※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
キャンプのハイシーズンと言えば夏を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はキャンプはオールシーズン楽しむことができますし、また春夏秋冬それぞれの魅力があります。今回は冬のキャンプの中でも『雪中キャンプ』の魅力についてお伝えします!

澄んだ空気と広がる雪原

雪中キャンプ 冬キャンプ

雪中キャンプとは、読んで字の通り『雪の中でキャンプすること』です。 森の中や雪原など、普段住んでいる場所とは全く違う場所でキャンプすることになります。

凛と澄みきった空気感や、耳鳴りと間違うほどの静寂が、そこにはあります。 夏のキャンプで体験できる力強い自然とはまた違った魅力があり、冬のキャンプはただただ息を飲むほどの美しさを感じることができます。 

雪が積もった針葉樹の葉は、白と緑の美しいコントラストを見せてくれますし、探検した先には氷瀑(滝が凍ってできたもの)や野生動物の足跡などを見つけることができるかもしれません。

雪中キャンプの一番の魅力は、『見るもの全てが美しい』ことなんですね。 

 

雪の中でしかできない遊び 

雪中キャンプ 冬キャンプ

皆さんは、雪遊びってしたことがありますか? 雪深い地域に住んでいる方であれば、子供の頃に夢中になって遊んだことがあるかもしれません。

しかし雪の降らない地域に住んでいる方や、大人になってしまったら、なかなか我を忘れて雪の中ではしゃぎまわるなんてできませんよね。

雪中キャンプならそれが叶います。 スノーシュー(西洋かんじき)を履いて森の中を散策するも良し。 子どもと一緒に雪だるまを作って並べるも良し。 

雪山を作って、ソリ遊びをするも良し。 仲間たちと汗だくになって本気で雪合戦をするも良し。 

テントの隣にかまくらを作って、そこで寝てみるなんて言うのも素敵ですね。

また野生動物や野鳥が姿を現すかもしれません。雪の中で彼らがどのように暮らしているか観察するのも楽しいものです。 しかし、くれぐれも餌を与えたり捕まえたりするのはやめておきましょうね。

ここで注意ですが、濡れた服や汗をかいてそのままにしてしまうと風邪をひいてしまいますので、着替えを多めに持っていき、すぐに着替えをするようにしましょう。 

心も体も癒される焚火の炎

雪中キャンプ 冬キャンプ

『キャンプと言えば焚火』と連想されるほど、キャンプに焚火は無くてはならない存在です。『1/fゆらぎ』と呼ばれる、温かくも美しい炎の揺らめきは、疲弊した心すらも癒やしてくれる特別な存在ですよね。

いつものように木炭を持ち込んで火を起こすのもいいですが、せっかくですから雪に覆われた森の中を歩き回って、薪に使えそうな枝を探してみるのも一興です。

焚火の雰囲気がさらに良くなりますし、枝を集めること自体が楽しくなってきて、ついつい集めすぎてしまうかもしれません。

また雪中キャンプでの焚火は、心だけではなく体も癒してくれます。氷点下まで下がった気温と白い吐息。テントの設営でかじかんだ指先。

チラチラと降り出した雪。太陽が徐々に沈み薄暗くなる森の中。そんな時に灯る焚火に、『炎』という根源的な力強さを改めて感じることになるでしょう。

手のひらを炎にかざし、かじかんだ指先に徐々に感覚が戻り始める時。 焚火の明かりに照らされた仲間の顔に、ほんのりと赤みが差していく時。雪中キャンプだからこそ、焚火の炎のありがたみに気が付くのかもしれません。

心も体も癒やされた後は、マシュマロやチーズを木の枝に刺して炙って食べるのも格別です。料理ができるまでの間、枝探しで空いたお腹を満たしてくれますよ! 

 

体の芯から温まるアウトドア料理 

雪中キャンプ 冬キャンプ

雪中キャンプで冷え切った体を温めてくれるのは、何と言っても食事が一番ですね!体の外側から暖めてくれる焚火と合わせて、体の内側から温めてくれます。 

夏場のキャンプであれば、バーベキューをしたり燻製を作ったり、ホットサンドを焼いたりするのが定番だと思いますが、雪中キャンプではもっとポカポカと温まる料理が断然おすすめです。

雪中キャンプに最適な料理は、シチューやポトフ、そして鍋料理です。 

たっぷりの野菜とお肉などを豪快に放り込んで、ダッチオーブンでコトコト煮込むこれらの料理は、体を一気に温めてくれるので最高なんです。

例えばポトフであれば、材料もニンジン・タマネギ・キャベツ・ウインナー・ベーコンと少しの調味料があれば誰でも簡単に作れる失敗の少ない料理です。 

慣れないうちは現地で野菜を切るのは大変かもしれないので、自宅で皮むきやカットなど、下ごしらえをして持ち込むほうがいいかもしれませんね。

あとは火にかけてグツグツと煮込むだけなので、焚火にあたりながら待つだけです。 この時におすすめなのが、ホットワインを作って飲みながら待つこと! 

適度なアルコールのおかげで体も冷えませんし、雪に覆われた森で焚き火にあたりながらホットワインを飲むなんて、すごく非日常ですし、お洒落だと思いませんか?

アツアツのポトフとホットワインで、雪中キャンプを楽しみながら乗り切れることは間違いありません。

こちらも合わせてご覧ください。

雪中キャンプと聞くと過酷なイメージが強いかもしれませんが、圧倒的な自然の美しさや炎の心強さなど、夏キャンプとは違う魅力を体験できます。 しかし慣れないうちは危険なこともありますので、無理だと感じたら引き上げる勇気や、デイキャンプから慣らしていくなどの経験も必要だと思います。 それを乗り越えてしまえば雪中キャンプにのめり込んでしまうことは確実! それくらい最高の非日常を体験できることをお約束します。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。