サーフィン初心者向けのボード選びの基準とは?
数あるサーフボードの中から、初心者向けにサーフボードを選ぶ基準としておすすめしたいことは下記の3項目です。
- 実績と信頼のあるサーフボードブランド
- 初心者でも安定感のあるサイジングとモデルコンセプト
- 取り扱いやすい耐久性を備えている
サーフィンがオリンピックで注目されはじめてから、新規参入ブランドも増えています。その中で品質のよいボードを選ぶとなれば、実績と信頼のあるサーフボードブランドがおすすめです。また、その中で初心者でも乗りやすく安定感のあるボードモデルを適性サイズで選ばなくてはなりません。
さらに、サーフボードの扱いに慣れていない初心者には耐久性も重要です。一般的に多く普及しているポリウレタン製のサーフボードよりも、ソフトボードやEPSボードのほうが丈夫で破損が少ないのでおすすめです。
ソフトボードとハードボードはどちらがよいのか?
初心者向けのボードの選択肢として大きく分けると、ソフトボードかハードボードがあります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、はじめる際は要望に合わせて選びましょう。
お子さんや海に慣れていない女性の方は、ソフトボードが安全に楽しめるのでおすすめです。
ソフトボードのメリットとデメリット
ソフトボードのメリット
・表面全体が柔らかいため壊れにくく安全に使用できる。
・ハードボードよりも安価で購入する事ができる。
・高浮力でかなり小さい波でも楽しめる。
ソフトボードのデメリット
・ハードボードと比べると浮力が多いため、ライディング中のコントロールがしにくい。
・材質上、海から上がった後に乾きにくく水分が抜けきれない。
上記をふまえると、比較的安全に安価ではじめる場合はソフトボードがおすすめです。サーフィンをはじめる地域の波質にもよりますが、波が小さい場所で楽しむのにも適しています。
ハード素材のメリットとデメリット
ハード素材のメリット
・ライディング中のボードコントロールはソフト素材よりもしやすい。
・波が少しサイズがある日でもソフト素材よりも浮力がない分、沖に出やすい。
ハード素材のデメリット
・ボードが壊れやすいため、丁寧に扱わなければならない。
・ボードから落ちた際の衝撃で、ケガをするリスクがソフト素材よりも高い。
ソフト素材と比べると、ハード素材は少し乗れるようになってからのほうがメリットがあります。
先を見越したサーフボードを検討されている方や、サーフィンをはじめる地域が比較的波の力があるようなエリアであれば、ハードボードではじめるとよいでしょう。
サーフィン初心者向けサーフボード5選
おすすめの初心者向けサーフボードを5つ厳選しました。この中から要望にあったモデルやサイズを選んでいただければ、サーフィンライフスタートする相棒が見つかるかもしれません。
ソフテックサーフボード|ローラー
ソフトボードブランドではトップブランドのソフテックサーフボード。初心者におすすめなのはこちらのローラーモデルです。体重に合わせたサイズバリエーションもあるので、老若男女問わずおすすめです。
初心者でも持ち運びしやすいハンドグリップが標準装備となっています。
ミックファニングソフトボード|スーパーソフト
ミック・ファニングが監修するブランドだけに、高い性能や品質で定評のあるミックファニングソフトボード。その中でもスーパーソフトモデルはこれからサーフィンをはじめるエントリーサーファーの要望が詰まっています。
こちらもサイズバリエーションがあるので、要望や体格に合わせて選べ、その幅も広いです。
O&Eソフトボード|ハッピーアワー
O&EソフトボードのHAPPY HOURモデルはソフトボードながら本格的なつくりで、しっかりとしたフレックス感の乗り味が楽しめるモデルです。フィンを5プラグでフィンセッティングして乗り味を変えることができて、遊びの幅も広がるボードです。
クライムサーフボード|ロングフィッシュ
エントリーボードから少しお洒落なボードデザインを求めている方はクライムサーフボードがおすすめです。オルタナティブな雰囲気のあるサーフボードが手に取りやすい価格帯となっています
デッキ部分にクロコダイルスキンといわれるソフト素材を使用しているタイプは、耐久性と安全性はもちろんワックスを塗らずに使用できるのもメリットです。
NSP|プロテック
エントリーボードやレンタルボードとしても世界的に定評あるNSP。ハード素材のプロテックモデルはEPS素材で耐久性もあり、ハードボードとしては価格もリーズナブルです。とはいえボードのシェイプは本格的なつくりなので、本格的なボードコントロールもできる仕様です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。