※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
ひとつあると便利なレザーグローブ。どうせ買うなら、デザインや機能にこだわりたいものです。今回は、レザーグローブを選ぶ際のポイントと、おすすめ商品をご紹介します。キャンプでのさまざまな場面で活躍するので、一度使うと手放せなくなりますよ。

キャンプ用レザーグローブって必要?

レザーグローブ

出典 Coleman

レザーグローブは、あれば便利だと分かっていても、必須とはいいがたいキャンプギアです。レザーグローブの代わりに、軍手や鍋つかみなどを活用できます。

しかし、レザーグローブがあると、キャンプがより便利で楽しくなるでしょう。どのようなシーンでレザーグローブが役立つのかを紹介します。

焚き火に薪をくべるとき

レザーグローブがあれば、焚き火で薪を楽にくべられます。薪をくべる際にレザーグローブをしていれば、不意のヤケドを防げるでしょう。耐熱性がとくに高いレザーグローブなら、燃焼中の薪の端をつかんで移動できますよ。また、薪のささくれから手を保護する役割もあります。

薪割りをするとき

薪割りにはレザーグローブが必須といえます。ささくれから手指を保護できますよ。また、斧・ナイフなどを滑ることなくしっかりと持てるでしょう。

ダッチオーブンなど熱いものを触るとき

ダッチオーブンや鍋などの熱いものを移動するとき、缶詰などの蓋を開けるとき、取っ手がステンレスのパーコレーターを掴むときなど、さまざまなシーンでレザーグローブは役立つでしょう。

とくに、バーベキューでスキレットをテーブルに置くときなど、非常に熱いものを持つ際に重宝します。また、レザーはグリップがきくので、一般の鍋掴みよりも滑りにくいでしょう。

テントを張るとき

レザーグローブをすることで、テントやタープが設営しやすくなるでしょう。ペグダウンのときに、ハンマーから手を保護できます。また、滑りにくいので、素手よりもしっかりとロープを張れるでしょう。

キャンプ用レザーグローブを選ぶ際のポイント

レザーグローブ

出典 snowpeak

ポイント①耐熱・耐火性

レザーグローブを選ぶ際は、耐熱・耐火性に関わる厚さをチェックしましょう。厚いものほど耐熱・耐火性が高い傾向があります。ただし、厚くなれば作業がしにくくなる点に注意しましょう。レザーグローブの厚さは、メーカーによって異なります。

どのようなシーンで使いたいかを考慮し、自身に適した厚さのレザーグローブを選ぶのがポイントです。実店舗に足を運べるのであれば、実際にレザーグローブを着用して確認するのがおすすめ。インターネットで購入したい人は、商品の口コミやレビューなどを参考にしてください。

ポイント②長さ

使用するシーンを想定し、適した長さを選びましょう。レザーグローブの長さは主に、ひじの近くまでカバーできるロングタイプと、一般的な手袋と同様のショートタイプの2種類です。

焚き火で使用したいなら、ロングタイプがおすすめ。ひじまでしっかりと保護できるため、火の粉などによるヤケドを防止できるでしょう。ただし、着用したままの細かな作業はしにくいといえます。

料理で使う機会が多い人は、ショートタイプに注目しましょう。通常の手袋と同様の感覚で細かな作業ができます。スキレットや鍋などを持ちやすいでしょう。

ポイント③大きさ

レザーグローブを購入する際は、サイズ展開が豊富な商品を選ぶのがポイントです。メーカーによってサイズが異なる傾向があります。また、ワンサイズの場合、基本的に大きめに作られているでしょう。そのため、手が小さな人にはうまくフィットしない場合があります。

幅広いサイズを取り揃えており、レディースサイズなどがあるものであれば、自身の手にフィットする商品が見つかりやすいでしょう。

ポイント④デザイン

デザインの良し悪しは人それぞれなので、自身の好みで選んでください。また、所有している焚き火台と同じメーカーのレザーグローブを購入するのもおすすめ。グローブをせっかく買うなら、デザインも重視したいものですね。

