アップルウォッチはGPSモデルとCellular(セルラー)モデルの2タイプ
アップルウォッチ(AppleWatch)のモデルには、GPSとCellular(セルラー)の2つのタイプがあります。以下で2つのモデルの違いを簡単に比較しております。
GPSモデル | GPS+Cellularモデル | |
電話やメッセージ | iPhoneが必要 | iPhoneがなくても単体で通信できる |
ランニングアプリ | 使用可能 | 使用可能 |
GPSアプリ | 使用可能 | 使用可能 |
音楽 | 保存した音楽再生は可能 ただしストリーミング再生は不可 |
保存した音楽もストリーミング再生も可能 |
SuicaやPasmoの利用 | 可能(ただしチャージは不可) | 可能 |
価格や毎月の通信料(ランニングコスト) | GPS + Cellularモデルよりも1万円以上安く、毎月のランニングコストもかからない | GPSモデルよりも1万円〜2万円ほど高く、毎月のデータ通信料(ランニングコスト)がかかる |
ランニングやワークアウトに使用するためにアップルウォッチ(AppleWatch)を購入するのなら、GPSモデルでじゅうぶんでしょう。
ランニングに必要な機能に加えて電話やメールのやりとりが必要な人は、iPhoneがなくても単体で通信できるGPS + Cellularモデルがおすすめです。
アップルウォッチのGPSモデル
アップルウォッチ(AppleWatch)のGPSモデルは、GPSとBluetoothを搭載したモデルです。
iPhoneとBluetooth接続することで、電話やテキストメッセージの送受信、通知の受け取り、音楽の再生、アプリの使用など、さまざまな機能を利用できます。
具体的な機能としては、以下のようなものが挙げられます。
- 音楽の再生、アプリの使用
- ワークアウトの記録、ナビゲーションの情報を表示
- 心拍数・睡眠・ストレスなどの計測と管理
- Bluetooth(ブルートゥース)
- 緊急時に助けを呼ぶための通知
アップルウォッチのCellular(セルラー)モデル
アップルウォッチ(AppleWatch)のCellularモデルは、GPS・Bluetoot・セルラー通信を搭載したモデルです。Cellularモデルは、通信事業者と契約してSIMカードを挿入する必要があります。
メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- iPhoneがなくても電話やメッセージの送受信ができる
- iPhoneから離れてワークアウトの記録や設定ができる
- 緊急時に助けを呼ぶための通知機能が使える
【Ultra, SEなど】ランニングに使えるアップルウォッチ機種を比較
ここでは、現在発売されているアップルウォッチの各機種における最新モデルをご紹介します。
アップルウォッチの主な機種は
- Apple Watch Series
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch SE
の3種類です。各機種の最新モデルの特徴や機能を表にまとめました。
SE(第二世代) | Series 9 | Ultra 2 | |
特徴 | そのサイズと価格から最も手軽に使えるエントリーモデル | デザインも性能もどちらも高水準。バランスのよい機種 | Apple Watch史上最も頑丈かつ最も画面が大きい。機能性重視 |
発売日 | 2022年9月16日 | 2023年9月22日 | 2023年9月22日 |
価格(税込) | 34,800円~ | 59,800円~ | 128,800円~ |
サイズ | 40mmまたは44mmケース | 41mmまたは45mmケース | 49mmケース |
ケース素材・カラー | アルミニウム:3色 | アルミニウム:5色
ステンレス:3色 |
チタニウム:1色 |
GPS or GPS+Cellular | GPSとGPS+Cellular | GPS とGPS+Cellular | GPS+Cellularのみ |
バッテリー容量 | 最大18時間 | 最大18時間
*低電力モードで最大36時間 *高速充電可 |
最大36時間
*低電力モードで最大72時間 *高速充電可 |
常時点灯ディスプレイ | × | ○ | ○ |
CPU | S8 SiP | S9 SiP | S9 SiP |
今モデルから追加された機能 | 衝突事故検出機能
S8 SiP |
ダブルタップジェスチャー
S9 SiP |
ダブルタップジェスチャー
S9 SiP 「モジュラーUltra」文字盤 |
Apple Watch SE(第二世代)
Apple Watch SEの最新版は、2022年に発売された第二世代です。Apple Watch SE(第二世代)は、比較的手頃な価格のエントリーモデルで、3機種のなかではサイズが最も小さく安価なモデルです。
