(株)ホシノ Bプラスインソールへの想い
足の5本の指それぞれを独立して使えると、バランスがとりやすく、踏ん張りが効き、パフォーマンス向上やケガの予防につながると考え、(株)ホシノは5本指ソックスを製造販売してきました。
そしてすべてをカバーするのはソックスだけでは難しいため、インソールの開発が始まりました。
(株)ホシノはインソールをインソール単体として捉えず、足を支えることを重視しています。インソールは靴の機能を邪魔せずに靴の足りないところを補うもの、つまり靴との共同作業で足を支えるものと捉えているのです。
B+インソールは足を支えるサポートはしてくれますが、必要以上に干渉することはありません。ある程度の動きを制限しながら、必要な動ける範囲はキープする。そのバランスが補整インソールの重要な仕事です。
そのために、B+インソールは既製品のみの展開となっています。大なり小なり骨格のバランスがくずれ左右不均等な足に対して、左右対称(鏡合わせ)の既製品だからこそ「補整」が可能になると考えています。
(株)ホシノ Bプラスインソール 新商品開発ヒストリー
足の形状やバランスは個人差が大きいものですが、この個人差への対応幅を広げたのが新商品のB+VCの2モデル。
足を支えるアーチ、土踏まず部分が最も個人差の大きい部分とされていますが、この部分のサポート力の調整(アーチコントロール)に力を入れ、足のさまざまなタイプや複雑な動きに対応してしっかり支えてくれます。
そして、スキーやスノーボード用インソールB+SR2とB+WH2は、進化していくスキー・スノーボードブーツに対応して開発されました。
とくに足に痛みを感じる人の多いスキー・スノーボードでは、一人ひとりの足にフィットさせるべくさまざまなメーカーからたくさんのブーツが販売されています。
多様化するブーツのバリエーションに対応して開発されたのが今回の新商品です。
新商品のご紹介
B+VC35A (オールシーズン:日常/スポーツ/トレッキング/トレランetc)
表面素材にソフトEVA、靴底と接する裏側素材には硬度の高いEVAを採用し、足の滑りを抑え、足の複雑な動きをしっかり支えます。前後左右の動きが激しい、瞬間的に足場をしっかりさせたい、などの状況を想定しています。
オールコンディション対応可能なモデルですので、ハードスペックな登山靴、スポーツシューズから日常でもご使用いただけます。
B+VC25M(オールシーズン:日常/スポーツ/トレッキング/トレランetc)
B+VC25Mは本体(裏側)素材にメッシュ状のEVAを採用、非常に軽量で通気性にも優れます。表面には細かな凹凸があり足の滑りを抑えます。
マラソンやトレイルランニングなどの長距離・長時間の使用状況を想定しています。日常でのご使用でも靴内環境をドライにすることに貢献します。
B+SR2 (ウインターシーズン:スキー/スノーボード/テレマーク)
スキー・スノーボードなどのウインタースポーツ用のベーシックモデルです。表面素材にはEVAを採用し、サポート力と足入れの良さを両立させ、快適にウインタースポーツを楽しむことができます。
さまざまな靴幅(ラスト幅)が存在し、多様化しているスキーブーツへ対応するため、カットしろを大きめに設計しています。
B+WH2(ウインターシーズン:スキー/スノーボード/テレマーク)
B+SR2と同様のサポート形状で、吸湿発熱素材を追加して温かさをプラスした、より快適にウインタースポーツを楽しむためのモデルです。
表面素材には人工皮革を採用し、B+SR2と比べて更に足入れがスムーズになっています。このモデルもB+SR2と同様に、さまざまな靴幅(ラスト幅)が存在し多様化しているスキーブーツへ対応するため、カットしろを大きめに設計しています。
(株)ホシノ B+インソール サポート選手のご紹介
寺山香織選手(スノーボードクロス)
寺山香織選手の経歴・活動内容
19-20シーズン:雪不足、コロナの影響でランキングなし
18-19シーズン:
PSAプロツアー
Kagura Cross Challenge① 2位
PSA SXランキング 4位
17-18シーズン:
PSAプロツアー
筋整流法Takahiro Memorial CUP① 3位
PSA SXランキング 4位
SAJ 全日本選手権大会 2位
B+インソールを使用してみての感想とユーザーへのお勧めポイント
使用インソール :B+PFH、B+WH2
このインソールの1番気に入っているところは、土踏まずの高さが丁度良いところです。
私は、付属の半月状パーツを土踏まずの部分にプラスして貼っています。このパーツで高さを1.5mmと微妙に変えることができ、土踏まずを支え足裏の疲れを軽減してくれるだけでなく、身体のバランスを整えてくれます!
