標高が高いキャンプ場の魅力とは?4つの特徴を紹介
夏キャンプでは暑さで汗だくになり、夜に暑くて眠れず、虫が多くて大変な思いをした経験はないでしょうか。高原キャンプ場は、標高が高い場所にあり、高原ならではの自然や遊びも充実しているのが特徴です。
標高の高いキャンプ場には、おもに4つの特徴があります。
①平地よりも虫が少ない
キャンプは好きだけど、夏は虫が嫌いでキャンプをしたくないという人も多いはず。標高が高いキャンプ場は気圧も低く、虫も生息しにくいため、真夏であっても虫が少ないという特徴があります。
キャンプ場を選ぶ上で、標高の高いキャンプ場は、虫が苦手な方におすすめなキャンプ場の1つと言えます。
②夏でも涼しくて快適に過ごしやすい
夏場のキャンプでは暑さが気になりますが、標高の高いキャンプ場は、暑さ対策がさほど必要なく快適に過ごせるのが特徴です。
標高が100m上がるごとに約0.6℃気温が下がります。例えば平地で約32℃のとき、標高1,000mのキャンプ場では、約26℃となり夏場でも快適に過ごせます。
③高原ならではのアクティビティが豊富
景色がきれいなのはもちろんですが、高原ならではのアクティビティにも期待できます。
キャンプ場に設置している、澄んだ川や、広大な湖で釣りをしたり、地形を使ったクライミング、アスレチックやローププウェイなど、高原ならではのアクティビティも盛んにおこなっているキャンプ場が多いのも特徴です。
④夜空の星がきれい
標高が高いキャンプ場は、周辺の街灯が気にならないので夜には満天の星を、おもいっきり楽しめます。また、星空だけではなく山から昇る朝日や、沈む夕日も間近に堪能できるのも高原ならではの魅力と言えるでしょう。
おすすめ標高の高い高原キャンプ場7選
都心からもアクセスがしやすいおすすめの高原キャンプ場を紹介します。
清里丘の公園オートキャンプ場(山梨)
標高約1,200mに位置する林間サイトの高原キャンプ場でプール、テニスコート、ゴルフ場や温泉なども併設された大規模キャンプ場です。手ぶらでも行けるキャンププランや、優雅にキャンプを味わえるグランピングプランなどのメニューもそろっていて、気軽にキャンプを楽しめます。
公式サイト:清里丘の公園オートキャンプ場
ぽんぽこの森ファミリーキャンプ場(栃木)
標高約700mに位置するクヌギの森のキャンプ場は、夏を涼しく快適に過ごすだけではなく、四季折々の景観も楽しめます。オートサイトはクヌギの森の中で自然を活かして整備され、場内には温水シャワーや売店などもあり、夜には星空も楽しめるキャンプ場です。
公式サイト:ぽんぽこの森ファミリーキャンプ場
那須高原アカルパ(栃木)
那須高原アカルパは栃木県の那須町の標高約600mに位置する、森林の中で楽しめるキャンプ場です。
キャンプサイトには、オートサイトやペットも一緒に楽しめるキャンプ場も完備されています。どれも落ち着いていて静かにゆっくりとキャンプを楽しめるのが特徴。場内を流れる白戸川では、夏場は川遊びもできます。
公式サイト:那須高原アカルパ
群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場(群馬)
標高約1,000mの奥利根の大自然に囲まれたビックファミリーキャンプ場です。オートサイトは105サイト、フリーサイトも50サイト以上で、バンガロー、コテージなどでの宿泊施設も豊富です。
またラフティング、カヌー、マウンテンバイクなどのアウトドアスポーツをはじめ、宝台樹自然学校では手作りパンや、バター作り、そば打ち体験などのメニューも楽しめます。
公式サイト:群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場
休暇村嬬恋鹿沢 キャンプ場(群馬)
休暇村鹿沢温泉キャンプ場は、標高約1,400m程の高地にあり、隣接しているホテルでは温泉でゆっくりと体を温められます。レンタル用品やサイトの利用料、朝食、夕食の食材など手ぶらでキャンププランを利用すれば、観光気分でもキャンプを楽しむ事が可能です。
公式サイト:休暇村嬬恋鹿沢 キャンプ場
鹿嶺高原キャンプ場(長野)
標高は約1,800mにあり、真夏でも東京との気温の差は10°Cほどと低い気温がつづき、夏でも涼しく過ごせる避暑地のキャンプ場です。サイトはフリーとオートの2種類で、雷鳥荘やキノコキャビンなど種類も豊富で、トレッキングコースや展望台もあります。
南アルプス仙丈ヶ岳、東駒ヶ岳、鋸岳、中央アルプスや北アルプス連峰などが一望できる天空のキャンプ場とも呼ばれ、夜は星空が楽しめます。
公式サイト:鹿嶺高原キャンプ場
しらびそ高原山岳オートキャンプ場(長野)
標高約1,918mと日本一標高の高いキャンプ場です。南アルプス、中央アルプス、北アルプスが眺望でき、夜の星空や、しらびそ高原から見る夕日もまた絶景で、まさに天空のキャンプ場です。
管理棟にはレストランや売店、大浴場などの施設もあり、周辺には御池山ハイキング道や原生林を歩く遊歩道が整備されており、大自然を満喫できます。
公式サイト:しらびそ高原山岳オートキャンプ場
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。