Apple Watch SEは、耐水性能やセルラー通信など、Appleの最新の機能やテクノロジーの一部を備えているのが特長。ただし、高価なモデルと比べると、一部の機能が制限されています。日常的に使用する分には十分な機能を兼ね備えており、費用対効果は高いといえるでしょう。
第一世代との違いは、CPUの性能です。第一世代のS5 SiPと比べて、第二世代に搭載されているS8 SiPは処理速度が20%アップして、アプリの起動や操作がよりスムーズになりました。また、第二世代には、事故に遭ったときに自動で周囲に知らせる衝突事故検出機能が搭載されています。
Apple Watch Series 9
Apple Watch Series 9は、SEより高性能でUltraより低価格という、最もスタンダードなモデルです。SEとの違いは、CPUの性能・常時点灯ディスプレイの有無・画面の明るさ・一部ヘルスアプリの有無などがあります。
CPUには、SE第二世代やSeires 8のS8 SiPより処理速度が30%速いS9 SiPが使用され、操作性が向上。これに関連してダブルタップでの操作ができるようになりました。
ダブルタップジェスチャー、すなわちアップルウォッチを着けた手の人差し指と親指を2回あわせる動作によって、画面に触れなくても通話の着信や切断、音楽の再生や停止などの操作が可能です。
常時点灯ディスプレイは、しばらく手の動きがなかったり、手を下げたりしても画面がスリープ状態にならず、常に画面をオンの状態にできる機能のことです。ランニング中に自分のタイムをすぐに確認したい人にとっては便利な機能だといえるでしょう。
SEにはない「血中酸素ウェルネスアプリ」「心電図アプリ」といったヘルスアプリが使えるのもこのモデルの特徴。ランニングには自己管理が欠かせないものですが、アプリで自分の状態を確認できるのは大きなメリットです。
Ultra 2と比較すると機能面では劣りますが、デザインに優れています。Series 9は3機種のなかで最もカラーバリエーションが豊富で、アルミニウムケース5色・ステンレスケース3色の計8色あります。ルックスを重視したい人や、ステンレス製のウォッチがお好みの人におすすめです。
Apple Watch Ultra 2
3機種のなかで1番高性能なApple Watch Ultra 2。最大の特徴はその耐久性の高さです。3機種のなかで唯一、ケースにチタンを使用しており、従来のステンレススチールより軽量かつ耐久性に優れています。
歴代アップルウォッチのなかで最も画面が大きいモデルなので、重さが気になるところですが、チタンを使用することで画面の大きさほど重さを感じさせない仕様になっています。
バッテリーは低電力モードにすることでSeries 9の約2倍の、最大72時間ほど保持できます。
また、Series 9に搭載されている「ダブルタップジェスチャー」「常時点灯ディスプレイ」「心電図アプリ」などに加えて、Series 9にはない機能を搭載。代表的なものとして、1つめは「デュアル周波数GPS」です。周波数の異なる2つのGPSを統合することで、ランニングの距離やペース、経路をより正確に計算できます。
2つ目は「アクションボタン」です。アクションボタンは側面についているオレンジのボタンで、1回ボタンを押すだけでワークアウトなどの機能を瞬時に開始できるという機能です。アクションボタンでできることのうち、ランニングで重宝しそうな機能は以下です。
- ワークアウトの開始
- ストップウォッチの使用
- フラッシュライトの使用
- ショートカット
ランニング中は画面をじっと見るのが難しいはずなので、こうした機能があるとよりランニングが捗るのではないでしょうか。
また、初代Ultraとの大きな違いは、「モジュラーUltra文字盤」が追加されたことです。Apple Watch Ultra 2は歴代アップルウォッチのなかで最も画面が大きく明るいため、ほかの機種や初代Ultraと比べて画面が見やすくなっています。
その大きな画面を活かしたモジュラーUltra文字盤は、秒数・高度・深度などのリアルタイムのデータを表示可能。屋外でのスポーツ・水中や水上での運動・登山での運動など、アクティビティにあわせて表示するデータをカスタマイズできます。ランニングのほか、水泳や登山など、さまざまなアクティビティを行う人におすすめです。
これらの3機種はそれぞれ価格や機能に大きな違いがあるので、予算やランニングスタイルにあわせて選びましょう。次は最新モデルだけでなく、過去のモデルも含めておすすめのアップルウォッチを紹介します。
おすすめのアップルウォッチを紹介
上記の選ぶポイントをふまえて、筆者おすすめのアップルウォッチ(GPSモデル)を紹介します。各機種の最新モデルも紹介しましたが、機能だけでなく価格も考慮して総合的に選びました。ぜひ参考にしてください。
AppleWatch SE(第2世代) GPS + Cellular
ランニングをはじめ、ウォーキングやサイクリング、ほかにもさまざまなアウトドアアクティビティにおすすめのアップルウォッチです。雨や汗に強い耐水性能、そして、Apple Musicには数千万曲がラインナップされています。Siriによる音声での操作が可能なのもGOOD!
