そもそもエンデュランスとは?
ロードバイクには、登りを楽しむヒルクライムタイプや、高速で走るために空気抵抗を減らしたエアロロード、オフロード向けのグラベルなど5つのジャンルがあり、そのなかでもエンデュランスは、乗りやすく、エントリーレベルの人にも優しいということで人気です。
エンデュランスとは長距離に適したバイク
エンデュランスというのは、ロングライドに適したロードバイクのことです。長い距離を走るために、快適性や疲れにくさにポイントをおいて作られています。
普通のロードバイクに比べて、体への負担が少ないので、長距離もラクラクです。
どんな人向け?
エンデュランスは、快適性を高めているため、ロングライドを楽しみたい人をはじめ、初心者にもおすすめです。
ロードバイクをはじめたばかりの人にとって、全体的に細身のかっこいいシルエットに憧れる人も多いと思いますが、慣れないと乗りづらいという面も。
何ごとも最初が大切。まずは、乗りやすいタイプのエンデュランスを選ぶと、すんなり入れてロードバイクの楽しさがつかみやすいですよ。
価格帯は?
ロードバイクを買うなら、ある程度名前が知られていて、信頼できるメーカーのものがおすすめ。それを考えると、価格帯としては10万円〜30万円ぐらいを考えておけば問題ないでしょう。
カーボンフレームなどを使用したタイプは20万円以上くらいからあります。値段があがれば、素材やコンポーネントなどのレベルもアップしますが、初心者には使いづらいこともあるので、購入する際は、ショップスタッフに相談してみるのもいいですね。
また、最近では2〜3万円ぐらいの、ロードバイク自転車が売られていますが、このぐらいの価格帯のものはロードバイクではなく、「ロードバイク風」の自転車です。ギアなどがついていても、車体自体が重たかったり、ロードバイクの性能はほとんどないもが多いので、気をつけましょう。
一般的なロードバイクとの違いとは
一般的なロードバイクとエンデュランスの大きな違いをあげてみましょう。
運転姿勢がアップライト
ロードバイクというと、どうしても前傾姿勢で乗る、というイメージがあるかもしれません。エンデュランスの場合、ヘッドアングルとよばれる、頭の角度がゆるめで、体を起こして乗るように設計されています。
体を起こして乗るスタイルは、アップライトポジションとよばれますが、前傾姿勢とママチャリを乗るときの姿勢のあいだくらいの乗りかたになるので、乗りやすく、遠くまで行っても疲れにくいわけです。
タイヤが太めで振動吸収性が高い
一般的なロードバイクのタイヤは23cです。それにくらべてエンデュランスは、安定性と振動吸収性が高い25cなど少し太めのタイヤを採用していることが多いです。
振動は疲労の原因にもなるので、振動をおさえることで疲労しにくくなります。また一般的なロードバイクはタイヤが細く、ちょっとした段差や砂などがあると横すべりしたり、落車の可能性が高くなります。
エンデュランスは、太めのタイヤなので安定性も高く、初心者に向いているといえます。
エンデュランス初心者向けのおすすめ
KhodaaBloom(コーダーブルーム) Farna Claris
ファーナは、日本人の体型にあわせて設計されたフレームを採用したバイク。そのため、従来のモデルだと大きいという小柄なライダーにもフィットしやすい仕様になっています。
軽量でいて強度もあるパイプや、日本人の手でも握りやすいコンパクトなハンドル、シマノ製ホイール搭載で、初心者にも使いやすい1台。
Felt(フェルト)VR60
通勤からダートまでマルチにつかえるマルチロードのシリーズVRのなかでも、VR60はエントリーグレードのロードバイク。
上位グレードのカーボンフォークと、天候に関係なく、軽く引くだけで効きのいいディスクブレーキ搭載ですから安心です。速く、軽く、スムーズにの3つのバランスよく設計されていて、快適に走れます。
GIOS(ジオス) TORNADO
ロングライド向けの、フルカーボンディスクロードバイク。剛性と振動吸収性に優れたカーボンフレームですから、乗り心地もいいです。
コンポには、シマノ105を採用していて、走行性能もバツグン。性能や素材などを考えても、コスパ最高モデルです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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