夏キャンプの暑さ対策①服装
メッシュ素材や明るい色を選ぶ
キャンプの服装は虫対策のために長袖長ズボンが理想です。でも、夏のキャンプではそのせいで汗をたくさんかいたり、汗疹ができたりしてかえってトラブルになってしまうことも。そこで、メッシュなど通気性のよい素材にすることで暑さを軽減できます。
また、暗い色の衣類は日光を吸収し暑くなりやすいため、明るい色の服を選ぶと涼しく過ごせます。
冷感タオルを使う
冷感タオルを濡らして首から掛けたり、頭に被せたりすると一気に体感温度が下がります。乾いたらまた濡らして繰り返し使えます。冷感タオルはキャンプだけではなく、日常でも使えるのであると便利な暑さ対策グッズです。濡らし過ぎると服が濡れてしまうことがあるので注意が必要です。
空調ウェアを着る
もともと作業着として注目されていた空調ウェアは、今ではアウトドアシーンでも熱中症や脱水対策に人気です。暑い時期に上着のように着るなんて、もっと暑くなってしまうのでは?と思いますが、不思議なことに涼しく快適に過ごせます。
長袖・半袖・ベストタイプなどの形状の違いや、ファンの取り外し可能かどうかなどの機能性を考慮して選んでみましょう。
夏キャンプの暑さ対策②食事
クーラーボックスや保冷剤を使用する
冷たいドリンクやフードをキャンプ場で口にするには、クーラーボックスが必需品です。クーラーボックスは荷物として場所をとるので、使用容量によってサイズ選びをすることが大切です。
クーラーボックスそのものの保冷力が重要であると同時に、中に入れる保冷剤についても保冷効果の持続時間が長いものを選ぶようにしましょう。生鮮食品などを持参するには氷点下タイプの保冷剤がおすすめです。
ビールはグラウラーで持ち運ぶ
グラウラーとはビールを持ち運べる詰め替え容器のこと。グロウラーと呼ばれることもあります。二重構造で保冷力があるタイプにビールを詰め替えておけば、キャンプ場でも冷たいビールを美味しくいただけます。
キャンプでは注ぎ口がついているタイプがコップに注ぎやすく便利。ステンレス製のコップに注げば冷たさをキープしたまま美味しさもキープできます。
火を使わないで調理する
夏場は割り切って火を使わないで調理するという手もあります。家で事前に下準備をしてキャンプ場で味付けをするだけにしたり、スープなどを作り冷やして持参すればそのまま冷製スープとして食べたりできます。また、水でほぐすだけで食べられる麺類を活用すると時短調理にもなります。
カセットコンロを使用する
普段は焚き火調理をしている人も、暑い時期はカセットコンロで簡単調理がおすすめです。カセットコンロは調理時だけ火を使うので、暑さを感じるのは調理しているときのみ。着火・消火も簡単で、お湯を沸かしたいときも活躍します。カセットコンロは災害時への備えにもなりますので、キャンプギアとしてひとつ持っておくと便利です。
時間帯を選び小さな台で焚き火する
焚き火はキャンプの楽しみのひとつ。でも暑い時期の焚き火は暑くて過酷な環境になってしまいます。そこで焚き火をする時間をまだ暑くなる前の早朝にしたり、小さいサイズの焚き火台を使って暑さを軽減したり、涼しく焚き火をできるよう、時間帯ややり方を工夫して楽しみましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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