ヴィーガンスイーツづくりのポイント
ヴィーガンのスイーツをつくるときは、材料の選び方が大切です。通常のお菓子づくりとは異なり、卵やバター、牛乳などがつかえません。動物性食品に頼らず、ふわふわな食感やよい香りをつくり出す必要があります。おいしくつくるためには、素材の特徴を考えましょう!
たとえば、牛乳の代わりに植物性ミルクを用いるとしても、たくさんの種類があり、味や香りなどに違いがありますよね。それぞれの植物性食品のもち味を理解するのが、ヴィーガンスイーツをおいしくつくるポイントです。理想の風味になるよう、植物性食品をうまく組み合わせるとよいですよ。
ヴィーガンスイーツにイチオシの食材3つ
ヴィーガンスイーツをつくるのに、特別な材料は必要ありません。手軽に入手できて、つかい方も簡単な食品を3つ紹介します。
①寒天
ぷるんとした食感が出せる寒天は、いろいろなヴィーガンスイーツにつかえる食品です。和菓子だけでなく、洋菓子にも利用できます。とくに、キャンプなど冷蔵庫がない場所で活躍しますよ。
寒天は40〜50℃で固まり、70℃を超えない限り溶けません。ゼリーにして常温で放置しても、形状を保つことが可能。栄養面では食物繊維が豊富で、便秘の解消や、肥満の予防などの効果が期待できます。
キャンプでスイーツをつくりたいときは、粉末寒天をつかいましょう。棒寒天や糸寒天と違い、ふやかしたり裏ごしたりする作業がなく、そのまま使用できて便利です。
②バナナ
バナナはヴィーガンスイーツに欠かせません。栄養がたっぷり含まれていて、自然な甘さを出すのにも一役買ってくれます。
カリウムや食物繊維など、栄養素のバランスがよいのが特徴。美肌効果・貧血予防・便秘予防が期待できます。さらに、1本あたり約86キロカロリーで、ヘルシーな果物です。
お菓子にいれると、とろけるような味わいが加わり、砂糖などの量を減らしてもおいしくできあがります。温めると甘味が増すので、加熱する料理との相性が抜群ですよ。バナナをつかったパウンドケーキやホットケーキなどにぜひ挑戦してみてください!
③豆腐
豆腐と聞くとおかずを想像しがちですが、お菓子づくりでも活躍します。扱い方がむずかしくないので、初心者も失敗しにくいのがよいところです。
たとえば、生地をつくるときに豆腐をつかうと、もっちりとした食感に仕上がります。ドーナツなどの生地に加えれば、冷めてもぱさぱさしにくくなるので、試してみてください。
また、豆腐にはたんぱく質・カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれています。料理のクオリティを上げるだけでなく、体に必要な成分も摂取できますよ。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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