≫ 「【2024年】おすすめランニングアプリ10選」を先に見る
ランニングアプリの機能とは?
筆者は毎年どこかのマラソン大会に出場している市民ランナーです。ランニングアプリの存在は知っていましたが、その便利さを理解したのは去年の福知山マラソンのときです。
となりを走っている方がアプリを使用していて、「現在の地点は何キロメートル、現在のペースは5分(1㎞を5分で走るペース)です」とランニングアプリがタイム・ワークアウトの情報を音声で知らせてくれます。
しばらくそのランナーと伴走しながら、アプリってこんなに便利なものなのかと感心させられました。早速アプリを使ってみることにしたのですが、その前にランニングアプリの機能について調べてみることにしました。
ランニングする際に便利な機能が満載!
実際にランニングアプリを調べてみて、便利だと思った機能について解説します。
- 現在地と目標地点までの距離がすぐにわかる
- 音声ガイダンスが現在地点や走行距離などを知らせてくれる
- 消費カロリーがわかるので体調管理に活用できる
- データや情報を蓄積して見える化がはかれる
現在地と目標地点までの距離がすぐにわかる
ランニングアプリにはGPSトラッキング機能という現在地がすぐにわかる機能が搭載されています。
また、目標定点(たとえばマラソンのほかランニング・ジョギングだったらゴール)を設定しておけば、目標に対する進捗状況なども確認することができます。
音声ガイダンスが現在地点や走行距離などを知らせてくれる
ランニングアプリの中には、音声ガイダンスの機能がついていて、現在地点までの走行距離や目標地点までの残りの距離、走行ペースなどを音声で知らせてくれるものがあります。
消費カロリーがわかるので体調管理に活用できる
ランニングアプリの中には、走行距離に応じた消費カロリーがわかる機能が搭載されているものもあります。たとえば、お昼に少し食べ過ぎたなという方は、食べた分のカロリーを計算して、カロリー分だけの距離をランニングして体調管理に役立てることができます。
データや情報を蓄積して見える化がはかれる
走行距離やペース配分、脈拍数などランニング中のさまざまなデータを蓄積することができます。データや情報を蓄積して見える化をはかることで目標が明確になり、どの程度近づいているのかも把握できるようになりますよ。
たとえば「4時間以内でマラソンを完走したい」という目標がはっきりとすれば、どの程度のペース配分で走ればよいのかがすぐにわかるので目標がはっきりし、データ化することで目標に向かって近づいていることがわかるため、モチベーションアップにもつながります。
ランニングアプリの選び方
ここからは、ランニングアプリを選ぶポイントである以下の3つについてご紹介します。
- 自分のスマホに対応しているOSか
- オフラインでも使用できるか
- 使いやすいシンプルな機能
自分のスマホに対応しているOSか確認する
使っているスマートフォンによってインストールできるアプリが変わり、iPhoneユーザーはApp Storeにあるアプリ、Androidの方はGoogle Play ストアにあるアプリを利用することができます。
スマートフォンのOS(オペレーティングシステム)のバージョンが古い場合、アプリをインストールできない可能性があるので、OSは最新の状態にアップデートしておきましょう。
オフラインでも使用できるか確認する
ランニングアプリによっては常にインターネットにつながった状態になり通信量が気になる方もいるのではないでしょうか?
オフラインで使えるアプリもあるので併せて確認しましょう。オフラインの状態でもGPS機能は使えます。
走行距離や走ったルートなど基本的なデータを測定が可能で、データ通信量の上限が決まっている人にはおすすめです。
使いやすいシンプルな機能
ランニングアプリに便利な機能があっても、使いにくくて操作が大変だと長く続きません。
アプリを選ぶ時は、ひと目見ただけでデータがわかるものや、ワンタップで開始できるランニングアプリがおすすめです。
ラップタイムを教えてくれたり、あらかじめ設定したルートをナビゲートしたりする機能が備わっているアプリを選ぶと良いでしょう。
また、料金の有無を確認しましょう。無料で使えるのか、有料なのかはもちろん、課金があるかも調べておくことが大切です。
無料アプリでも、課金して機能を追加しないと使いにくい場合もあるので、アプリの機能面も事前に確認するようにしましょう。
おすすめのランニングアプリ10選
現役ランナーの立場から、これは便利、おすすめしたいと思う無料ランニングアプリをご紹介します。
Nike Run Club(ナイキランクラブ)
現在筆者も使用している、スポーツメーカーのNIKEがリリースしたランニングアプリです。
iPhoneが出たころからナイキはApple社と深い関係を結びながら、iPhone向けのスポーツアプリを開発して、生まれたのがこのナイキランクラブ「Nike Run Club」です。
「とりあえず走行距離とペース配分が知りたい」と思うランナー初心者の方から、マラソンや大会に向けてトレーニングを積んでいる上級者まで、総合して幅広い層に広く支持されています。
最大の特徴は、音声ガイダンスによるランニングメニューの豊富さです。GPSを利用したランニングコースや走行距離、ペース配分、消費カロリーなどを音声ガイダンスが知らせてくれます。
さらに、自分の実力にあわせた練習メニューを組むことができるので、ナイキの専属パーソナルトレーニングを無料で受けることが可能です。
シューズメーカーらしくシューズにタグづけができて、買い替え時期などもわかるようになっています。
Nike Run Club(ナイキランクラブ)は、ランニングの初心者からベテランまで、幅広い人におすすめのアプリです。
Nike Run Club(ナイキランクラブ)Android
Adidas Running(アディダスランニング)
ランタスティック(Runtastic)という名称で人気を博したアプリをアディダスが買収したものがアディダスランニングです。
基本的なGPS機能を備え、現在地や走行距離、目標地点までの距離や時間、ペース配分、消費カロリーなどが一目でわかりダイエットにもおすすめです。また、他のランナーとSNSでつながり、ランニングのデータを見たり、コメントして仲間と交流したりできるのでフィットネスに対するモチベーションアップにつなげることが可能です。