簡単にカスタマイズ可能で、幅広いスタイル・素材・カラーをそろえたバンドと、思いのままにカスタマイズできる文字盤が魅力です。気分やシーンにあわせてAppleWatchの印象をチェンジして楽しんでみませんか?
AppleWatch Series 8 GPSモデル
Series 8では血中酸素濃度を測定するアプリやGPSアプリを標準装備しており、常時表示ができる現状唯一のモデルです。
常時表示Retinaディスプレイ、泳げる耐水性能も完備。また、転倒検出、緊急SOS、衝突事故検出などの先進的な安全機能もついています。
ランニングに使えるおすすめアプリとは
ランニングに便利なおすすめのアプリについては、以下の記事をご覧ください。
アップルウォッチがあるとランニングがこんなに便利になる
アップルウォッチ(AppleWatch)はランニングライフを劇的に変えるはずです。以下ではどのような便利な機能があるのか紹介していきます。
機能①さまざまなランニングアプリが単体で使える
ランニングのワークアウトに使用できるガーミンとアップルウォッチ(AppleWatch)の最大の違いは、さまざまなランニングアプリをダウンロードして単体で使用できる点にあります。ガーミンの場合は「Garmin Connect」経由でスマホのアプリへ情報を転送しなくてはなりません。
ランニングなどワークアウトにおいて、ペース配分はとても重要です。とくにマラソンなどのレースでは、ペース配分がタイムを左右するといっても過言ではありません。アップルウォッチ(AppleWatch)のランニングアプリは、自動的に走りのペース配分を表示。正確に計測した情報を確認でき、サポートに便利です。
ランニングアプリを連続して使用するとき、6時間程度でバッテリー切れになるおそれがあります。マラソンなどを走る場合には、省電力モードの設定でアップルウォッチ(AppleWatch)のバッテリー切れを防げます。
機能②GPS機能で距離や現在地点がよくわかる
アップルウォッチ(AppleWatch)にランニングアプリをダウンロードすることで、現在地やゴールの地点、ゴールまでの距離や時間などを表示できます。日頃のランニングやワークアウトはもちろん、マラソンなどのレースのときにも役立ちます。
また、GPS機能はハイキングや登山のときにも大活躍するでしょう。
機能③音楽を楽しみながらランニングができる
アップルウォッチ(AppleWatch)に保存しているポッドキャストなどの音楽を再生しながらランニングを楽しめます。
スクロールをしてボタンを押すことなく、Siriに「○○を再生」と音声で指示して音楽を再生できるので、ワークアウトなどランニングしながらの操作が簡単です。
機能④電話やメールのやりとりができる
GPS+Cellularモデルは、モバイルデータ通信の契約をすれば、スマホがなくてもアップルウォッチ(AppleWatch)単体で電話やメッセージが表示され、送受信ができます。
利用できるのはキャリア携帯会社のみで、格安携帯会社は利用できません。また、モバイルデータの通信料が別途かかり、月額400〜500円程度です。
そのほか、使用するiPhoneと同じキャリアである必要があります。詳しくはこちらでご確認ください。
機能⑤耐水性能なので雨や汗に濡れても大丈夫
アップルウォッチ(AppleWatch)は耐水性能をそなえているため、運動中に汗をかいても雨のなかを走っても、スイミングでの使用やシャワーで濡れても大丈夫です。
とくに、Apple Watch Urtraは、ウォータースポーツやスキューバダイビングにも耐えられる設計となっており、より過酷な環境でのランニングを始めとしたアウトドアスポーツにも対応しています。
仮にもしApple Watchが濡れてスピーカーの音が聞こえにくくなったとしても、デバイスを一晩中充電しておくことで、早く乾かせます。
アップルウォッチがあることでどんなメリットがある?
ランニングやワークアウトにアップルウォッチを使用することで、どんなメリットがあるのでしょうか?
