online shop
ロゴがすてきなMontura(モンチュラ)
モンチュラは、1998年創業の登山ウェアブランドです。
防寒性や安全性はもちろん、動きを妨げないという人間工学的デザインを重視した商品をつくっています。
もともとはウェアブランドですが、登山靴も独自の機能性とデザインにこだわっていて、新しいブランドにもかかわらずフィット感には定評があります。
ロゴマークは、チベット仏教の宗教的彫刻をモチーフとした4つの葉っぱのようなデザインが目をひきます。
公式サイト:Montura
オールレザーのブーツならZamberlan(ザンバラン)
ザンバランは、1929年創業の登山靴専門のメーカーです。
創業時からの精神を受け継ぎ、クラッシックなオールレザーのブーツなどもつくられています。
耐久性と柔軟性が高いレザーや人口合皮をつかっているので、動きやすく、快適性抜群。
ザンバランの登山靴でも、「フジヤマ」は、柔らかくて履き心地がよいということで、とくに人気です。
ゴアテックの先駆者Asolo(アゾロ)
アゾロは、「あらゆるアウトドアフィールドに最適なフットウェアを提供する」ということをモットーに、1975年創業しました。
独自開発している革新的で高機能なシューズが特徴。
シンプルで少し無骨ともいえるデザインで、落ち着いた色づかいが人気です。
3,000m級の石陵縦走や50L程度の荷物を想定した、剛性の高いソールをつかっているので、安定した足さばきができます。
また、ゴアテックスをつかっている靴が多いので、雨や雪でぬかるんだ道でも安心です。
公式サイト:アゾロ公式ブランドサイト
フィット感のある靴ならGarmont(ガルモント)
1967年創業のガルモントは、もともとマウンテンシューズや冬用の靴などをつくる会社として創業。
撃を吸収して歩行をサポートする機能や、フィット感のあるつま先のゆとり設計がなされています。
また、靴のタイプ別に屈曲ポイントを変えてあるので、柔軟性と硬度のバランスが秀逸です。
靴のデザインは、シンプルでありながら素晴らしい色の組み合わせが特徴。
甲は低めなのが注意ポイント。
公式サイト:ガルモント
イタリアのどの登山靴メーカーを選ぶ?
イタリアブランドは、老舗や新しいブランドに関係なく人間工学や、独自のテクノロジーなどを元にしたりにして、疲れにくく、快適な登山靴をつくっています。
どれも良さそうで、目うつりしてしまい、選ぶのはむずかしいです。
1つ注意事項としては、イタリアでつくられたデザインは、どれも足の幅が細めで甲も低めのことが多いということ。
日本人は、甲高幅広の人が多いといわれているので、イタリアブランドの登山靴をはく場合は、まずは試着をしっかりとしてからがおすすめです。
またつま先の形も、親指から順番に指が短くなるエジプト型、中指が一番長いギリシャ型、親指とほかの指の長さがだいたい同じスクエア型などがあります。
選ぶ時はこのつま先の形の違いも考えて選ぶと、ぴったりの登山靴が見つかると思いますよ。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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