コロナ禍で登山様式はどう変化した?
コロナ禍以降、日常生活において働きかたや生活様式が大きく変わりました。同じように登山様式も変化しています。
新しい登山様式①近場の低い山などに登る
コロナ禍以降、近くにある低いマイナーな山に登ることが多くなったという登山愛好家が増えています。マイナーな山には登山者が少ないので、新型コロナ感染防止対策としても有効です。筆者も近所の標高200mほどの山によく登ります。
新しい登山様式②三密を避けた登山プランをたてる
春になるとどの山でも登山客が増加します。そのため、混雑しないコースを歩くなど、三密を避けた登山プランをたてることが必要です。
また、登山自粛や規制の動きをうけて山小屋や救護所が休業している山も少なくありません。その場合、登山の安全を確保するのが難しくなるので、行き先を変更するなどの対策が必要です。
新しい登山様式③マスクや除菌アイテムなどが装備に加わる
コロナ禍以降、マスクや除菌アイテムの携行が登山マナーに加わりました。登山者の多い場所でトイレや山小屋に立ち寄ったときには、除菌アイテムでこまめに手などの除菌をするように心がけてください。
コロナ禍で登山する際のマナー
コロナ禍以降、感染防止対策をしながら登山をしなければなりません。では具体的に登山をする際のマナーはどう変化したのでしょうか。これから春にかけて登山を予定しているかたは確認しておきましょう。
コロナ禍の登山マナー①人がいるところではマスクを着用する
マスクやバフの着用がマナーとして定着しましたが、山も例外ではありません。人が多い場所ではマスクかバフをつけるのがマナーです。
ただし、春以降の登山ではマスクが熱中症のリスクになることがあるので、人混み以外では着用しなくてもかまいません。
コロナ禍の登山マナー②遠方の山への登山を自粛する
公共交通機関などを利用して、遠方の山に遠征登山することを自粛しているという人が増えています。
コロナ禍の登山マナー③ほかの登山者との距離をたもつ
登山道ですれ違うときにはどうしても互いの距離が接近してしまいます。ほかの登山者とすれ違うときには、互いに距離をあけるのがマナーです。
山小屋など人が集まる場所はできるだけ避けるようにして、やむを得ない場合は2m以上の距離をたもつようにしてください。
コロナ禍の登山マナー④地元のスーパーやコンビニに立ちよらない
地元のかたが利用するスーパーやコンビニに立ちよらなくてもいいように、装備をととのえることなども、コロナ禍以降の登山マナーのひとつです。
コロナ禍の登山マナー⑤大人数の登山チームはさける
以前は大人数の登山チームを組んで登ることがよくありました。しかし、コロナ禍以降の登山マナーとして、できるだけ少人数でチームを組むことが推奨されています。
コロナ禍の登山マナー⑥山小屋で宿泊するさいはシュラフを持参する
以前は山小屋の布団で寝ていたかたがほとんどだと思います。しかし、コロナ禍以降はシュラフを携行することが登山マナーとされています。事前に山小屋や施設へ問い合わせて、ルールを確認しておくようにしましょう。
春山登山の服装と感染防止対策グッズ
春山登山の服装と、コロナ禍以降の登山に必要な携帯グッズについて紹介します。
春山登山の服装
平地では春でも山の気候は激変するもの。うららかな春の陽気から数時間後には厳しい真冬の気候に変わることもめずらしくありません。
そのため、春山に登るときには、目まぐるしく変わる天気や寒暖差にすぐ対応できるようにしておく必要があります。雪が残っている山に登るときには、サングラスの携帯も忘れないようにしてください。
アークテリクス ATOM SL HOODY SERENE
コンパクトで軽量なデザインにより、常に携帯して急な気温の下落に対応することができます。
胸と背面に効果的にあしらわれたコアロフトインサレーションは効率的な断熱性と軽量性を発揮するだけでなく、圧縮収納も可能にします。
感染防止対策グッズ
Buff(バフ)天然メリノウール100%
伸縮性と通気性にすぐれた素材天然メリノウール100%を使用しています。登山のときには息苦しくなりがちなマスクですが、このバフは吸湿速乾性が高いため、湿気で息が苦しくなることを防いでくれます。
手ピカジェル 300m(消毒)
76.9~81.4%のアルコールを含んでおり、高い除菌力を発揮します。水もタオルもいらないため、登山用の除菌アイテムとして最適です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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