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夏といえばキャンプ!夏キャンプといえば、そう、虫…。「キャンプは好きだけど、虫はイヤなんだよね…」という方は多いのでは?夏は人間だけじゃなく、虫も元気になる季節。虫対策を怠ると、体中虫さされだらけ…なんてことに。しかもキャンプ場には蚊だけではなく、スズメバチなどの危険な虫もやってきます。しっかり準備して、イヤな虫たちを撃退しましょう。今回は、キャンプでの虫対策の基本をレクチャーします。

キャンプ場にいるやっかいな虫たち

アウトドアに虫は付きものですが、なるべくなら刺されたくないものですよね。

キャンプ場では「蚊」の他に、「ハチ」や「ヒル」にも遭遇します。

川の近くのキャンプ場なら、「ブヨ」や「アブ」が大量に発生する場合も。

被害にあう確率は他の虫に比べて低いですが、「マダニ」や「ムカデ」にも注意が必要です。

【夏の代表的な虫】

・蚊

夏の定番。特に夕方以降活発になり、刺されやすくなります。

・ブヨ(ブユ)

咬まれると血が出ます。蚊よりも腫れや痒みが酷く、症状が長引きます。

・アブ

キレイな水の近くに生息。こちらも咬まれるとものすごい痒みに襲われます。

・ハチ

スズメバチやアシナガバチは刺されると命に関わることも。クマンバチは見た目が大きいので怖いですが、大人しい蜂なので大丈夫です。

・ヤマビル

山に生息するヒル。6~8月は特に注意が必要です。

・マダニ

頭を皮膚の中に突っ込んで吸血します。草が生い茂っているところに潜んでいます。

・ムカデ

山よりも、海辺のキャンプ場の遭遇率が高いです。刺されると激しく痛みます。

・蛾

刺されはしないけど、夜になると大量に飛び回って虫嫌いには迷惑です。

 

キャンプサイトに虫を寄せ付けないために

虫の住処にお邪魔しているわけですから、全く虫を寄せ付けないなんてことは不可能です。

しかし、少し工夫すればかなり減らすことはできます。

・スクリーンタープ

蚊帳として活躍する、ネットが四方に張られたタープです。夏のキャンプには必需品といえますね。

中にリビング空間を作ってしまえば安心してくつろげます。ただし、出入りの時に虫が入ると中でパニックになるので気をつけましょう。

・蚊取り線香

効くのは蚊にだけですが、あるとないとではかなり違います。テントの近くとタープの近くに設置しましょう。

最近は虫除けアロマキャンドルなんかもありますが、効果はあまり無いような気がします。

昔ながらの蚊取り線香の匂いは風情もあっていいですよ。

・蚊がいなくなるスプレー

最近はシュッとふと吹きで蚊を寄せ付けなくするスプレーなども売られています。

これが結構効くんです。スクリーンタープの中にシュッとしておくといいでしょう。

・ランタン誘導作戦

虫は明るい方へ寄って行く習性があります。

一番明るい光量の強いランタンをサイトの隅の方に置いておくと、そこに虫が集まるのでテント付近が守られます。

ただし、ランタンに死んだ虫がたくさん付くので、虫嫌いの人は片付ける時に覚悟が必要です。

 

効果的な虫除け方法は?刺されたらどうする?

サイト内の虫除けも大切ですが、一番は刺されないように肌を守ることです。

長袖・長ズボン・靴下で露出を少なくして、虫除けスプレーを振りかければかなり刺されにくいはずですが、夏はやっぱり暑い…。

耐えられない人は、真っ昼間は虫も出にくいので、(多少刺される覚悟で)半袖で過ごしてもいいでしょう。

その場合はこまめに虫除けスプレーを塗り直してください。夕方の刺されやすい時間帯は、気温も下がってくるので長袖を着用しましょう。

服を着る前は、バタバタと振って中に虫が潜んでいないかチェックしてください。

ムカデがパーカーの中に隠れていたとか、靴下の中にハチが入っていて刺されたなんて話は結構あります。

バッグにも入りやすいので、ファスナーを開けっ放しにしておくのはやめましょう。

また、ハチ類は黒っぽい色に寄ってきやすいので、黒い服は避けてください。帽子で頭をガードすることもお忘れなく。

スズメバチなどは、寄ってくるほとんどが偵察隊です。暴れたりせずにじっとしていれば向こうから去ってくれます。慌てず冷静に対処しましょう。

刺されてしまったときのために、次の3点は必ず持参してください。

・虫さされの薬

一般的な虫さされの薬(抗ヒスタミン剤)と、アブやハチなどに咬まれ症状が酷いとき用に、ステロイド外用剤もあるといいでしょう。

ただし、ステロイドは強いので子どもに使う時は薬剤師に相談してください。

・ポイズンリムーバー

刺された部分に当てて、毒を吸い出す道具です。

ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー
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ハチなどのときはもちろん、蚊に刺されたときでも吸っておくと痒みが抑えられますよ。

刺されたらすぐ吸う!が鉄則です。

・保冷剤

痒み、腫れが酷い部分を冷やす時に使います。

食材や飲み物を冷やす保冷剤を多めに持って行けばいいでしょう。熱中症対策にもなります。

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まとめ

虫が怖いからといってキャンプを断念したくはありませんよね。今回紹介した対策で、ある程度の虫は抑えられます。また、自然の中に虫はいて当然なのですから、「気にしない」という気持ちも大事です。それでもやっぱりイヤだな…という人は、夏キャンプは諦めて、虫が少ない3~4月頃や10月以降などの季節を選びましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。