ダイビングナイフは銃刀法に違反する?
結論からお話しすると、基本的にダイビング目的であればダイビングナイフを所持していても銃刀法には抵触しません。
ほかのダイビング器材と一緒にバックの下に入れてパッキングすれば、宅配便での配送はもちろん、飛行機搭乗時でも手荷物として預けることが可能です。
ただし、一部の形状をしたダイビングナイフは銃刀法によって禁止されていますので注意が必要です。
それが刃渡り5.5cm以上で、ダガーナイフのような両刃になった、刃先が鋭く尖った形状のダイビングナイフです。
現在市販されているダイビングナイフでこの条件に該当するものはありませんが、中古であっても絶対に購入してはいけません。
また、手元に規制対象のダイビングナイフがある場合は近くの警察署に持参して廃棄を依頼するようにしましょう。
おすすめのダイビングナイフ
ダイビングナイフは片刃あるいは両刃のものなどサイズやデザインもさまざまですが、ブレードに「引き切るためのノコギリ状の刃」と「ロープを切るためのカギ刃」の付いたダイビングナイフを選ぶことがポイントです。
また、ナイフなので切れ味も大切ですが、そもそも肉や野菜を切る包丁ではなく、あくまでダイビングの緊急事態に備えた道具のひとつです。
目的や用途に合わせて最適なダイビングナイフを選ぶようにしましょう。
AQUALUNG スクイーズロックチタンナイフ
ブレード長7.5cm、全長19cmの小型ダイバーナイフ。錆びづらいチタニウム製のブレードは、のこぎり刃、ストレート刃、ラインカッターに対応しています。
ワンタッチロッキングシステムでナイフの出し入れも簡単で、BCDのポケット部分のフラップやホースホルダーストラップによってホース類への取り付けが可能です。
SCUBAPRO マコ・ナイフ チタン
ブレード長8.5cm、全長19cmの腐食しづらい硬化チタン製のダイビングナイフ。
ブレードは一方がのこぎり刃、もう一方がストレート刃になっており、ラインカット用ノッチやハンドル部分には便利な栓抜きもついています。
グロメットのあるSCUBAPRO製BCDなら簡単に装着でき、腕やふくらはぎに装着するためのストラップもついています。
AQUALUNG ジャックナイフ
ブレード長10.2cm、全長26cmのダイバーナイフ。420ステンレススチール製のブレードは、のこぎり刃、ストレート刃、ラインカッターに対応しています。ゴムバンドで太ももやふくらはぎなどの下肢に装着するタイプ。
刃先は平型になっており、ハンドルにはタンクハンマーもついているので、こじ開けたり叩いたりといった使い方にも対応しています。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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