タイヤを購入するときの確認事項
ロードバイク用タイヤを購入する前に、知っておくべきことがあります。自分の走行スタイルや、乗っているロードバイクによって購入すべきタイヤが異なるので、しっかり確認しましょう。
①タイヤの種類を確認しましょう
ロードバイクのタイヤには、
- クリンチャータイヤ
- チューブラータイヤ
- チューブレスタイヤ
の3種類があります。それぞれの種類によって、購入するタイヤが異なるので、自分のロードバイクを事前に確認してください。
まず、クリンチャータイヤは、一般的な自転車にも使われる構造で、外側のタイヤの中に、チューブが入っている形です。タイヤとチューブが別々になっているので、パンクをしたときも、チューブを交換することで簡単にできます。
ほとんどのロードバイクの場合、最初に使うのはクリンチャータイヤだといわれています。
次に、チューブラータイヤは、タイヤの中にチューブが縫い込まれているタイヤです。そして、タイヤとリムが接着剤によって固定されています。
特徴としては、タイヤとチューブが密着しているので、回転時のズレが少なく、高速走行に向いていますが、パンク修理にはかなりの手間がかかる、上級者向けのタイヤです。
チューブレスタイヤは、チューブがなく、タイヤとリムを密着させたタイヤです。チューブラーよりも回転時のズレを軽減し、転がり抵抗が低いことが特徴です。着脱には、それなりにコツが必要な上級者向けのタイヤです。
②タイヤのサイズを確認しましょう
タイヤの種類を確認したら、次はタイヤのサイズを確認してください。タイヤのサイズで重要なのは、直径と幅の2つです。
よくタイヤを見てみると「700×25c」といったような表記があると思います。この「700」の部分が直径にあたり、直径700㎜を表しています。「25c」は幅のことで、幅が25mmであることを表しています。
自分の使っているホイールに適合したタイヤを選ばないと、うまく装着できないので、しっかりと確認しましょう。
ロードバイクのタイヤはサイクリングスタイルで決めましょう
ご自身のサイクリングスタイルによって、タイヤに求めるスペックは異なるでしょう。
例えば、ロングライドを中心にやる人であれば、高速性能よりも、パンクのしにくさや、振動吸収性などが重要ですよね。
本格的にレースなどを視野に入れているのであれば、丈夫さよりも、転がり抵抗が低く、高速走行に向いているものや、グリップ力に優れたものが必要です。
ヒルクライムが好きであれば、できるだけ軽いものがいいですよね。
このように、人それぞれのサイクリングスタイルによって、選ぶべきタイヤが異なります。ロードバイクのタイヤを購入するときは、ご自身のスタイルに合わせて、それに合った特徴を持つタイヤを選ぶといいでしょう。
おすすめのロードバイク用タイヤ4選
ここからは、おすすめのロードバイク用タイヤを紹介します。
①Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 4000 S II
ドイツが作った頑丈かつ精密なタイヤ「コンチネンタル」の特徴は、何よりもその耐パンク性能と耐久性です。ロードバイクに乗っていて、一番怖いのがパンクですよね。
楽しいサイクリングに水を差されたくないのであれば、パンクしにくいコンチネンタルがおすすめです。さらに、耐パンク性能だけではなく、グリップ力や転がり抵抗についても優秀で、オールランドに高いパフォーマンスを発揮します。
ロングライドを中心に乗っている方におすすめのタイヤです。
②Vittoria ヴィットリア CORSA コルサ クリンチャータイヤ
イタリア老舗メーカー「ヴィットリア」のコルサというタイヤです。4種類のコンパウンドを使用することでスピード、グリップ力、耐久性、耐パンク性を最大限引き出すことができます。
タイヤがまっすぐ回転しているときには、コンパウンドが最も固い状態になり、転がり抵抗を軽減します。また、ブレーキングやコーナリングでは、コンパウンドが柔らかくなり、グリップ力を強めてくれます。オールラウンドに使うことができる定番のタイヤです。
③MICHELIN (ミシュラン) PRO4 Service Course
フランスのタイヤメーカーミシュランは、軽量性が抜群で、転がり抵抗と乗り心地に非常に高いパフォーマンスを発揮します。
耐パンク性能については、他のタイヤには劣りますが、走行性能が非常に高いので、レースなどを視野に入れている方の、本番用タイヤなどにおすすめです。
④PIRELLI(ピレリ)P ZERO VELO TUB チューブラー
F1のタイヤを開発しているピレリが新たに発売した自転車タイヤです。F1で使われている会社だけあって、走りにおけるすべての性能バランスが非常に優れています。
低い転がり抵抗や、どんなコンディションでも力を発揮できるグリップ力、耐久性にも優れているタイヤです。最高峰のモータースポーツ界で培われた技術をふんだんに盛り込んだタイヤです。
NEWS
ロードバイクの本場ヨーロッパで人気の北欧メーカー「SWIX社」が展開する「バイク ケアライン」がついに日本初上陸!
島を走ると海風でサビも気になるので、海沿いを気持ちよく走ったあとはSWIXのバイクケアラインで愛車のお手入れをしてあげましょう。
バイクウォッシュ
自転車を清潔に保つ、ボディ全体に使える強力で優しいクリーナー。低温でも問題なくご利用いただけます。
ディグリーザー(脱脂剤)
効率的なチェーンクリーナー。自転車チェーンとギア、シャフトなどのための非常に強力な脱脂剤です。
バイク ルーブ ルブリカント(潤滑油)ウェット
水と汚れに強い耐久性!オイルに適下することで、悪天候の過酷な条件下に対する耐久性をアップ。自転車チェーンのすべらかな運行を助けます。
バイク ルーブ ルブリカント (潤滑油)ドライ
ほこりや乾燥した天候下でのよりよいシフティングのために。自転車チェーンにつかうことで、摩擦係数を下げるスプレーです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。