キャンプ用レザーグローブって必要?

レザーグローブは、あれば便利と分かっていても、本当に必要か?と言われると微妙なところです。
無くてもキャンプをすることは可能ですし、軍手や鍋つかみなどで事足りることもあります。しかし、レザーグローブがあると、キャンプがもっと楽しく、安全になることは間違いありません。
実際に、どんなシーンでレザーグローブが役立つのか挙げてみました。
焚き火に薪を焼べるとき
一番よく使うのは、焚き火をするときでしょう。
薪を焼べるときにグローブをしていれば熱くないですし、不意にヤケドしてしまうことも防げます。また、薪のささくれから手を守るという役割もあります。
耐熱性が高いグローブなら、端の方の薪を掴んでササっと移動することもできますよ。
薪割りをするとき
薪割りにグローブは必須といえます。
ささくれから守ってくれるだけでなく、斧やナイフ、また薪を持つ手が滑りにくく、安全に薪割りすることができます。
ダッチオーブンなど熱いものを触るとき
料理のときにもレザーグローブは役立ちます。
ダッチオーブンや鍋などの熱いものを移動したり、蓋を開けたりするとき。取っ手がステンレスのパーコレーターを掴むとき。
バーベキューのとき、スキレットをそのままテーブルに出すときなどなど、様々な「熱くて持てない」を解消してくれます。レザーはグリップが効くので、一般の鍋掴みよりも滑りにくく安全です。
テントを張るとき
テントやタープを設営するときも、グローブをしていた方が安全で楽です。
ペグダウンのときにハンマーから手を守ってくれますし、ロープを張るときも滑りにくいので、素手より力が入りやすいです。
キャンプ様レザーグローブを選ぶ際のポイント

ポイント①耐熱・耐火性
本来レザーは燃えにくく、耐熱性がありますが、メーカーによって厚みがかなり違い、薄いものだとダッチオーブンなど熱々のものが持てないということもあります。
実物を店舗で見れば、どれぐらい耐えられそうかは分かると思いますが、ネットで購入する場合は、口コミなどを参考にして検討してください。
ただし、厚いと耐熱性は高くなる一方、細かい作業には適さなくなります。主にどんなシーンで使いたいかを考えて、ちょうど良いものを選びましょう。
ポイント②長さ
キャンプ用のレザーグローブには、普通の手袋のようなショートタイプと、ひじ近くまで長さのあるロングタイプがあります。
焚き火にはロングタイプのほうが安全ですが、操作性や汎用性はショートの方が良いです。
ポイント③大きさ
メーカーによって手のひら部分の大きさもかなり違います。
ワンサイズの場合は、基本的には大きめに作られていますので、手の小さい方や女性には大きすぎるかもしれません。その場合は、レディースサイズやサイズ展開があるグローブがおすすめです。
ポイント④デザイン
せっかくグローブを買うなら、デザインも重視したいですよね。
直感でカッコいいと思うものを選ぶのもアリですし、焚き火台とメーカーを揃えてみるというのもいいかもしれません。
ポイント⑤値段
値段にもメーカーによってかなり差があります。
安いノーブランドのものだと、(ワークマンなどで売っている)1,000円を切るものも。年に数回しかキャンプしないというのであればそれでも良いと思いますが、やはり値段相応。
いっぱしのキャンパーであれば、しっかりしたものを買うことをおすすめします。
キャンプ用レザーグローブはこんなにある!

レザーグローブは、アウトドアブランドをはじめ、薪ストーブブランドやグリルパンブランドからも販売されています。
性能やデザイン、価格などを比べて、あなたのキャンプスタイルにピッタリのレザーグローブを見つけてください。
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