まんのう天文台 香川
香川県の南西部、讃岐山脈のふもとに位置するまんのう町。
大きなため池の満濃池や、どこまでも芝生が広がる国営讃岐まんのう公園など、自然豊かなこの地は、満天の星空も自慢の1つです。
2009年12月には、小惑星の一つが「Mannoucho(まんのう町)」と命名されたことから、星に関連させたまちづくりを行っています。
その一環として建てられたまんのう天文台は、標高1000mを超える大川山の山頂に位置し、天体観測に絶好のスポット。
ドームには30cm反射式望遠鏡や屈折式望遠鏡を備えています。
基本は金・土・日曜日に観望会を行っていますが、おでかけの際はHPでご確認ください。
大川山キャンプ場が隣接していて、手に届きそうな青空や星空に包まれてのんびり過ごすことができます。
手入れの行き届いたキャンプ場は、テントサイトの他にバンガローもあり。
讃岐平野を一望できる最高のロケーションは夏でも涼しく、昆虫採集やバードウォッチングにもおすすめです。
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梶ヶ森天文台 高知
高知県大豊町にある標高1400mの独立峰梶ヶ森は、山頂まで車道が続いているため車で容易にアクセスできます。
山の8合目にある山荘梶ヶ森は、天文台が併設されたちょっとオシャレな山小屋。
山荘でありながら、フランス料理をベースにしたビストロ料理をいただけたり、ランプの灯りがともるバーでくつろぐこともできる知る人ぞ知る隠れ家的な存在です。
宿泊したら必ず利用してほしいのが、梶ヶ森の美しい星空を独り占めできるテラス。
夜空の中に浮かんでいるような不思議な感覚を是非体験してください。
隣接の天文台は60cm反射望遠鏡を備え、利用は事前の予約が必要です。
すぐ近くには梶ヶ森キャンプ場もあるので、テント泊も可能ですよ。
日本の滝百選に選ばれた名瀑龍王の滝や、登山道の途中にある弘法大師御影堂など、見どころもたくさんです。
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久万高原ふるさと旅行村 愛媛
愛媛県の中央、仁淀川の上流域に位置する久万高原(くまこうげん)。
標高が高く夏でも涼しいため、避暑地として人気があり、四国の軽井沢とも呼ばれているんですよ。
中でも東京ドーム3.5個分の広さを誇る久万高原ふるさと旅行村は、キャンプ場や釣り堀、歴史館やプラネタリウムなど、様々な施設が集っていて、週末はファミリーやカップルでにぎわっています。
山頂にそびえ立つお城のような建物は、星天城という久万高原天体観測館の本館です。プラネタリウムの上映のほか、隣接する展望台では本物の星を観察できます。
こちらの目玉は昭和機械製作所の60cm反射望遠鏡。
集光力は肉眼の7000倍で、約16等星まで見ることができます。
ケビンやコテージに泊まることもでき、レストランもあるので手ぶらで遊びに行けますよ。
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塩塚高原キャンプ場 徳島
塩塚峰を中心に東西に広がる広大な面積のキャンプ場です。
オートキャンプ場、バーベキュー棟のほか、「はくちょう」や「みずがめ」など星座の名前が付いたバンガロー、コテージがあります。
また、四駆バギーランドやキッズクライミングウォール、スカイコースターなど子どもが喜ぶ遊び場がいっぱいです。
バームクーヘン作り、勾玉作りなどワークショップも開催しているので、1日中飽きることがありません。
標高約1000mの高原だけに、星空の綺麗さは四国でも有数とお墨付き。
展望台や天体ドームなど、星を眺めるのにぴったりのスポットもあります。
ボランティアによる星空観察会も行っているので参加してみてください。
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星空まめ知識~すばるを探してみよう~
「すばる」という言葉は、有名な歌のタイトルや車のメーカー名にもなっていて、聞いたことのない人はいないと思います。
でも、「すばるって何?」と聞かれて答えられる人は少ないかもしれませんね。
すばるとは、冬の夜空で見られるプレアデス星団の日本名。
すばるは単独の星座ではなく、おうし座の一部分にあたる星の集団のことなんです。
小さな星がギュッとまとまっていて、市街地など明るい場所ではなかなか見えづらいのですが、高原や暗い場所では肉眼で6個ほど確認することができます。
見つけ方は、オリオン座からたどっていくと分かりやすいでしょう。
オリオン座の中心の3つの星の並びをそのまま右に伸ばしていくと、おうし座の目にあたる赤く輝くアルデバランという星にたどりつきます。
さらにそのまま右に伸ばしていったところに、小さな星がひとかたまりになって煌めくすばるが見えるはずです。
星空観察の際には是非探してみてくださいね。