花立自然公園 茨城
茨城県の北西部に位置する常陸大宮市は、満天の星空を観ることができるスポットとして昔から知られています。
中でも花立自然公園の星空は、関東一美しい星空として、全国からたくさんの天文ファンが訪れているんですよ。
近隣には道の駅みわ北斗星や、プラネタリウムなど、天体関連の施設が集まっていることから、常陸大宮市は「星の郷」とも呼ばれることも。
公園内には、宇宙をテーマにした壮大なアスレチックスペースアスレランドがあり、子どもから大人まで不思議な宇宙感覚を体験できます。
公園の目玉である花立天文台「美(ビ)スター」は、設計から組み立て、(口径82cmの反射望遠鏡を設置)施設の管理・運営までを、アマチュアの天文家が行っている全国でも珍しい天文台。
利用料金は無料で、毎週土曜日に一般公開されています。
テントサイトはありませんが、地元の良質な木材を使ったログキャビンが5棟あり、1棟6人まで宿泊可能です。
シャワー、トイレ、キッチン完備で、寒い時期にはコタツも用意してくれて、快適なステイができます。
天候に関係なくバーベキューが楽しめるバーベキューハウスも有り。
高台にある展望デッキからは、水戸、ひたちなか市が一望でき、天気が良ければ富士山も望めます。
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堂平天文台 星と緑の創造センター 埼玉
星と緑の創造センターは、老朽化のため国が閉鎖を決めた堂平観測所をときがわ町が譲り受け、キャンプ場などを整備してリニューアルした施設です。
堂平観測所は東京からのアクセスがよく、冬場の晴天率も高いため、日本の天体観測をリードしてきた観測所。
91cm反射式反射式望遠鏡など、国立天文台当時の仕様がほとんどそのまま残されていて、月に2回の観望会でも使用されています。
標高875.8mの堂平山の頂上にあるため、肉眼でも手が届きそうな満天の星空を眺めることができますよ。
是非こちらの動画をご覧ください。
なお、こちらの観測ドーム内に宿泊することもできます。
キャンプ場にはテントサイトの他、バンガローやログハウスも。
ちょっと珍しいモンゴル式テントは、天井がアクリル板になっていて、星空を眺めながら横になることができる天文ファンにはたまらない造り。
また、敷地内にはブルーベリー畑があり、夏にはブルーベリーの収穫体験ができます。
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城里町総合野外活動センター ふれあいの里 茨城
水戸ICから車で15分程の、のどかな風景が広がる城里町。
城里町総合野外活動センター ふれあいの里は、天文台や釣り堀などがあり、ファミリーにおすすめのキャンプ場です。
オートキャンプ場、バンガローの他、冷暖房、トイレ、お風呂完備の広々としたキャビンもあるので、どなたでも気軽に利用できます。
釣り堀では釣った魚をその場で焼いて食べられたり、釣り場の近くにいるヤギと触れ合うことができ、子どもが喜ぶことまちがいなし♪
鶏の丸焼き体験、そば打ち体験、朝ヨガなど様々なイベントも行っていて、シーズンを問わず楽しめますよ。
天文台は毎週土曜日20時から公開。
はじめに20分程のビデオを観てから、40cm反射望遠鏡で、月や季節に合わせた星を観望できます。
夕食のあとは、ロマンチックな天体ショーで癒されてくださいね。
バーベキューセットなどの手ぶらプランもあり、東京からも車で2時間程なので、週末ドライブにも最適ですね♪
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森と星空のキャンプヴィレッジ 栃木
自動車レースのサーキットを有する複合施設ツインリンクもてぎ。
敷地内にある森と星空のキャンプヴィレッジは、その名の通り、星空観察にピッタリなキャンプ場です。
通常のキャンプサイトでも綺麗な星空が眺められますが、特におすすめなのが、ゴージャスなコットンテントに泊まれるグランピングサイト。
グランピングエリアでは宿泊者限定で、星空案内人(キャンプスタッフ)による星空観望を毎日開催しており、季節に合わせた星空を観望できます。
また、グランピング、ログキャビン宿泊者には、オリジナルの星座早見表のプレゼントも♪
望遠鏡もレンタルできるので、ファミリーだけでゆったりと星空を観察するのもいいですね。
グランピングなら、食事もシェフが厳選した食材のバーベキューをいただけますし、準備から後片付けまでお任せできちゃいます。
翌日はカートなどの乗り物に乗ったり、ジップラインや立体迷路のあるハローウッズの森で遊んでから帰りましょう。
子どもはもちろん、大人もついついはしゃいでしまうアクティビティがいっぱいですよ!
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星空まめ知識~冬の大三角とダイヤモンドを見つけよう~
冬の星座の代表オリオン座は、3つ並んだ明るい星が目印になるのですぐに見つけられるはず。
そのオリオン座の赤い一等星ベテルギウスの左下には、空の中で一番明るいおおいぬ座のシリウス、ベテルギウスの左にはこいぬ座の一等星プロキオンが瞬いています。
この3つの星が作る三角形が冬の大三角です。
また、ベテルギウスを中心にして、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバランを結んでできる六角形が、冬のダイヤモンドと呼ばれています。
このあたりは一等星が多くてとても華やか。
冬の大三角とダイヤモンドが分かれば、いろんな星座を見つけやすくなりますよ♪
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。