モチベーション維持できる
ランニングを継続して習慣化するためには、毎日のモチベーション維持が必要です。アップルウォッチで自分のランをデータ化して記録することで、その手助けになるでしょう。
いつもと違うコースを走ったり、ランニングの量を増やしたたりしたときに、今日はどれくらい走ったか、疑問に思うことはありませんか?Apple Watchで走行距離やペース、進捗を記録することで、いつものランニングをより充実したものにできます。
たとえば、1か月前には5Km走るのでやっとだった人でも、気がつけば6~7Kmと距離を増やしてもさほど疲れなくなっているというようなことを記録から数字で確認できます。
また、Apple Watchの地図上に走ったコースの履歴を残せる機能は、あとで見返したときの達成感につながります。初めは息が上がっても、徐々にペースアップして息切れしなくなり、ランニングできる距離が伸びていきます。
Apple Watchを使っていると、「前よりも長距離を走れるようになってきた」という実感が数値として具体化され、自分の成長を感じ取れます。目標が立てやすくなるため、より継続的に楽しく運動に取り組めるでしょう。
体調管理できる
Apple Watchは、日常の歩行やランニングでさまざまなヘルスデータを測定し、健康状態の維持に必要なデータをチェックできます。
たとえば、日々の歩行やランニングのデータから、心肺機能の指標である最大酸素摂取量(VO2Max)を自動で計測可能。情報は、ヘルスケアアプリの「呼吸」のタブで簡単に確認できます。
Apple WatchやiPhoneによって提供されるランニングに関する指標は、幅広い情報を網羅しています。具体例としては、心拍数・消費カロリー・ステップ数など、ランニング初心者をはじめ、ベテランランナーにも役立つ指標をチェックできるでしょう。
そして、Apple Watchは、心拍数が最大値に達しないなどの変化をデータ化し、体調の良し悪しを通知可能。事前に自分の体調を知っておくことで、日々のランニング量やトレーニングメニューのバランスなどを考えるのにも役立つでしょう。
持ちものを最小限にできる
Apple Watchは、PayPayやクレジットカードなどと紐づけられるため、大きなお財布を携行する必要がありません。ランニングは身軽にしたいものですが、コンビニや自動販売機で飲み物などの買い物がしたくなることもあるでしょう。
荷物を減らせれば、ランニング中に落としてしまうというリスクも減り、セキュリティ面でもおすすめです。
アップルウォッチのランニング利用は初心者のユーザーにもおすすめ
アップルウォッチ(AppleWatch)なら、ランニングやワークアウトで距離・コース・時間・ペース・心拍数・消費カロリーなどの情報を表示や記録できます。正確なペース配分や走る距離、現在地とゴールまでの距離など、計測・表示し、把握したい人におすすめです。
初心者はとくに、自分のランニングやワークアウトがどのようなものなのか把握するのはとても大切なこと。アップルウォッチで簡単にランニングやワークアウトの記録や分析ができるので、自分のランニングやワークアウトを客観的に評価して、より効果的にステップアップするためのサポートとなるでしょう。
また、ランニングなどワークアウト中に体調不良や事故にあった場合、アップルウォッチで周りに知らせられるので、万が一に備えられます。必ずパーソナルデータを入力しておきましょう。
筆者ならこう選ぶ!ランニングに使用するアップルウォッチの選び方
ポイント①スポーツバンドのアップルウォッチがおすすめ
スポーツバンドは肌にフィットしてなじみやすく、ランニングなどのワークアウトで激しい運動をしてもズレる心配がありません。
スポーツバンドは専用の高性能フルオロエラストマーでつくられており、耐久性に優れていながらも、驚くほどやわらかい素材でできています。
シンプルな設計で、付け外しも簡単です。
ポイント②目的のアプリがダウンロードできる機種を選ぶ
使用したいランニングアプリが使えるアップルウォッチ(AppleWatch)の機種を選びましょう。
たとえば、ランニングやワークアウト中の心肺機能などの記録やデータが知りたい場合には、少し上位機種のアップルウォッチが必要なことがあります。
ポイント③GPSモデルとGPS+Cellularモデルのどちらにするのか
上記で簡単にまとめましたが、アップルウォッチ(AppleWatch)にはGPSモデルとGPS+Cellularモデルの2種類があります。
筆者は、格安携帯会社と契約しているので通信はスマホで、アップルウォッチ(AppleWatch)はランニングや登山のために使用するつもりです。
ランニングアプリが使用でき、現在地点を特定するGPS機能が備わるGPSモデルでじゅうぶんだと考えています。毎月の支払い(ランニングコスト)がいらないところもGPSモデルのメリットです。
ランニングをより楽しくするアップルウォッチのカスタム
