ウォータータンクは、寒い日こそ使ってほしいアイテムです。お湯を入れておけば、手がかじかむことなく、水仕事ができますよ。今回は、キャンプに適したウォータータンクの選び方を紹介。おすすめアイテム5選もあるので、ぜひチェックしてください。

寒い日のキャンプにウォータータンクが必要な理由

キャンプ ウォータータンク

ウォータータンクは、寒い日のキャンプでも欠かせないアイテムです。理由を2つ説明しますね。

炊事場の凍結に備えられる

寒くなるとキャンプ場の水道が凍って、炊事場が使用できないことがあります。保温性があるウォータータンクにお湯を入れておくと、夜間の凍結を防げるでしょう。寒い日でも問題なく水を使えます。

水場を行き来する手間が省ける

ウォータータンクがあれば、サイトと水場を何度も往復する必要がありません。温かいコーヒーを淹れたり、調理に使ったりと重宝します。

また、早朝と夕方ごろは、炊事場が混みあいがち。サイト内でいつでも水が使えれば、食事の支度や片付けがスムーズですね。

キャンプ用ウォータータンクの選び方

キャンプ ウォータータンク

キャンプで使える、ウォータータンクの選び方を3つ紹介します。

構造で選ぶ

冬期は水が凍る可能性があるため、凍結しにくい構造のウォータータンクがおすすめです。たとえば、二重構造になっているタイプなら、外気温の影響を受けにくいでしょう。朝起きたら、タンク内の水が凍っていた、という事態を避けられますよ。

夏に保冷用としてウォータータンクを使うときにも、結露しにくいのがうれしいポイントです。

保温性で選ぶ

寒い日のキャンプでは、保温性が高いタイプを選びましょう。温かいお湯をタンクに入れておけば、水から沸かす必要がなく、時短できます。寒い日の皿洗いにも重宝しますね。

また、保冷機能つきなら、夏は冷たい水、冬は温かいお湯と、オールシーズン活躍するでしょう。

材質で選ぶ

ウォータータンクを寒い日に使う場合、プラスチック製か、ステンレス製のどちらかが向いています。プラスチック製の場合は、ハードタイプのほうが保温性に優れていますよ。また、比較的軽いので、手軽に持ち運びたい人に適しています。

一方で、ステンレス製は見た目と機能の両方にこだわる人にイチオシ。それぞれの特徴を下記の表でチェックして、自分のキャンプスタイルにあうものをチョイスしましょう。

  プラスチック製 ステンレス製
メリット
  • ステンレス製より軽量
  • 安価で手に入れやすい
  • ハードタイプなら落としても割れない
  • 雑菌が繁殖しにくい
  • 耐久性が高い
  • デザイン性がよい
  • 高級感がある
デメリット
  • 雑菌が繁殖しやすい
  • 使用後はしっかり乾燥させる必要がある
  • 錆びないようにメンテナンスが必要
  • プラスチック製より高価

タイプ別のキャンプ用ウォータージャグについては、こちらの記事もご覧ください。
キャンプ向けウォータージャグをタイプ別に紹介

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Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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