ランニング中に音楽を聴くメリット
ランニング時に音楽を聴くメリットや効果について紹介します。
メリット①モチベーションアップ
走ることの楽しみのひとつに風景がありますが、毎日同じコースを走っていたら見飽きてしまいます。しかし、音楽を聴きながらだと、気分を盛り上げてくれるので、ランニングのモチベーションアップにつながります。
メリット②3日坊になりにくい
いざランニングを始めようとしたけれど、3日坊主で続かないという方は意外に多いようです。続かないという方は音楽を聴きながらランニングすることをおすすめします。
好きな音楽が聴けると思ったら、ランニングがさほど苦痛に感じなくなりますよ。
メリット③ペースメーカーの役割
音楽にはBPMというテンポがあり、リズムに合わせた足運びをすることでペースメーカーの役割を果たしてくれます。
BPMというのはBeat Per Minutesの略で、1分間に刻むリズムの数を表す単位です。たとえば180 BPMの曲にあわせて走れば、1分間に180歩両足を回転させることができます。
曲を聴きながら走ることで適度なストライド(歩幅)とピッチ(回転数)を維持することが可能です。
ランニング中の音楽選びのポイント
ランニング時の曲選びのポイントや注意点について説明します。
音楽選びのポイント:マイペースで走る場合
マイペースで好きな曲を聴きながらランニングを楽しみたいに方は、自分の気持ちを奮い立たせてくれるような曲がおすすめです。そのような曲は、普段の作業でも効果を発揮してくれます。
音楽選びのポイント:タイムアップを目指す場合
タイムアップを目指したいならBPMを意識した選曲が大切です。自分の走るスピードに合わせたBPMの曲を選ぶようにしましょう。
BPMの目安
ランニング初心者 | 140~160 BPM |
ランニング中級者 | 165~170 BPM |
ランニング上級者 | 175~180 BPM |
※こちらのBPMデータベースを使えば簡単にBPMがわかります。
音楽を聴いてランニングする際の注意点
注意点①音量
高揚感を得たいためにどうしてもボリュームを大きくしがちです。しかし、ボリュームを大きくすると周囲の音が聞こえなくなるため、接触事故などの要因になります。あくまでもBGMとして曲を聴くことが大切です。
注意点②耳の穴を塞がない
イヤホンには、耳の穴に直接差し込んで聴くカナル型と、完全に耳の穴を塞がないインナーイヤー型、耳にかけて使う耳かけ型の3つがあります。耳の穴を完全に塞いでしまうカナル型ではなく、インナーイヤー型や耳かけ型のイヤホンを使うようにしましょう。
注意点③人混み
大勢の人が行き交う場所や交通量の多いところではイヤホンを外すようにしましょう。イヤホンを付けたままだと周囲の状況が把握しづらいため接触事故の原因になります。
ランニング中におすすめ音楽!
ランニング時に聴きたいおすすめ音楽を紹介します。
リラックスして走るなら
Emi Meyer:「Fear Me」
Emi Meyer(エミ・マイヤー)は、アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれアーティストです。「Fear Me」はマイペースで走りたい方におすすめの曲。
Emi Meyer:「LOL」
キューピーマヨネーズのCMで聴いたことがある方もいるでしょう。同じくEmi Meyerのアルバム「LOL」に収録されている曲です。こぶしの効いたアジアンテイストなリラックスできる音楽。
モチベーションをあげるなら
hitomi:「LOVE 2000」
だいぶ古くなりますが、シドニーオリンピックで金メダルを獲得したQちゃんこと高橋尚子さんが、ランニング中にいつも聴いていると発言して有名になった曲です。走っているときに気分を高揚させてくれます。
Natalie Imbruglia:「Shiver」
軽快なテンポで始まる気分が高揚する曲です。Natalie Imbruglia(ナタリー・インブルーリア)はオーストラリア出身の歌手、モデル業や女優業もこなすマルチアーティスト。
Patti Smith :「People Have The Power」
力強いPatti Smith(パティ・スミス)の歌声が背中を押してくれます。勢いのあるテンポがランニングのリズムにマッチしてパワーがもらえる曲です。
Dido:「White Flag」
壮大な気分にしてくれて走ることへのモチベーションを高めてくれる曲です。Dido(ダイド)はロンドン生まれの女性アーティスト。
エミネムが自身の「スタン」に「Thank You」をサンプリングしたことでも有名です。
タイムアップを目指すなら
サカナクション:「Aoi」
サッカーワールドカップのテーマ曲としておなじみのナンバーです。元気のあるアップテンポなコーラスで始まる曲で、たくさんの人たちに応援されているような気分になれます。
サッカーの映像と融合させるための曲として制作されているため、ハイテンポで走りたい方におすすめです。
YOSA:「Coin Laundry feat. TOKYO HEALTH CLUB (official MV) from “Magic Hour”」
YOSA(ようさ)は、東京都出身のDJにして音楽プロデューサー。軽快なラップ曲のテンポにあわせながら走れる、タイムアップをはかりたい方におすすめの曲です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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