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自転車は単なる移動手段としてだけでなく、フィットネスにも有効です。 自転車によるカロリー消費はもちろん、筋肉を鍛えて基礎代謝を上げることもできます。 今回は、自転車でダイエットをする場合の効果と、鍛えられる筋肉について解説します。

自転車は本当にダイエットに向いている?

MTBフリースタイル

 

自転車は移動を楽にする乗り物として人気ですが、れっきとしたスポーツでもあります。

最近では、フィットネス目的で自転車移動を取り入れる人も増え、メーカーもこの波に便乗してフィットネスモデルに力を入れています。

自転車でフィットネスの気になるところは、そのダイエット効果。

もちろん体を動かす以上カロリー消費は起こるので、ダイエットに効果はあるのでしょう。

でも、自転車に乗るだけでどんどん痩せるのかというと、それは別問題!

自転車ははやく移動ができ、体力的にも楽な乗り物なわけです。

効率だけを考えれば、ランニングのほうがカロリーを消費できます。

しかし、なによりもダイエットに必要なのは、継続です。

自転車はランニングよりも楽に行えて、生活にも取り入れやすいので、継続しやすいメリットがあります。

つまり継続して結果を出すには、自転車の活用はとても有効と言えるでしょう。

 

 

自転車の消費カロリーってあるの?

ロードバイクハンドルサイコン

 

ダイエットを成功させるカギは、「摂取カロリー<消費カロリー」です。

運動系ダイエットをするなら、消費するカロリーを把握するのは必須ポイント。

しかし、自転車の消費カロリーは体重や走行速度によっても変わります。

例として、体重60kgの人が時速16kmで30分進むと、消費カロリーは126kcal。

これは、だいたい通勤時を想定した速さと、時間と考えてもらうといいです。

126kcalというのは、8枚切りの食パン3/4に相当します。

それなりに消費されているんですね。

しかし、自転車の種類やスピード、ギア比、坂道の有無などでも変化もあります。

ママチャリよりも軽くスピードが出しやすく、ギア比の選択肢が広いロードバイクでは消費カロリーも少なくなります。

 

サイクルコンピューターでカロリー計算

自転車の消費カロリーをおおよそでいいので把握したいという場合は、サイクルコンピューター(サイコン)を活用しましょう。

サイコンは自転車のメーターの役割を担うもので、スピードや走行時間などを計測してくれます。

そのサイコンの機能の1つとして、消費カロリーの計測があります。

これはダイエット目的というよりは、スポーツ目的でのサイクリングでエネルギー補給の指標にするものなので、かならずしも正確ではありません。

それでもまったく把握しないのとは雲泥の差。

ダイエット目的でもひとつの参考になります。

安いサイコンにも消費カロリーを取得できるので、ダイエット目的ならサイコンも有効に使うといいでしょう。

キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ VELO9 CC-VL820
キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ VELO9 CC-VL820

 

自転車で鍛えられる筋肉はこれだ!

ロードバイク筋肉

 

じつは自転車は筋力トレーニングに非常に有効な手段です。

自転車をこぐことで使う筋肉は、ほかの動作で鍛えにくいのです。

プロのスポーツ選手も自転車トレーニングをよく取り入れているんですよ。

また、自転車で鍛えられる筋肉の多くが下半身の大きな筋肉なので、鍛えることで自転車に乗っていないときの基礎代謝アップも見込めます。

自転車でのフィットネスは、とくに女性には魅力的なんですよ。

じつは、サイクリングは低負荷の反復運動で、トレーニング効果はあるのに高負荷のトレーニングほど筋肉が肥大化しにくいから。

筋肥大でたくましくするよりも、下半身を細くしたいという場合にもってこいなんです。

もちろん、坂道などを取り入れれば肥大化させることもできるので、たくましい脚を目指す方にも有効です。

では自転車による筋力トレーニングでは、とくにどういった筋肉をよく使い、鍛えられるのか確認しておきましょう。

 

男性が引き締めたい太もも:大腿四頭筋

大腿四頭筋は、太ももの前面に位置する4つの筋肉の総称です。

歩行や立ち上がりでも使う筋肉ですが、一番はスクワットするような動作で使われます。

大腿四頭筋は非常に大きな筋肉で、発揮するパワーも大きく、消費カロリーも大きいです。

 

女性が気になる裏ふともも:ハムストリングス

太もも前面を支える大腿四頭筋に対し、後面を支えるのがハムストリングスです。

ハムストリングスはさまざまな運動に使う筋肉です。

しかし、鍛えるのがむずかしいので、自転車によるトレーニングがとくに有効になる筋肉です。

女性の気になる美尻つくりにも効果があります。

 

コアマッスルといえば:腸腰筋

腸腰筋は多くの筋肉のように鍛えて見えるものではなく、インナーマッスル(コアマッスル)といわれる体の内部にある筋肉です。

短距離走や野球の投手は、腸腰筋の大きさがパフォーマンスに直結すると言われています。

また、スポーツに限らずさまざまな動作に使われる筋肉なので、鍛えることで代謝をあげる効果もある筋肉といえます。
 

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ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。