土踏まずの部分は、パーツをプラスするだけでなく元々付いている黄色のパーツを剥がすことも可能で高い場合は低く調整することも可能です。
後は、なんと言っても吸湿発熱素材が採用されているので足が冷えにくいのが最高です。私は、このインソールと一緒にタビ型の着圧ソックス(V2-SW103)を使用しているので更に保温性もあり快適にスノーボードが出来ています。
とりあえずスキー、スノーボード用にインソールを試してみたいと考えている方には、B+SR2がおすすめですが、寒さや足の冷えが気になる方には断然B+WH2の吸湿発熱素材が入ったインソールがおすすめです!
藤川健選手(山岳スキー・ガイド)
藤川健選手の経歴・活動内容
北海道生まれ
2017年山岳スキー世界選手権 出場(イタリア)
2017年5月、日本オートルート(室堂~上高地)スキー縦走を20時間7分で1DAY走破
2016年5月、北海道十勝・大雪スキー縦走・富良野岳~旭岳を13時間21分で走破
2015年山岳スキー日本選手権優勝(7連覇)
2015年山岳スキー世界選手権 出場(スイス)
2014年日本百名山を33日間で連続登山。
B+インソールを使用してみての感想とユーザーへのお勧めポイント
使用インソール :B+インソール全モデル
B+のインソールは足の動きを妨げず、全身を上手く動かすことができます。今回の新製品はフィット感が向上し、さらにパフォーマンスの高い運動効果を期待できます。
運動の種類だけでなく、季節によってインソールの種類を選ぶことができる選択肢の広さがおススメのポイントです。
星野由香理選手(トレイルランナー・スカイランナー)
星野由香理選手の経歴・活動内容
栃木県日光市在住。日光の山を活動拠点としながら、国内外のレースに参戦。スカイランニングでは3度の日本代表に選ばれている。現在はアスリート活動を行いながら、日光の山のガイド業とアウトドアショップ運営も行っている。
2019・2017・2015 スカイランニングウルトラ日本選手権 優勝
2018 UTMF4位
2016 スカイランニング世界選手権 8位
2015・2014 日本山岳耐久レースハセツネCUP 準優勝
B+インソールを使用してみての感想とユーザーへのお勧めポイント
使用インソール :B+VC 35A,B+LD,B+SG,B+HF
履いてみてまず感じたことは以前よりもアーチのサポート感が増し、より安定性が高まったと感じました。
また、私は左右でアーチの高さが違うのですが、走ってみて最初の方は左右同じACSで走りましたが、距離を重ねていくうちにだんだんと左に違和感が出てきたので、試しにVAR(アーチコントロールシステムの赤いパーツ)を剥がしてみたところ左右同じ感覚になり、とても走りやすくなりました。
このように左右で非対称のアーチの方でも簡単に自分の足に合わせられるのは画期的だと想いました。
また、靴の中でも足が滑ることなく、斜面を登る時にはしっかりと力を地面に伝えられ、下りではさらに安定感が増したように感じられました。
(株)ホシノ B+インソール 定番商品のご紹介
たくさんの人の足を支えている、定番のロングセラー商品をご紹介します。
B+LD Long Distance
長距離・長時間の連続使用に最適。ランニング・ウォーキング・登山などの使用距離・使用時間が長いスポーツシーンから、日常の使用に最適です。
より最適な体重移動を促し、あらゆるシューズへのマッチングを考慮した独自の底面形状を採用しています。 足当たりは若干ソフトで、快適な使用感です。
B+HF Heat Foot
B+LDシリーズをベースに、吸湿発熱素材をプラスしました。「冷たくならない」程度の発熱量で、冬場の足を守ります。本体EVAはB+SGと同じ硬度(ブルー)を採用。アイゼン使用時の突き上げ感を軽減します。
トップカバーに使用しているソフトEVA自体は吸湿しないため、インソール表面が常にドライに保たれます。ウール系ソックスと組み合わせていただくと、寒冷地での日常使用などにもご使用いただけます。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。