キャンプ用まくらって必要?
「まくらが変わると眠れない」という言葉をよく聞きますが、それぐらい快眠を得るにはまくらが重要ということ。
キャンプでバッグやタオルなどをまくら代わりにしている人は、よく眠れなかったり、翌朝首が痛かったり、肩が凝っていたりすることはありませんか?
いつもと違う環境の中で眠るキャンプは、どうしても寝付きが悪かったり睡眠が浅くなりがちです。自分に合った快適なまくらがあるだけで、眠りの質や翌朝の体の調子は俄然違ってきます。
もちろん、家で使っているまくらを持って行ってもいいですが、大きいのでちょっとかさばっちゃいますよね。
キャンプ用のまくらはコンパクトに収納できるものが多く、キャンプ以外にもドライブやお昼寝でも活躍してくれます。
キャンプ用まくらの選び方
キャンプ用まくらの種類は、大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴をまとめました。使用する状況や、好みの寝心地に合わせて選びましょう。
エア注入まくら
うきわのように、自分で息を注入して膨らませるタイプです。一番のメリットは、かなり軽量でコンパクトに収納できること。
また、手頃な値段のものが多いので、家族全員分揃えたい場合などはおすすめです。デメリットは、膨らますのが地味に大変ということと、穴が開いたら使い物にならないところですね。
インフレータブルまくら
バルブを開けることで、自動的に空気が入ってくれるタイプ。足りない分だけ自分で空気を入れればいいので楽ですし、好みの高さや柔らかさに調節しやすいです。
また、「エア注入タイプ」ほどではありませんが、こちらも使わないときはコンパクトになります。デメリットは、やはり穴が開かないように気をつけなければいけないことでしょう。
スポンジまくら
低反発タイプや、細かいウレタンスポンジが封入されているものなどがありますが、何と言っても寝心地が一番いいです。
家のまくらと変わらない感覚で使用できると思います。ただし、コンパクト性に欠けるので、荷物を小さくしたい人には向いていません。
スタッフサック型まくら
巾着袋に衣服やタオルなどを詰めてまくらにするタイプ。
ただの袋と言ってしまえばそれまでなのですが(笑)、絶妙なサイズ感と、滑りにくく肌触りの良い生地を使っていることが特徴です。
ただ、良い寝心地のまくらを作れるかどうかは袋の中身によるという感じ。普段はスタッフサックとして使用できるので、荷物を増やしたくない登山などにはピッタリです。
厳選!おすすめのキャンプ用まくらはコレ!
【エア注入まくら】 ロゴス ソフトエアクッションまくら レクタ
専用巾着袋の入れて手のひらサイズに収納できるから、いつでもどこでも持ち出せます。
高くも低くも、お好みの寝心地に調節可能。枕カバーがついているのもポイント高いですね。家族分揃えたくなるまくらです。
寝心地はそんなに悪くないです。高さが二段階になっているのでなかなかいいですね。
空気の入れ具合さえ自分で調整できてしまえば、はっきり言って完璧な枕になるはずです(笑)
持ち運びも楽々ですし、枕カバーが別なところも洗濯し易くて、便利です。
【インフレータブルまくら】 イスカ ノンスリップピロー
裏面に滑り止めがついているので、まくらが滑ってどこかにいってしまうことがありません。真ん中の自然なくぼみが頭を支えてくれるので寝心地も◎。
スリムにしまえる収納袋と、万が一穴が開いた場合のリペアキットが付いていて安心感があります。専用のピローカバーを併用するとさらに快適です。
枕の硬さは空気量でお好みに。私はパンパンの70%程度が好みでした。シュラフのフード内に収めれば、就寝時ズレる事もない。
ウェアや他の物を枕代わりにするより、コレ使った方がぐっすり眠れる!
登山テン泊で、重さと熟睡度を天秤に掛けたが、多少嵩張ってもコレを導入して、大正解!(個人差あり)
【スポンジまくら】 サーマレスト コンプレッシブルピロー
細切れのスポンジが入っていて、フカフカの寝心地。低めのまくらなので、高さが欲しいときはタオルケットを下に重ねるとちょうど良いです。
丸めれば1/3くらいの大きさに収納できます。おしゃれなデザインなので何色か揃えたくなっちゃいますね。
毎年行く叔父の山小屋で使用するのに購入しました。今まではバスタオルを畳んだものを使用していましたが、1枚では薄くて寝づらくて購入しました。
畳むと500mlのペットボトルほどの大きさで、バスタオルよりもコンパクトで持っていくにも良かったです。
寝心地もよくて、早く買えば良かったと思いました。私がオレンジ、色違いで青を旦那さんに購入したのですが、大好評でした。
【スタッフサック型まくら】 サーマレスト スタッフサックピロー
表は撥水生地、裏はマイクロフリースのスタッフサック。袋を裏返して、着替えやタオルを入れれば快適まくらのできあがり。中に入れるもので高さや硬さを調節できます。
裏地の起毛感のあるマイクロフリースは肌触りが良いです。サイズ感も適当で、シュラフに対する枕としては自分至上最高です。
中に入れる衣類は、レインスーツ等ガサゴワ系より、Tシャツや靴下下着類の方が幸せになれます。ちなみに、上記の全てが収まりましたが、少し硬い印象でした。