今回のサーフトランクスの選定基準
サーフトランクスを選ぶ際にデザインがまず一番という方が多いかもしれませんが、サーフィンをより楽しむ為には他の要素もとても重要です。
今回はここ数年メジャーブランドがサーフトランクス開発時にフォーカスしている
- 運動性能
- サステナブルなマテリアル
この2つを選定基準としています。
サーフィン中のテイクオフやライディングの動作で、ストレスがない運動性はとても重要です。伸縮する素材で動きやすくて軽く、速乾性もあることで足にまとわりつかないサーフトランクスを選ぶメリットは、アスリート志向の方から週末のエンジョイサーファーにも共通しています。
また、サステナブルなマテリアルもサーファーとして注目したいところです。リサイクル素材を有効活用しているものや、耐久性のあるものを選ぶことは環境保護にもつながります。海やそれに関わる自然環境への配慮を、モノ選びからも考えていきましょう。
サーフトランクスはサーフィン以外でも活躍
サーフトランクスはその特性上、昔からさまざまなシーンで使用されていてサーファー以外の需要も多いアイテムです。
キャンプや海水浴、その他のマリンアクティビティなど水陸両用で使える夏の万能ショーツといってもよいでしょう。
軽量な履き心地から夏の部屋着に使用しているサーファーも多いので、使い古してからも有効活用することができます。
2022年おすすめサーフトランクス5選!
今回は数あるブランドの中からおすすめのものを5つ厳選しました。
どれもサーフィンカルチャーに古くから根付いているブランドなので、運動性とサスティナブル要素は織り込み済み。耐久性もあるので長く愛用していただけるものとなってます。
①クイックシルバー/ORIGINAL
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サーフトランクスといえばクイックシルバー。1969年に世界で初めて本格的なサーフトランクスを生み出したブランドだけに歴史もあり、ノウハウもあります。
今年は古き良きアイコニックなデザインをリバイバルしたORIGINALシリーズが注目です。見た目はレトロなデザインを残しつつ、素材はしっかりと伸縮性を備えた運動性能を備えています。
さらに2014年からクイックシルバーが取り組んでいる、使用済みペットボトルを使用したリサイクルマテリアルです。
②パタゴニア/ハイドロロック
パタゴニアはトレッキングなどアウトドアのイメージが強いかもしれませんが、サーフトランクスも素晴らしいプロダクトを作り上げてます。
2022年はハイドロロックシステムのタイプがおすすめです。4方向への伸縮素材はサーフィンのパフォーマンスを上げ、ワイプアウトでもずり落ちにくいように立体的なベルト部分を採用しています。
素材はもちろんリサイクルポリエステル製で、パタゴニアが推奨するフェアトレード工場で生産されたサーフトランクスです。
③ビラボン/CICLO PRO
サーフブランドとして有名なビラボン。2022年注目のサーフトランクスは、世界初の微生物によって分解できるCICLOファイバーを使用したシリーズです。
リサイクルペットボトルを使用してプラスチック削減に取り組んでいるだけでなく、ストレッチ性能や縫製を最小限にすることによってのパフォーマンス性能も追求したサーフトランクスです。
④オニール/ハイパーフリーク
ウェットスーツブランドのオニールですが、チームライダーと開発したサーフトランクスも定評のある商品。
リサイクル素材、伸縮性、速乾性を備えているのはもちろん。擦れを軽減してよりストレスのない履き心地を実現しています。今年はオリンピックにも出場していたコロヘ・アンディーノが、グローバルチームへ加わったことでも話題になりました。
⑤ハーレー/PHANTOM
ハーレーのサーフトランクスの代表格と言えばPHANTOMシリーズ。
ナイキの傘下グループの頃から「True naked(まるで穿いていない感覚)」をコンセプトに軽量でストレッチ性にこだわったハイパフォーマンスなサーフトランクです。
早くからサステナビリティに取り組んでいて、PHANTOMのトランクス一枚にペットボトル約12本を再利用した生地を使用しています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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