企業がウェルビーイングに取り組むメリット
今や世界中で多くの企業が従業員のウェルビーイングに取り組んでいます。グローバル企業では、Googleやイケアなど。国内では楽天や味の素、アシックス、東急などが挙げられますよ。企業がウェルビーイングに取り組むメリットを見てみましょう。
生産性を向上できる
従業員が働きやすい環境は、個々のモチベーションアップにつながります。仕事の質やスピードが上がり、生産性の向上につながるでしょう。また、人は満足度の高い環境で働くと、創造性が高まるという調査結果もあります。
出典:
積水ハウス「企業における従業員の幸福度の重要性」
ITOKI「創造性の高い組織が実践する8つの作法:後編」
優秀な人材を確保できる
ストレスの少ない職場環境を整えられると、優秀な人材の確保につなげられます。従業員の満足度を上げるためには、環境や労働条件を整備し、良好な人間関係を築ける組織づくりが必要です。昨今は自分らしい働き方ができるかも重視されています。
従業員が長く働きたいと思える企業なら、離職率も下がるでしょう。
出典:厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」
企業価値を上げられる
ウェルビーイングに取り組めば、従業員や社会を大切にする企業として評価されるでしょう。ウェルビーイングの社会的な意義は年々高まっています。経済産業省でも優良な健康経営を実践している法人を「健康経営優良法人」として認定し、支援していますよ。
出典:経済産業省「健康経営優良法人認定制度」
働く側がウェルビーイングに取り組む企業を選ぶメリット
仕事は個人の幸福度に影響を与えます。就職するとき、もちろん給与・報酬は検討材料になりますが、働きやすさもチェックすべきポイント。働く側がウェルビーイングに取り組む企業を選ぶメリットについて説明します。
ワークライフバランスを整えられる
従業員のウェルビーイングを高めようとする企業なら、自分にあった働き方ができるでしょう。たとえば、テレワークやフレックスタイム制度が導入されていれば、働き方の自由度が上がります。また、豊富な福利厚生を利用できると、プライベートも充実させられますね。
能力を発揮しやすい
心身ともに満たされた状態で仕事ができれば、自分の能力を最大限に発揮できます。ウェルビーイングを意識する企業には、個々が主体的に達成感をもって働ける場が用意されているはずです。また、経営側とビジョンが共有されるため、主体的に仕事に取り組めるという利点もあります。
成長できる
常に成長していけるのもメリットです。ウェルビーイングを目指す企業は、従業員の成長を支援するために、研修制度を整えていると考えられます。多くの優秀な従業員と共に、さまざまな刺激を受けて働けるのも魅力です。
良好なコミュニティのなかで働ける
良好なコミュニティのなかで働けるのもメリットになります。人間関係は、場合によっては職場の大きなストレスになることも。ウェルビーイングに配慮する企業は、従業員が働きやすい組織づくりを目指します。風通しのよい人間関係で仕事に向かえれば、精神的に安定して仕事にうちこめますね。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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