ランタスティック(Runtastic)は、Apple Watchにも対応し初心者さんにもおすすめです
Adidas Running(アディダスランニング)Android
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)は、ランニング目標の達成をサポートするための機能が揃っています。ランニングはもちろん、サイクリングやハイキングなど、様々なアクティビティやフィットネスの記録にも対応できます。
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)は、ランニングのペースや距離といったステータスをアプリの音声で聴きながら走ることができ、運動の成果を仲間とシェアすることで、モチベーションの維持が可能です。
データ分析により進捗状況を管理し、専門的なトレーニングを積みたい方におすすめ。
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)iOS
ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)Android
TATTA(タッタ)
TATTA(タッタ)は、ランニングに特化したアプリで、「RUNNET」というランニングポータルと連動しています。大会エントリーの記録からレース結果まで、自動的にデータや評価を記録してくれるので、他ランナーとの練習記録を比較することもできるのも特徴の1つです。
TATTA(タッタ)は、友達と情報をシェアしたり、国内でランニングをとことん楽しみたい人という方におすすめです。
Runtrip(ラントリップ)
ラントリップはランナーのモチベーション維持に特化したランニングアプリです。このアプリは、SNSで全国のランナー仲間とつながり、互いに励まし合いながらランニング・ジョギングが楽しめる仕掛けになっています。
消費カロリーなどもわかるので体調管理やダイエットに活用でき、全国のランニングコースなども紹介やガイドをしてくれるので、旅先や出張先での移動やランニングやジョギングする際にこのアプリがあればさらに楽しく走れるでしょう。
お気に入りのランニングコースを投稿することができ、楽しくランニング・ワークアウトを続けたい人におすすめです
Relive(リリブ)
Relive(リリブ)は、ランニングを「小旅行」と想定した楽しいランニングアプリです。旅の記録を画像を添えてアルバムのように閉じておくことができ、長い距離を走るトレイルランニングなどに最適です。
SNS機能を備えているので、さまざまなランナー仲間と走った記録を共有することができます。ランニングの工程をおしゃれな画像でビジュアライズして、SNSでつながる者同士でシェアしランニングやジョギングの追体験が楽しめるアプリです。
キョリ測
走った距離や残りの距離など、距離に特化したシンプルなランニングアプリです。マラソンなどでは特にそうですが、あとどのくらいの距離があるのだろうか?今は、どのくらいの速度があるのだろうか?目標達成までどのぐらいか?という疑問に即答してくれます。
画面のマップを指先でタップするだけで走行距離・タイムやコースがわかるシンプルな操作方法で、消費カロリーを「おにぎり何個分」「あんパン何個分」とわかりやすい単位に変えることができるのもおすすめの1つです。
Pacer(ペーサー)
Pacer(ペーサー)は、歩数計の機能も備わったランニングアプリです。世界中の6000万人以上のユーザーと繋がることができるコミュニティ機能も備わっています。
また、Apple Watchとのデータ同期も可能で、Apple Healthにリンクすることによりスムーズに運動データを管理できるのも魅力の1つです。
過去の歩数の傾向を分析し、自分自身の運動習慣や健康状態について新たな発見をすることもでき、ランニング初心者さんにおすすめです。
Google Fit(グーグル フィット)
Google Fit(グーグル フィット)は、Googleが世界保健機構(WHO)や米国心臓協会(AHA)と共同し、提供している健康管理アプリです。
歩数と消費エネルギーをバックグラウンドで、自動で計測し記録でき、ジョギングやウォーキングをする方に便利な機能になります。
時間、歩数、移動の距離などをリアルタイムで確認する「エクササイズの管理」機能があり自動で計測してアプリに表示でき、ランニング中のペース・位置情報・効果を確認したいといったシーンで役立ちますよ。
心拍数の記録や睡眠の改善が可能で、正確なデータでヘルスケアや健康を目指したい方におすすめ。
データを記録してくれるランニングアプリを上手に活用
この記事では、ランニングアプリの機能や選び方についてご紹介しました。ランニングアプリを選ぶ時は以下の3つを確認するようにしましょう。
- 自分のスマホに対応しているOSか確認する
- オフラインでも使用できるか確認する
- 使い方がシンプルな機能
また、どのランニングアプリにするか迷ったら、レビューを確認することもおすすめします。この機会に無料のアプリを取り入れて、ワークアウトの継続・目標達成や大会へチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ランニングアプリQ&A
最後に、ランニングアプリを使用する際によくある質問をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
Q:ランニングアプリで測定できるデータはどんな種類がありますか? A:距離・タイム・速度・平均ペース・消費カロリー・標高差・歩数・心拍数・失った水分量などがランニングに関わるデータ計測が可能です。 Q:ランニングアプリは無料で使えますか? Q:.ランニングアプリをインストールできない時の対処法はありますか?
1つでも当てはまるようであれば、OSのアップデートや写真や動画、スマホにインストールしているアプリなどを消して容量を確保するようにしましょう。 Q:ランニングアプリGPSの精度が悪いときはどうすればよい?
Q:スマホを手にもたないでアプリを使うことはできますか? |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。