アップルウォッチは本体の色とサイズ以外にも、バンドをカスタマイズしてルックスを変えられます。アップルが販売しているバンドにはいくつか種類がありますが、主要なタイプを紹介します。
スポーツループ
ナイロン製の柔らかく軽いバンドです。通気性がよく、面ファスナーで簡単に調節できるため、ランニングにぴったりなバンドといえるでしょう。ライトブルー・ピンク・ブラック・ホワイトなど、オーソドックスで使いやすい色がそろっています。
スポーツバンド
フルオロエラストマー製のバンドで、名前のとおりスポーティなルックスです。ピンで留めるだけで装着できますが、外れにくいうえに、ピンの突起が抑えられているため邪魔になりにくく、デスクワークもOK!スポーツ以外の場面でも使いやすいバンドです。
ソロループ
伸縮性のある液状シリコーンゴムが使用されています。バックルやクラスプがなく、着け心地の良さにこだわったバンドです。デザインはシンプルで、単色の6つのバンドが販売されています。
ステンレススチール
優れた耐食性能をもち、金属アレルギー反応を起こしにくいステンレススチールアロイでできたバンドです。ほかのバンドと比べて高級感や重厚感があり、ランニングのみならずビジネスシーンでも活用できるでしょう。カラーバリエーションについても、ゴールド・シルバー・ブラックなど、落ち着いた色が揃っています。
これらのバンドのほかにも、現時点では12のバンドタイプが販売されており、それぞれに多様なデザインやカラーが用意されているので、自分の好みに合ったバンドを選びましょう。
また、同じバンドを使い続けるだけでなく、その日の気分にあわせてバンドを付け替えるという楽しみ方もできます。楽しくランニングするために、自分好みにアップルウォッチをカスタマイズしてみてくださいね。
ランニングでアップルウォッチを使う際の注意点
アップルウォッチ(AppleWatch)は、ランニングやワークアウト中にGPSや心拍数センサーを常時使用するため、バッテリーの消耗が激しくなります。フルマラソンや、長時間のランニングやワークアウトをする場合は、バッテリー残量に十分注意しましょう。
バッテリーもちを良くするためには、以下の方法があります。
- 画面の明るさを下げる
- 常にオン機能をオフに設定する
- 心拍数センサーの自動検出をオフに設定する
- 音楽を聴く場合は、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを使用する
アップルウォッチ(AppleWatch)は、正しく装着されていないと、ランニングやワークアウト中に外れたり、データの記録や計測が正しく行われなかったりすることがあります。
正しい装着位置は、手首の骨の突起部分の真上が理想です。バンドは、きつすぎず、緩すぎないように調整しましょう。
アップルウォッチ対応のおすすめランニングアプリ
- ASICS Runkeeper
- adidas Running
- Strava
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)
ASICS Runkeeperは、自分だけのランニング目標を設定できます。距離や時間はカスタマイズ可能で、ランニングだけでなく、サイクリングやハイキングの記録もこれひとつで管理できます。
ランニング中には、アプリがランニングのペースや距離を音声でアナウンス。さらに、Runkeeperのさまざまなチャレンジに参加して運動ポイントを獲得したり、バーチャルランニンググループに参加したりして、世界中の仲間とつながりモチベーションを高められます。
運動の成果はアプリを通じて簡単にシェアできるので、友人や家族と目標を共有できますよ。
adidas Running(アディダス ランニング)
adidas Runningアプリは、簡単操作でGPSによる活動追跡を開始できます。このアプリの魅力は、音声によるコーチング機能がペースを教えてくれることに加え、世界中のユーザーと仮想のレースで競える点にあります。
Apple Watchにも完全対応しているため、iPhoneを持たずにランニングを記録が可能です。また、1kmごとにバイブレーション通知、過去のアクティビティの確認、そしてApple Healthとのデータ同期機能があり、トレーニングの進捗管理もより簡単になります。
Strava(ストラバ)
Stravaでは、ランニング・サイクリング・ハイキング・ヨガなど、30種類以上のアクティビティを追跡し、管理できます。
このアプリは、匿名化された大量のデータをもとに、ユーザーの好みにあわせた人気ルートをチョイス。自分だけのルートも作成できます。
リアルタイムでの位置情報共有機能によって、アウトドアアクティビティを誰かと共有しながら楽しむのもGOOD!
進捗状況の分析機能を利用すれば、ランニングの成果を詳細にチェックできるので、自分のトレーニングの改善点を発見しやすくなり、効率的なステップアップにつなげられるでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。