「FCS2」2022年の新しいラインナップ
2022年もFCS2からいくつか新たにリリースされたプロダクトがあります。既存でも充実していますが、新しいものを試したい方はぜひ!
2022年のラインナップの特徴としては、サステナブルなマテリアル、そしてツインやミッドレングスなどに対応したモデルが増えたことです。変化する世界のサーフィン需要に応えた、素晴らしいプロダクトがリリースされてます。
NEOGLASSシリーズ
4パターンからなる基本テンプレートESSENTIALシリーズの中でも、最も一般的なマテリアルNEOGLASS。素材が植物由来のバイオレジンを使用し環境に配慮したサステナブル素材の仕様にリニューアルされました。
こうした取り組みから生まれたプロダクトは、性能だけではない新しい選択肢の一つとして、今後さらに世界で広まっていく傾向です。
「TOWN&COUNTRY」&「AIPA」
ここ数年、世界的にツインスタビ(2+1)が流行。そういった需要もあることから、2022年は新しい2+1が「TOWN&COUNTRY」と「AIPA」からリリース。
ボードブランドでもあるTOWN&COUNTRYからのツインスタビは80年代のポッツのモデルからインスパイアされたフィンテンプレート。また、AIPAも自身のボードブランドのモデルに合わせたツインスタビをリリース。
ロングボードESSENTIAL
ここ数年、ショートボードではないレングスの需要が高まっています。
ロングボードそして特にミッドレングスは、材料となるフォーム不足が世界的に一時発生するほどの人気ぶり。それに合わせて、FCS2でもそれに適したESSENTIALシリーズのデザインがリニューアルされました。
FCS2ショートボードのおすすめフィン
ショートボードとはいっても、パフォーマンス系やオルタナティブ系とモデルは様々。
そんな幅広いニーズにも対応できるラインナップになっている2022年のFCS2。新しいモデルから既存モデルも含めたおすすめをご紹介します。
パフォーマンス系ボードにFILIPEモデル
ブラジル出身のトッププロサーファーのフィリペ・トリード。
2022年では、彼のシグネチャーモデルが新たなデザインで採用。ドライブ性とリリース性が適度にブレンドされたテンプレートに、マテリアルはエアコアというEPSフォームを芯材とした軽くレスポンスの早いことが特徴のフィンです。その性能はフィリペ本人だけでなく、他のトッププロも頻繁に使用しているほど。
ツインスタビの定番MRモデル
新しいモデルや人気のMICK TWINなど、ラインナップも増えたツインスタビ。その中でもFCS2の定番はやはりMRモデル。カラーバリエーションもあり、素材もPCとNGなどから選べるのも利点です。
キールツインはROB MACHADO KEEL
ここ数年のツインフィンブームで、ツインフィンモデルのラインナップも増えたFCS2。
その中でおすすめしたいのは、スタイルマスターのロブ・マチャドのキールフィンモデル。他のグラス素材と違って、パフォーマンスコア素材なので比較的軽量で日本のビーチブレイクの波には合いやすいキールフィンです。
FCS2ミッドレングスやロングのおすすめフィン
先にご紹介したロングボードのESSENTIALシリーズもリニューアルしてますが、新しいモデルもリリースされています。他ブランドのロングボードフィンと違って、FCS2はスクリュー無しで脱着がワンタッチでできるというメリットからもおすすめです。
KELIA MONIZシグネチャーモデル
ロングボードの世界チャンピオンを獲得した経歴のあるケリア・モニーツのシグネチャーモデル。テンプレートがロングボーダーの愛用者が多いジョージ・グリノーのテンプレートに似ているため、男女問わず人気のモデルのようです。今年は新たに水色も登場。
CHRISTENSONモデル
オルタナティブなデザインが特徴的なサーフボードブランドのクリステンソンがデザインしたテンプレート。7.5”~9.5”の幅広いサイズがあるので、ミッドレングスからロングボードまで好みのサイズを選ぶことができます。
ROB SUNDAY SINGLE
ロブ・マチャドがデザインしたミッドレングスモデル用に作られたシングルフィン。小回りの効いたピボットターンが特徴のテンプレートです。7インチなので、ミッドレングス系のボードにおすすめです!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。