雪中キャンプの遊びにスノーシューイングがおすすめの理由
雪中キャンプはその雰囲気だけで充分楽しめます。そこにスノーシューイングの遊びを取り入れてみると更に楽しさアップ。雪中キャンプにスノーシューイングがおすすめの理由を紹介します。
老若男女問わず楽しめる
スノーシューイングは子どもから大人まで、幅広い世代の人が楽しめます。雪景色のなかでキャンプをするだけでテンションが上がり楽しいものですが、気軽にスノーシューイングを取り入れることで特別感が増して思い出深いものに。
ケガをするリスクが少ないところも、雪中キャンプの遊びに取り入れるおすすめポイントです。
練習せずにすぐに楽しめる
スノーシューイングはスノーシューをスノーブーツに取り付けるだけで準備ができます。
スキーやスノーボードのように練習しなくても歩け、歩いているうちにどんどん慣れてくるのでむずかしさを感じることなく、すぐに遊べる楽しさもあります。
歩くだけで楽しい
スノーシューで雪の上を歩くだけで非日常を体感できます。雪景色を楽しんだり、動物の足跡をたどったりして想像力をふくらませて知的好奇心をくすぐることができます。
また大自然の音に耳を傾けたり、雪上を歩く音や感覚を楽しんだりして、日常とは違う感覚を研ぎ澄ませる貴重な体験ができる機会です。
雪中キャンプでスノーシューイングで遊ぶために必要なアイテム
スノーシューイングは手軽に楽しめる遊びですが、雪の上で行うため、防寒や防水対策をしましょう。必要なアイテムを紹介します。
スノーシューズ
防水加工のしてある登山用ブーツやトレッキングシューズなどにスノーシューは簡単に取り付けられます。ハイカットで足首を守り、保温性のある靴を選びましょう。
アッパーやソールがある程度硬いほうがスノーシューのベルトが取り付けやすいです。
ストック
ストックがあれば雪上を歩いているときにバランスを取りやすくなります。スノーバスケットは雪にストックが埋まってしまうのを防止できるため、あると便利です。
トレッキング用ストックにスノーバスケットが後付けできるものもあります。
グローブ
グローブはスキーやスノーボードで使用するような防水性があり、保温性もしっかりしたタイプがおすすめです。ストックを握るので手が自由に動かせる操作性も大切。
手首から雪の侵入を防止し、保温性を高める手首がしぼれるタイプが便利です。
ゴーグル・サングラス
天気のいい日は地面に積もった雪が日光を反射してとても眩しく、長い間そのままでいると雪目と呼ばれる状態になってしまうことがあります。雪目や紫外線から目を守るためにもゴーグルやサングラスは必要です。
ニット帽
頭や耳の冷えを防ぐためにニット帽があると暖かく過ごせます。また、転倒したときに木についた雪や雪の重みで折れた枝が落ちてきたときなども、ニット帽が頭部をカバーしてくれます。
ネックウォーマー
首元や耳まで暖かいネックウォーマー。首元から冷気が侵入してくると一気に体感が冷えるので、首周りの防寒対策は大切です。口元まで覆えるタイプのものなら一層あたたかく快適です。
ザック
スノーシューイングはストックを持つため、両手をあけておく必要があります。荷物はザックにひとまとめにして持ち運びましょう。防水性があり、ザック自体の重量の軽いものが歩くときには便利です。
靴下
足元の冷え防止と足の疲労軽減のために、厚手でパイルがしっかりした靴下がおすすめです。薄手の靴下を重ねて履くことで寒さ対策になります。スノーシューそのものや雪の重みがかかるため、あらかじめ足の爪を切っておくことも大切です。
雪中キャンプでスノーシューイングでの遊び方
スノーシューイングは歩いているだけで楽しい遊びですが、雪中キャンプをするならやってみたいおすすめの遊び方を紹介します。
雪上カフェ
お天気のいい日なら、雪を固めてテーブルや椅子を作れば、雪上カフェの完成です。鳥の声や風の音をBGMに、温かいコーヒーや食べ物で最高のカフェ気分が味わえます。いつもの何倍以上もの美味しさを感じられる特別感がありますよ。
視覚によって口にする味が変わってくるのでロケーションはとても大切です。
ソリ遊び
お尻に敷いて滑る簡単なソリを持ち歩けば、雪の斜面でソリ遊びが楽しめます。斜面をのぼるときにもスノーシューを履いていればのぼりやすいので、滑らず楽々で便利です。
子どもと一緒に、もちろん大人だけでも、みんなで童心に返ってソリ遊びを思いきり楽しんでみましょう。
ネイチャーウォッチング
雪景色をよく観察してみると、雪の下を流れつづける川の普遍性や、春の準備をしている木々などの生命力に気づきます。ゆっくり自然と触れ合う機会がもてるスノーシューイングは、歩くだけではなく立ち止まって自然に目を向け、自然を感じる楽しみがあります。
どこを写しても美しい景色が切り取れるので、写真好きの人にもスノーシューイングはおすすめです。
アニマルトラッキング
雪上に野生動物の足跡を見つけることがあります。ウサギやキツネ、カモシカかもしれません。どんな動物の足跡なのか想像してみると知的好奇心をくすぐられます。
足跡の特徴をとらえると、何の動物がどこからどこへ向かい、何をしていたのかなど、野生動物がぐっと身近な存在になってきます。キャンプ場など施設のすぐ近くにも、意外と動物の足跡はたくさんありますよ。
木々を観察すると、リスなどの小動物が皮を剥いだ跡が見つかることも。春先にはクマが出現する心配があるため、クマベルを持ってスノーシューイングをしてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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