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焚き火や調理など、熱いものを扱う作業をする際に欠かせない耐熱グローブ。やけどやケガから手を守るには、使用するシーンに合ったものを選ぶことが大切です。今回は、耐熱グローブの選び方と、おすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

耐熱グローブ選びでチェックしたい3つのポイント

耐熱グローブ

耐熱グローブを選ぶ際は、以下3つのポイントを押さえて選びましょう。

①素材の特徴をチェックしよう

耐熱グローブの素材は、大きく分けて牛革とアラミド繊維の2種類。それぞれの特徴をチェックしておきましょう。

牛革

牛革の耐熱温度は約120℃で、焚き火で薪をくべる作業などに適しています。最初のうちは硬さを感じるかもしれませんが、使えば使うほど手になじんでいきます。色や風合いなどの経年変化を楽しめるのも、牛革の魅力のひとつといえるでしょう。

アラミド繊維

アラミド繊維は、耐熱温度が200℃以上と高いので、高温になった調理器具などを扱う作業に適しているでしょう。火に強いのはもちろん、軽くて丈夫な素材のため、消防服にも使用されています。高い耐熱性を求める人におすすめの素材です。

②長さの違いで選んでみよう

耐熱グローブの長さの違いによる特徴を押さえておきましょう。

ショート

ショートタイプは扱いやすく、かさばらないので持ち運びにも便利です。ただし、手首までしか保護されないため、火の粉が飛んでくる作業には向いていません。

ロング

ロングタイプは、腕全体をカバーできます。そのぶん、着脱は短いものより手間がかかるかもしれません。かまどを使用した料理や、焼き芋を取り出すときなど、火元の近くまで手を近づける作業に向いています。

③機能性を確認しよう

耐熱性のほかに、使用シーンに適した機能性を確認しておきましょう。

防刃性

防刃性を持ったものは、刃物や薪などによるケガへの対策ができます。使い方しだいで、アウトドアのさまざまなシーンで活用できるでしょう。

はっ水性

はっ水性に優れたグローブは、汚れにくいのがメリットです。また、水を吸って重くなり、作業性が悪くなるのを防ぎます。

保温性

寒いときには保温性のあるものが快適です。裏地にコットン素材を使用しているものは保温性が高く、防寒具としても使用可能です。

防滑性

滑り止めの加工がされたグローブであれば、鍋などの調理器具もしっかりとつかめます。ダッチオーブンなど、大きくて重いものもラクに持ち上げられるでしょう。

焚き火や調理におすすめの耐熱グローブ6選

耐熱グローブ

焚き火や調理の際に活躍する、おすすめの耐熱グローブを6つピックアップして紹介します。

Coleman(コールマン)「ソリッドレザーグリルグローブII」

牛革製で、手首までしっかりカバーできる耐熱グローブです。熱くなった調理器具などを扱う際にも活躍します。

ダークブラウンカラーなので、汚れが目立ちにくいのもうれしいポイント。ただし、大きめのフリーサイズなので、手が小さい人にはあつかいが難しいかもしれません。

スキレットや鉄板を使用した調理をよくする人や、キャンプでバーベキューを楽しみたい人の有力候補となるでしょう。

コールマン ソリッドレザーグリルグローブII
コールマン ソリッドレザーグリルグローブII

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ))「アウトドア ソフトレザーグローブ」

焚き火やダッチオーブン料理など、さまざまなシーンで活躍する万能グローブです。やわらかい牛革素材で、細かい作業もしやすいのが特徴です。

S・M・Lの3つのサイズ展開があり、これまでキャンプグローブがブカブカで困っていたような、手の小さな人にとくにおすすめのアイテムです。

キャプテンスタッグ アウトドア ソフトレザーグローブ
キャプテンスタッグ アウトドア ソフトレザーグローブ

Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)「ワーク&ファイアーグローブ」

牛革を使用した、腕までカバーするロングタイプの耐熱グローブです。M・L・XLの3つからサイズを選べるので、自分に合ったサイズを見つけられます。

ロープワークや薪割りなど、幅広い作業に対応可能。作業性に優れた、汎用性の高い耐熱グローブを探している人にぴったりです。

Oregonian Camper WORK & FIRE グローブ
Oregonian Camper WORK & FIRE グローブ

snow peak(スノーピーク) 「ファイヤーサイドグローブ」

スエード革を使用した耐熱グローブです。手首の少し上までの長さがあり、アウターとインナーの二重構造で、耐火性能が高いのが特徴です。ポリエステルとコットンでできたインナーは、取り出してまるごと洗えるので清潔に保てます。

火の回りでの作業はもちろん、キャンプのあと片付けにも活用したい人は、ぜひチェックしてみてください。

スノーピーク ファイヤーサイドグローブ
スノーピーク ファイヤーサイドグローブ

PETROMAX(ペトロマックス)「アラミドプロ 300 グローブ」

強度・耐熱性・耐火性に優れた、アラミドを使用した耐熱グローブです。耐熱温度は約300℃で、焚き火や調理など、さまざまな作業に対応しています。

大きめのフリーサイズなので、とくに手の大きな人にイチオシの商品といえるでしょう。

ペトロマックス H300 アラミドプロ グローブ
ペトロマックス H300 アラミドプロ グローブ

MICRA MOKO「耐熱グローブ」

レザー製のショートタイプの耐熱グローブです。手首をマジックテープで固定でき、作業中もフィットします。親指の付け根部分は、滑り止めを兼ねた革で補強されており、持ち物が滑り落ちるのを防げます。

内側はコットンが使用されていて、肌触りがいいのもうれしいポイント。比較的リーズナブルなので、耐熱グローブを試してみたい人におすすめです。

MICRA MOKO 耐熱グローブ
MICRA MOKO 耐熱グローブ

 
レザーグローブのおすすめについては、こちらの記事もご覧ください。

レザーグローブ
【2024年】おすすめのキャンプ用レザーグローブをご紹介!
薪やダッチオーブンを使ったアウトドアクッキングは、キャンプの楽しみのひとつ。耐熱グローブは、焚き火や調理の際のやけどやケガを防ぐ必須アイテムです。各メーカーから、さまざまなアイテムが販売されています。商品によって、素材や長さ、機能性などに違いがあるため、使用するシーンや、作業にピッタリのものを選びましょう。キャンプ気分を盛り上げる耐熱グローブを見つけて、ケガなくアウトドアを楽しみましょう!

 

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。