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水上で波を切って横滑りするウェイクボード。夏の旅先で経験したいと考えている方も多いのではないでしょうか。今回はウェイクボードの乗り方からショップ選びまで、ウェイクボードをもっと身近に楽しむコツを教えます。

 

ウェイクボードを体験してみよう!

ウェイクボード体験

ウェイクボードは聞いたことがあるけれど、どんなスポーツかいまいちピンとこないという方もいるでしょう。旅先で体験したいアクティビティのひとつ、ウェイクボードについて、乗り方や楽しみ方を見てみましょう。

ウェイクボードとは?

小型のボードに両足を固定し、小型船やジェットスキーによる牽引で水上を横乗りするアクティビティです。リードを引っ張ってもらって波に乗りますが、水上でスノーボードをするようなイメージです。

ウェイクボードは初心者でも乗れる?

初心者でもコツの掴み方次第で、ボード上に立って滑れます。いくつかのポイントをおさえ、力まず挑戦してみましょう。

①軸足をチェックしよう

ウェイクボードでは、まずボード上に横向きに立ちます。最終的には片足が前、軸足が後ろになり、牽引機に向かって縦に滑ります。

このときに後方で身体を支えるのが軸足。うつぶせの状態から立ち上がったとき、後ろに残った足が軸足です。軸足を間違えると体重移動がむずかしくなり、うまく乗れなくなります。

②フォームの確認をしよう

陸上で座った状態から身体を起こすときのフォームを確認します。綱引きの要領で腰を半分浮かせ、自然に引っ張られるイメージで膝から無理なく起こします。

③怪我・病歴は伝えておこう

過去の怪我や病歴を事前にインストラクターに伝えることで、負担を軽減できるベストなフォームを工夫してもらえます。膝に負荷がかからない立ち方や、肩が引っ張られにくいポジションなどを考慮し、より安心して楽しめます。

④ウェイクボードをさらに楽しもう

限られた体験時間では、立って水上を滑るだけでも十分に楽しいものです。ウェイクボードに乗り慣れると、左右に移動するスラローム、引き波を利用したジャンプ、軸足を入れ替える技など、さらに高度な滑りができるようになります。

 

ウェイクボード体験はトーイング方法もチェック!!

ウェイクボード 体験

ウェイクボードを引っ張ることをトーイングと言います。体験コースのトーイングには通常2つの方法があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

【初心者にも乗りやすい】ジェットスキーでのトーイング

小回りが利いて波も少ないジェットスキーでのトーイング方法は、初めてのウェイクボード体験におすすめです。インストラクターとの距離が近く意思疎通もしやすいため、指示がよく見えるのもポイント。

【スピードが速く経験者向け】ボートでのトーイング

高い波が立つため、すでにボードに乗れる人がさらに楽しめるトーイング方法。よりスピードもでるので、ウェイクボードに慣れた人や技を決めたい人に向いています。

ウェイクボード体験に必要なものは?

ウェイクボード 体験

体験の場合、必要な道具類はショップからのレンタルなので、基本的に水着とタオルがあれば問題なく楽しめます。ここでは、体験に必要な持ちものをご紹介します。

①水着

落水時に衝撃を受けることもあるので、身体にフィットし脱げにくい水着が理想です。ライフジャケットをレンタルできますが、より浮力を重視する場合はウェットスーツを着用するのもよいでしょう。
また、日焼けや体温を守るためにラッシュガードの着用をおすすめします。

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②タオル

体験後に水から上がったあとは、シャワーで砂や海水を洗い流しましょう。また、ウェイクボードはひとりずつ行うスポーツのため、待ち時間の日焼け防止や風よけにもなります。

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③日焼け止め

ウェイクボードは水上アクティビティですが、水に落ちることも多いため、ウォータープルーフの日焼け止めがおすすめです。環境に配慮したタイプなど種類もいろいろあります。

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④サンダル

ボードに乗る際には専用のビンディングシューズを履くため裸足ですが、砂浜での移動や終了時にはビーチサンダルがあると便利です。とくに夏場のビーチは砂が熱くなっているので必ず用意しましょう。

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初めてのウェイクボード体験!ショップの選び方は?

ウェイクボード体験

ウェイクボードは当日の天候で開催が左右されるスポーツです。ショップサイトやアクティビティ専門サイトで簡単にネット予約ができますが、直接電話で予約するのがおすすめです。

電話予約がおすすめの理由

①近日の風向きと開催の不可がわかる

未経験者の体験の場合、わずかな風や風向きで開催が中止になることがあります。電話で問い合わせると、向こう数日の風向きがわかるため、体験日時やショップが絞りやすくなります。

②開催地の様子がわかる

ウェイクボードは天候と風向きに左右されるため、ショップの所在地と実際のアクティビティ開催地が異なる場合もあります。

たとえば、西海岸沿いのショップに問い合わせをしても、開催予定地は東海岸の海になるというケースもあるので、情報収集も直接のやり取りが理想的です。

③ショップの雰囲気がわかる

やはり、ショップインストラクターの雰囲気や相性などは電話でよくわかります。非常に親切で説明が丁寧なショップ、不安に寄り添ってもらえるショップなどいろいろなので、初めての体験の場合は電話予約で雰囲気をチェックしましょう。

所在地で楽しみ方が異なる

①乗りやすさ重視【湖・湾内】

初心者の場合、風の影響を受けにくい湖面、ベタ凪の日や波の立ちにくい湾内が乗りやすいです。ジェットスキー自体の波も立つので、なるべく穏やかな水面を選びましょう。

②SNS映えや景観も楽しめる【海・離島】

体験コースでは、GoProによる撮影や動画を編集してくれるショップもあります。きれいな海で波に乗るのは気分があがるもの。映えや景色を楽しみたい場合、南の海や離島での体験は素晴らしい思い出になりますね。

過剰な表現のショップは避ける

NG例①泳げなくても大丈夫

ウェイクボードは、うまくボードに立てるようになるまで何度も海に落ちる可能性が高いスポーツです。ライフジャケットを着用していても、落水時に水を飲んでパニックになる場合も。全く泳げない場合は宣伝文句を鵜吞みにせず、自分の意思を優先しましょう。

NG例②誰でも簡単に乗れる

限られた時間でボードに乗って滑れるかは人それぞれ。体験できる時間は通常20分~30分程度です。100%乗れる、などはあくまで集客のためと捉えたほうがよいです。

NG例③「最高時速〇㎞」などスピード重視のうたい文句

初心者が波に乗れるスピードは限られています。最初から最高速度で乗るのは困難でしょう。スピードはインストラクターの調整次第ですが、通常は時速10㎞くらいから徐々に様子を見ていきます。スピード重視のスポーツではないと理解しましょう。

気分も高揚した旅先で、新しいことに挑戦したい人にぴったりなウェイクボード。うまく波に乗れたときには思わず笑みがこぼれます。波を切って水上を自在に滑る爽快感をぜひ体験してみてくださいね。
水上で波を切って横滑りするウェイクボード。夏の旅先で経験したいと考えている方も多いのではないでしょうか。今回はウェイクボードの乗り方からショップ選びまで、ウェイクボードをもっと身近に楽しむコツを教えます。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。