待望の寒波も入りこみ、22-23ウィンターシーズンもようやくコンディションが整ってきました。早くも各ブランドで来シーズンのモデルも発表され、新しいギアを楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。今使っているギアでしか滑ったことがない。そろそろ新しくしてみたい。でもどんなモデルが合うのかよくわからない。今回はそんなお悩みを解消してくれるスキー・スノーボードのニューモデル試乗会についてお伝えします。

スキー・スノーボード試乗会とは

スキー・スノーボード試乗会

スキー・スノーボードの試乗会ではどんなことができるのか、詳しくみていきましょう。

購入前に乗って試せる

メーカーやショップなど主催者はさまざまですが、来季のニューモデルが一堂に並び、雪上で滑って試せる絶好のイベントです。コンセプトの違うモデルや同じモデルでもサイズ違いで乗り比べたりと、実際に体感できます。

安くはないギアだからこそ購入前に試してみたい。カタログや店頭で見るだけではよくわからない。そんな方におすすめです。

相談しながら楽しく探せる

メーカースタッフやショップスタッフと相談しながら試せるのはもちろん、迷ったときのアドバイスなども受けられます。ゲストライダーが来場したり、フェス感覚で楽しめたりと各会場で違う雰囲気も楽しめます。

早期受注でお得に購入できる

会場によってはそのまま予約注文も可能で、早期受注の特典によりお得に購入できます。

昨今のコロナ禍・世界情勢により、商品自体の流通量が減ってしまったり、価格が上がってしまうことが予想されるウィンター業界。シーズン早々ショップに行ったのに、すでにお目当てのモデルやサイズがすでに完売してしまっていた。そんなことも多くなってしまった近年ですが、確実に、よりお得に手に入れたい場合にもおすすめです。

試乗会の種類

スキー・スノーボード 試乗会

試乗会といっても主催者やカテゴリーにより、イベントのスタイルも変わります。
基本的にはスキー・スノーボードはそれぞれ日にちも会場も分かれて行われますが、稀に合同で開催されることもあります。

同じブランドからスキー・スノーボード共に出しているメーカーもありますが、試乗会の日程や申し込みフォームが異なります。スキーの試乗会なのか、スノーボードの試乗会なのかをチェックしてから申し込みましょう。

メーカー主催

主催メーカーの商品のみの試乗会。作り手側のメーカースタッフと直接相談しながら試乗できます。

お目当てのブランドが決まっている、より詳しく商品のことを知りたい。そんな場合はメーカー主催の試乗会がおすすめです。

ショップ主催

スキー・スノーボードのプロショップ、スポーツ量販店などのショップが主催の試乗会。多数のメーカーが集まることが多く、場合によってはメーカースタッフもアテンドとして参加するブランドもあります。

メーカースタッフに相談するのはもちろんのこと、ショップスタッフにアドバイスももらえます。ショップが近ければ通うきっかけにもなり、試乗会でのギア以外についても普段から相談に乗ってもらえるでしょう。

団体主催

日本スキー産業振興会や日本スノーボード産業振興会などの団体が主催となる試乗会。参加メーカーも多く、雪上で試乗もできる展示会といった感じ。

主催団体へ直接参加申し込みをする方法以外にも、提携ショップで申し込みもできます。

いろいろな種類を体験してみたい、違うブランドも乗り比べてみたい、という場合はショップ主催や団体主催の試乗会に参加することをおすすめします。

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この記事を書いた人

Yoco

山岳部出身の父のもとに生まれ、自然を相手に楽しむ事が日常的な幼少期を過ごす。学生時代は雪なし県ザウス育ちの環境で競技スキーに没頭し、気がつけばアウトドアスポーツ業界での勤務歴は20年程に。ギアやカルチャーに対する興味は尽きることなくスキー&スノーボード、バックカントリー、登山、SUP、キャンプなど野外での活動がライフワークとなりマルチに活躍中。最近ではスケートボードや映像制作にも奮闘中。