春のキャンプ場はどんな気候?
春キャンプといえども真冬のような気温になることがあり、寒暖差があるのが特徴。
ただし、キャンプ場の標高や緯度によって多少の地域差はありますが、1日中真冬日ということはまれで、寒いのは早朝や深夜の時間帯がほとんど。
ちょっとした暖房アイテムを用意しておくことで、より快適で楽しい春キャンプができます。
春キャンプの服装はレイヤリングがおすすめ
春キャンプは寒暖の差が大きいので、登山するときのようなレイヤリング(重ね着)による体温調節がおすすめです。
テントの設営など、作業がしやすいミドルレイヤーを基本に、ダウンジャケットやダウンパンツなどのアウターレイヤーを備えておくと安心です。
春キャンプで気をつけたいこと
春キャンプをするときに気をつけたいことを項目別にして紹介します。
春キャンプで気をつけたいこと①場所選び
春とはいっても標高の高い場所では、スキーやスノーボードが楽しめることがあります。できるだけ、標高や緯度の低い場所にあるキャンプサイトがおすすめです。
春キャンプで気をつけたいこと②装備
真冬並みの気温から初夏のような陽気になることも珍しくありません。春キャンプでいちばん難しいのが、この気温の幅に対応することです。
冬仕様の寝袋やダウンジャケット、ダウンパンツなど、寒さ対策を考えた装備で臨むようにしましょう。
春キャンプで気をつけたいこと③暖房アイテム
焚き火などをして暖をとることも、春キャンプの楽しみのひとつです。冬キャンプほど寒くないため、余裕を持って焚き火などをしながら酒のあてや食事の調理ができます。
春キャンプの暖房アイテムには、焚き火を楽しみながら調理ができる焚き火台やウッドストーブが筆者のおすすめです。
春キャンプにはどのような暖房があるといい?
春キャンプにはどのような暖房を準備すれば良いのでしょうか。電源ありのサイトと電源なしのサイト別に説明します。
また、キャンプする場所によっては、いくつかの暖房アイテムを組み合わせて使うなどの、柔軟な寒さ対策が大切です。
電源のあるキャンプサイト
電気毛布や電気カーペット
足もとがあたたかいと身体全体がポカポカとしてきます。とくに寝ている最中は背中側から冷気があがってきて、寒く感じることがあるので、コットの上に電気毛布があるとあたたかくて快適な眠りが得られます。
電気ストーブ
電気ストーブの良さは、スイッチを入れた途端にあたたかくなるところです。また、スイッチを切るとすぐに火の気がなくなるため、機動性に大変すぐれています。
電源のないキャンプサイト
薪ストーブ
春キャンプをする時期にもよりますが、早春の頃にキャンプをするのでしたら、朝晩は薪ストーブが大活躍してくれます。晩春から初夏にかけての春キャンプでは、薪ストーブは不要です。
ウッドストーブ
ウッドストーブは、林や森の中に落ちている木の枝がそのまま燃料として使える暖房アイテムです。代表的なウッドストーブとして、ファイヤーボックスやソロストーブが挙げられます。
ウッドストーブがあると、暖をとりながら調理ができて、より楽しい春キャンプになることでしょう。
焚き火台
焚き火台は、ウッドストーブよりも大きな焚き火が楽しめるキャンプギア。
一般的なウッドストーブでは、木の枝など小さい木材を想定しているのに対して、焚き火台は薪なども燃やせます。春キャンプがさらに楽しくなるアイテムです。
石油ストーブ
石油ストーブは、焚き火にくらべて火の管理がラク。そのまま放置してほかの作業ができます。また、着火や消化がワンタッチでおこなえるところも特徴です。
ガスストーブ
キャンプ向けのガスストーブのほとんどが、カセットボンベをセットして使用するようになっています。そのため、キャンプをする現地のコンビニなどで燃料の調達ができて便利です。
ベテランキャンパーおすすめ!春キャンプの暖房アイテム
筆者が春キャンプのときに実際に使用している暖房アイテムを紹介します。
電源サイトでのおすすめ暖房アイテム
電気毛布 広電(KODEN) 電気毛布 敷き 140×80cm
電気毛布はコットの上に敷いてその上で寝袋に入って寝ています。背中側をあたためることでで全身があたたかくなり、ぐっすりと眠れます。
コイズミ カーボンヒーター 電気ストーブ
カーボンヒーターは、スイッチを入れるとすぐにあたたかくなるのでとても便利。ちょっと作業の途中に凍える手をあたためたりするときにも使用しています。
電源なしサイトでのおすすめ暖房アイテム
ファイヤーボックスG2
薄く小さく折りたためるため、ソロキャンプのときによく使うウッドストーブです。そのへんに落ちている小枝が、すぐ燃料として使えるため、燃料を持ち運ぶ必要がありません。
調理に使えることはもちろん、春キャンプでは暖房アイテムとしても大活躍します。
ソロストーブ キャンプファイヤー
筆者はソロストーブのキャンプファイヤーというクラスを使用しています。
最初の段階で、ゴロンとした長さ7㎝ほどの木の枝や薪を放り込んでおくだけで、3分以上燃え続けてくれるので、調理の際に大変便利です。
キャンピングムーン(CAMPING MOON) B4型 ソログリル
こちらのAmazonブランドのソログリルは、ステンレス製のメッシュの上に薪を並べて燃やす仕組みになっています。
フレームもしっかりしていて、暖をとったり、料理をしたりするときに大変便利は焚き火台です。
【Amazon限定ブランド】NANGOGEARステンレス製 焚き火グリル
こちらもAmazonブランドNANGOGEARの焚き火グリル。コンパクトに折りたためて、ワンタッチで設営ができる、とてもすぐれた焚き火台です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。