ロードバイクでの走行中、突然の雨でびしょ濡れになった経験がある人は多いのではないでしょうか。そんなときに便利なのが、ロードバイク用のレインウェア。今回は、機能性やコンパクトさなどをふまえた、ロードバイクにぴったりなレインウェアを紹介します。
ロードバイクに適したレインウェアとは?
ロードバイクに適したレインウェアの特徴を紹介します。雨の日の走行を快適にするために重要なポイントなので、ぜひ参考にしてください。
①耐水圧が10,000mm以上ある
耐水圧は、10,000mm以上を基準に選びましょう。耐水圧とは、生地へのしみこみにくさをあらわす数値です。数値が高いものほど、防水性能が高くなります。耐水圧が10,000mm以上あれば、通常の雨だけでなく、突然の大雨にも耐えられるでしょう。
②透湿度が5,000g/m²・24hrs以上ある
蒸れにくさを重視する人は、透湿度が5,000g/m²・24hrs以上あるかに注目しましょう。透湿度とは、24時間で生地が透過した水蒸気の量を示した数値です。透湿度の数値が高いほど、蒸れにくいといえます。
快適さを重視するなら、最低でも5,000g/m²・24hrsを基準にしてください。透湿度が8,000g/m²・24hrs以上のレインウェアであれば、より快適に走行できるでしょう。
③丈の長さが適切である
レインジャケットやレインパンツの、丈の長さが適切かを確認しましょう。レインジャケットは、後ろの丈が長めだと、後輪からの雨水や泥が衣服にかかりにくくなります。また、レインパンツは、チェーンに巻き込まれにくい短めの丈がおすすめです。
④ヘルメットと併用できる
フード付きのレインジャケットの場合は、ロードバイクに欠かせないヘルメットと併用可能かをチェックしましょう。また、視界をさえぎらないデザインかどうかも重要です。ヘルメットと併用しやすい、フードが透明なものや、長さを調整できるものを選んでください。
⑤折りたたんでコンパクトにできる
レインウェアを常備したい人は、折りたたんでコンパクトになるタイプが狙い目です。サイクルジャージのポケットや、バッグに入れて持ち運べるため、急な天気の変化にも対応できます。
ロードバイク用おすすめレインウェア5選
ロードバイクにおすすめのレインウェアを5つ紹介します。それぞれの特徴を知り、購入時の参考にしてくださいね。
①ストレッチ性抜群:モンベル/スーパーストレッチ サイクルレイン ジャケット
ストレッチ性に非常に優れたレインウェアです。生地がしなやかなため、走行時の前傾姿勢や、足上げをストレスなく行えるでしょう。
また、耐水圧20,000mm以上、透湿性15,000g/m²・24hrsと、十分な防水透湿性を備えています。天気に関係なくロードバイクに乗る機会が多く、雨天時の走行をストレスなくこなしたい人におすすめです。
②うれしいUVカット加工:サンティック/サイクルジャケット レインジャケット
UVカット加工が施されたレインジャケットです。UVカットの基準値が、最高値のUPF50+なので、日焼け対策がしっかりできるでしょう。また、205gと軽量で、小さくたたんで後ろのポケットに収納できますよ。
背面には反射テープを備えているため、夜間など、視界の悪い日にも対応可能です。通気性と吸汗速乾性にすぐれているので、雨の日以外でも着用できるレインジャケットを探している人に向いています。
③足元の雨対策にぴったり:パールイズミ/レイン パンツ
すそが絞れるタイプのレインパンツです。すそを絞ることで、雨水の侵入を防ぐだけでなく、チェーンの巻き込みも防止できます。また、股下の部分が二重設計になっていて、耐久性があるのもうれしいポイントですね。
ロードバイクを使用した通勤・通学時など、足元もしっかり雨対策したい人にぴったりのレインパンツです。
④機能性に優れた素材を使用:GORE WEAR/C5 ゴアテックス シェイクドリー 1985ジャケット(メンズ)
高い機能性を有する「GORE-TEX Active Shakedryテクノロジー」を採用したレインウェアです。防水性と通気性はもちろん、防風性にも優れています。
機能性に優れているぶん、価格は比較的高め。しかし、あらゆる天候に対応できる点は魅力です。長距離を走る自転車イベントのブルベや、ロングライドなど、本格的な走行をする人に向いています。
⑤こだわり素材で着心地抜群:Morethan/サイクルレインジャケット
健康面において、安全性に考慮した繊維製品を証明する「OEKO-TEXSTANDARD 100」に認定されたレインウェアです。
YKK防水ファスナーを採用しており、ファスナーから浸水する心配がないといえます。また、UVカット加工が施されているので、日焼けしにくいでしょう。さらに、200g未満と非常に軽量なため、バックパックに収納できる点も、うれしいポイントですね。
前後に反射材がついているので、部活帰りや退勤時など、暗い道を走行する機会が多い人の候補となる1着です。
レインウェアのメンテナンス方法も確認しよう!
レインウェアの快適さを保つためには、使用後のメンテナンスが大切です。機能性が高いものであっても、使っているうちに、表面の防水加工や撥水加工が落ちることがあります。機能性を保つために、レインウェアのメンテナンスを行いましょう。
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。