ポイント⑤値段

キャンプに行く回数を考慮し、予算を決めるのが重要です。ワークマンやホームセンターで売られている安価なものや、本格的なアウトドアブランドのものなど、さまざまな種類のレザーグローブが販売されています。そして、値段と品質は比例する傾向がみられます。

キャンプに頻繁に行く人は、アウトドアブランドの商品を選ぶのがおすすめ。耐久性が高いので、長期間にわたって使用できるでしょう。年に数回程度しかキャンプをしない人であれば、ワークマンやホームセンターの安価なもので十分です。

キャンプ用レザーグローブのメンテナンス方法

キャンプ用レザーグローブは、耐久性と機能性を維持するために定期的な手入れが必要です。ここでは、具体的なメンテナンスの方法について説明します。

レザーグローブのメンテナンスの必要性

防水性や耐久性の高さがレザーグローブの特徴ですが、時間と共にその機能は失われていくため、適切なメンテナンスをする必要があります。

とくに革製品は乾燥しやすく、適切な手入れをしないとひび割れや破れが発生する可能性があるでしょう。また、長期間の使用で蓄積した手汗や汚れにより、劣化が進行するおそれもあります。

手入れを怠ると生じる問題点

レザーグローブの適切な手入れを怠(おこた)ると、さまざまな問題が生じます。汚れが付着していると、レザーに含まれる油分が失われるため、柔軟性が低下して手触りが悪くなります。さらに、汗や皮脂の蓄積によって雑菌が繁殖し、嫌な匂いやカビの原因になる場合があります。

手入れのタイミングと頻度

レザーグローブの手入れは、キャンプでの使用後に行うのがよいでしょう。汚れや埃(ほこり)はカビの原因になるので、できるだけ早く取り除くことが重要です。使用頻度や環境によって手入れの回数は変わりますが、月に1回程度が一般的です。

レザー製品のメンテナンスの注意点

レザー製のグローブは水に非常に弱いため、濡らさないように注意しましょう。万が一濡れてしまった場合は、カビの発生や型崩れを防ぐために、すみやかに乾燥させてください。直射日光やヒーターなどの熱源を避け、自然な方法で乾燥させましょう

革製品の汚れは、柔らかいブラシや布で優しく払い落とします。汚れを取り除いたあとは、レザーオイルを使用して革に栄養を与えましょう。 レザーオイルの効果で革が柔らかくなるうえ、撥水効果も向上します。

自分で手入れが難しい場合は修理サービスの利用も可能

多くのメーカーでは、製品の修理サポートサービスを提供しています。このサービスを利用することで、小さな損傷や不具合の修復処理をしてもらえます。メーカーが直接行う修理サポートは無料の場合があるため、長期的にレザーグローブを使い続けられるでしょう。

おすすめのキャンプ用レザーグローブ

レザーグローブは、有力なアウトドアブランドをはじめ、薪ストーブブランドやグリルパンブランドからも販売されています。性能やデザイン、価格などを比べて、あなたのキャンプスタイルにピッタリのレザーグローブを見つけてください。

キンコグローブ「Kinco 50」

柔らかくて耐久性が高い高品質の水牛革を使用したレザーグローブです。使い込むほど手になじむ設計です。

多様な道具に対応する優れたグリップ感が魅力。鮮やかなオレンジ色が目を引くスタイリッシュなデザインは、キャンプだけでなく、バイクや自転車にも似合うでしょう。

KINCO GLOVES(キンコ グローブ) Kinco 50

キャプテンスタッグ「アウトドア レザーグローブ」

耐久性の高い牛革で作られているため、キャンプ時の調理や焚き火、ダッチオーブンの使用時などで活用できます。

力が弱い人でも握りやすいように、柔らかく仕上げられているのが特徴。さらに、肌触りのよい綿生地が内部に使用されていますよ。

キャプテンスタッグ アウトドア レザーグローブ
キャプテンスタッグ アウトドア レザーグローブ

ユニフレーム「キャンプグローブ」  

肘下(ひじした)までカバーするロングサイズの牛革製の手袋です。ロングタイプなので、手や腕を保護し、不意のヤケドを防止できるでしょう。また、デュポン社製のケブラーを縫製糸に使用しているため、耐久性が非常に高い点も魅力です。

