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登山中の落とし物や忘れ物は、避けたいトラブルのひとつです。持ち物の管理には、十分注意しましょう。本記事では、落とし物を防ぐ対策や、紛失対策に役立つ便利アイテムを紹介します。万が一、落としてしまったときの対処法もあるので、要チェックです。

登山中に落とし物をするリスク

登山 落とし物・忘れ物

登山中に落とし物をすると、そのアイテムが戻ってくる可能性はとても低いでしょう。万が一、財布や鍵・携帯などの貴重品を落としてしまうと、気もそぞろになり、登山どころではなくなってしまいます。

とくに、以下のアイテムは紛失しやすいので注意してください。

  • タオルや手ぬぐい
  • グローブ
  • サングラス
  • 財布

また、来た道を引き返すとなると、体力や時間が余分にうばわれ、場合によっては、計画を大きく変更しなくてはなりません。山のなかで、落とした物を探し当てるのも容易ではないでしょう。

登山の前に、落とし物や忘れ物を防ぐ十分な対策をしておくのがおすすめです。落とし物防止に役立つ便利グッズについては、後述しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

登山中の落とし物を防ぐコツ

登山 落とし物・忘れ物法

ここでは、落とし物や忘れ物を防ぐ、4つの対策を紹介します。

①小物はザックやウェアに固定する

鍵などの小物類は、キーホルダーやカラビナを活用して、ザックまたはウェアにしっかりと固定しましょう。休憩後に立ち上がったり、急な斜面を登ったりするとき、小物がポケットから落ちるのを防げます。

②荷物はできるだけ最小限にする

余計な荷物は、できるだけ持っていかないようにしましょう。持ち物が多いと、ザックがパンパンになり、落とし物をするリスクが高くなります。

持ち物が少なければ、荷物の管理に手間取ることがありません。アイテムの出し入れも、スムーズにおこなえるでしょう。

③アイテムの収納場所を決めておく

アイテムの収納場所を決めておくと、紛失防止に役立ちます。よく使うものはザックのポケットに入れるなど、定位置を決めて管理しましょう。

また、細かいものは、身に付けるポーチに収納するのがおすすめです。アイテムを使ったあとは、ポーチ内だけチェックすればよいので、確認しやすくなります。

休憩後や山頂では、うっかりその場に荷物を置き忘れてしまうことが少なくありません。同行者と協力して、持ち物を確認しあうのもよいでしょう。

④明るい色のアイテムを選ぶ

バッグや小物入れ、キャップなどの落としやすいアイテムは、できるだけ明るい色を選ぶのがベストです。なぜなら、落としたときに遠くからでも視認しやすいから。ほかの人にも、見つけてもらいやすいメリットがあります。

一方で、暗い色のアイテムは、地面に落ちたときに見つけにくいのがデメリットです。とくに、枯れ葉や小石が多い登山道では、落とし物の発見が難しいでしょう。

落とし物・忘れ物の防止におすすめのアイテム4選

登山 落とし物・忘れ物

登山中の落とし物や、忘れ物防止に役立つアイテムを4つ紹介します。紛失しやすい小物用のグッズをピックアップしましたので、ぜひチェックしてください。

①Across(アクロース)タオル ホルダー カラビナ付き

タオルを腰に掛けて持ち運びできる、カラビナ付きのホルダーです。

シリコン製のゴムにタオルを差し込むだけで、しっかりとホールドします。カラビナタイプは、使いやすい位置にさっと取り付けられるのがGOOD!タオルをよく使う人にぴったりのアイテムです。

Across タオル ホルダー カラビナ付き
Across タオル ホルダー カラビナ付き

②oxtos(オクトス)グローブキーパー

グローブの落下や紛失を防止するアイテムです。グローブのループに引っ掛けて、反対側のベルトを手首にまけばOK。動きを邪魔しないシンプルな構造なので、使い心地もよいでしょう。

また、付け外しも簡単で、使わない時はサッとしまえてコンパクトになるのが魅力。グローブを外したとき、急な突風で飛ばされることがありません。登山のほか、ハイキング・スキーなどのアウトドアシーンでも活用したい人は、検討してみてください。

oxtos グローブキーパー
oxtos グローブキーパー

③CHUMS(チャムス) スリップフィット3㎜ロープ(眼鏡ストラップ)

サングラスに取り付けて、首にかけるストラップです。サングラスの落下や、置き忘れの防止に役立つでしょう。

テンプル(つる)に差し込むだけで使えて、幅広いサングラスに対応しているのがポイント。アジャスターブロックの位置を変えれば、長さの調節も可能です。メガネや老眼鏡にも活用できるため、登山だけでなく、普段使いにも重宝するでしょう。

CHUMS スリップフィット3㎜ロープ(眼鏡ストラップ)

CHUMS スリップフィット3㎜ロープ(眼鏡ストラップ)

④MAMORIO(マモリオ)MAMORIO 3個セット

スマートフォンアプリと連携できる、紛失防止タグです。あらかじめスマートフォンとペアリングしておき、GPSとインターネット通信を利用して、タグの位置情報を取得する仕組みです。

登山中は、「持ち物チェック機能」が便利!タグを付けたアイテムから一定の距離ができると、スマートフォンにお知らせが届きます。休憩後の置き忘れを防げるのがうれしいところです。

ただし、スマートフォンで検知できるのは、あくまでもBluetoothが届く範囲のみです。登山中は、財布や鍵など貴重品にタグを付けて使うとよいでしょう。3個セットなので、日常生活で紛失したら困るものに、付けておくのもおすすめです。

MAMORIO 3個セット
MAMORIO 3個セット

 

登山中に落とし物をしたときの対処法も覚えておこう

登山 落とし物・忘れ物

万が一、落とし物をしたときに備えて、以下の3つ方法を覚えておきましょう。

警察に届け出をおこなう

落とし物をしたときは、警察に遺失届を出してください。警察では、遺失物法により、落とし物の保管期間は3か月と決められているので、早めに手続きをおこないましょう。

また、各都道府県の落とし物公表サイトでは、紛失したエリアごとに拾得物の検索ができます。落とし物をした際は、心当たりのある都道府県のページを参照してみてください。

参考:警視庁 「遺失届情報サイト

登山口付近の施設の管理者に連絡する

登山口や駐車場など、施設の管理者に連絡して、落とし物の届け出がないか確認しましょう。連絡先は、登山口の看板や公式サイトなどでチェックしてください。また、登山ガイドブックや登山アプリなども参考になるでしょう。

宿泊していた山小屋に連絡する

山小屋に宿泊した場合は、山小屋に連絡してみましょう。

ただし、一定期間保管したのちに廃棄処分するか、施設の管理者に届けるかの対応をしている山小屋がほとんどです。時間が経過すると、見つからない可能性が高いため、忘れ物に気が付いたら、なるべく早めに連絡してください。

紛失したものにすぐ気がつくよう、普段から荷物の管理をしておくとよいでしょう。
登山用の持ち物リストについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

登山の持ち物確認リスト 日帰り
登山で必須な持ち物は?あると便利なアイテムも紹介!【日帰り登山編】

登山中は、ちょっとした不注意により、落とし物や忘れ物をしてしまうことがあります。しかし、すべては自己責任となるので、持ち物をしっかり管理しましょう。落とし物を防ぐには、時間に余裕を持って行動したり、荷物の定位置を決めておいたりするのがおすすめです。この記事を参考にしていただき、紹介した便利アイテムも活用してみてください。お気に入りのギアを紛失しないよう、万全な対策をして登山を楽しみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。