ユニフレーム キャンプグローブ
ユニフレーム キャンプグローブ

コールマン「ソリッドレザーグリルグローブII」

作業のしやすさと高い耐熱性を兼ね備えている点が特徴的なレザーグローブです。手にピッタリとフィットするゴムが手首の中間部についているため、指先まで自由に動かせます。また、耐熱性が高いので、焚き火に薪をくべやすいでしょう。

コールマン ソリッドレザーグリルグローブII
コールマン ソリッドレザーグリルグローブII

ロッジ「ダッチオーブン用レザーグローブ」

耐熱性に優れている、頑丈な革製のグローブです。手首までしっかりとカバーできる使いやすい長さが特徴です。スウェード調の牛革には綿ライニングが施されているので、心地よい肌触りを感じられるでしょう。ダッチオーブンを使用する機会が多い人にぴったりのアイテムです。

ロッジ ダッチオーブン用レザーグローブ
ロッジ ダッチオーブン用レザーグローブ

ペトロマックス「防火手袋 アラミドプロ 300」

外側にレザー、内側にアラミド繊維を用いており、耐熱性に非常に優れているレザーグローブです。約300℃に熱したスキレットを12秒ほど持ち続けられるほどの高い耐熱性があります。

一方で、サイズがやや大きく手にフィットしにくい傾向があります。耐熱性を最優先にしたい人にとっての有力な候補となるでしょう。

ペトロマックス 防火手袋 アラミドプロ 300
ペトロマックス 防火手袋 アラミドプロ 300

グリップスワニー「G-6B」

アクリル製のボアが内側に使用されているため、保温性が高いレザーグローブです。冬のキャンプでの使用に向いているでしょう。

また、グローブ特有のつっぱり感を減らす立体裁断がされているので、細かな作業が行いやすいのが魅力です。牛革とケブラーを素材に使用しているため、耐久性にも優れています。

グリップスワニー  G-6B
グリップスワニー  G-6B

スノーピーク「ファイヤーサイドグローブ」

耐久性に優れたケブラー糸と、耐熱性が高いスエード革を使用しているレザーグローブです。ポリエステルとコットンの混合素材がインナーに使われ、表地には難燃性の繊維を使用しています。ダッチオーブンやスキレットを移動させる際や、火の周りで作業をする場面に適しているでしょう。

スノーピーク ファイヤーサイドグローブ
スノーピーク ファイヤーサイドグローブ

スタンコ「耐火グローブ」

全米で最も支持されている、優れた耐熱性能と耐久性を有する耐火グローブです。耐熱性に優れた選(え)りすぐりの牛革と、熱吸収性に優れた綿布地を使用しています。薪ストーブや焚き火台を使用するような場面に向いているでしょう。

STANCO(スタンコ) 耐火グローブ
STANCO(スタンコ) 耐火グローブ

LOGOS(ロゴス)「BBQ耐熱レザーグローブ L」

牛革を使用した、BBQや焚き火にぴったりのレザーグローブです。女性や子供向けのSサイズ・一般男性向けのMサイズ・大柄な男性向けのLサイズの3サイズを展開しているため、自分にフィットするものが見つかるでしょう。

また、手の平と指部分に革を重ね貼りすることで、耐熱性を高めています。料理でスキレットや鍋などを用いる機会が多い人は注目してください。

LOGOS(ロゴス)「BBQ耐熱レザーグローブ L」
LOGOS(ロゴス)「BBQ耐熱レザーグローブ L」
レザーグローブがひとつあれば、キャンプでより快適に過ごせるようになるでしょう。とくに、焚き火をしたり、料理をしたりするシーンで活躍します。また、使い込めば使い込むほど味がでるのも、レザーグローブの大きな魅力です。デザインや機能性を考慮し、自分のお気に入りのレザーグローブを購入してください。キャンプを楽しむなかで、個性があふれるレザーグローブを育ててくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。