知っておきたいスマートウォッチの基礎知識
まず最初にスマートウォッチの基礎知識を身につけておきましょう。
多彩な機能が最大の特徴
時計型のウェアラブル端末であるスマートウォッチの最大の特徴は、時刻表示やアラーム機能にとどまらない、その多彩な機能にあります。
脈拍数、血圧、睡眠、歩数、距離、消費カロリーなど数々の体のデータの計測・管理、スマートフォンとの連動によってメールや電話などさまざまな通知の受信、モバイル決済やクレジットカードとの連携から音楽プレーヤー機能など、さらなる高機能化は止まることを知りません。
スマートウォッチのOSとスマートフォンとの連携
スマートフォンとの連携が必須となるスマートウォッチでは、両者のOSの相性は大切な要素です。
現在スマートウォッチのOSのは全3種ですが、主力はアップルが開発した「watch OS」とグーグルが開発した「Wear OS by Google」です。
一方、スマートフォンのOSは「iOS」と「Android OS」。
「watch OS」はiPhoneのiOSと親和性が高く、「Wear OS by Google」はGoogle開発のAndroid OSとの相性が抜群です。
SUPトレーニング&エクササイズ
多機能なスマートウォッチの特性を上手に活用することによって、SUPのトレーニングやエクササイズはグレードアップします。
なお、SUP用に使用するスマートウォッチは防水・防塵性や耐久性が高いものを選ぶことを忘れないようにしましょう。
体のデータ計測・管理機能の活用が基本
スマートウォッチの多彩な機能の中でも数々の体のデータの計測・管理は代表的な機能です。
ジョギングでの活用が有名ですが、水上のジョギングともいわれるSUPでも、心拍数や血圧などを計測して活用することがおすすめです。
歩数や消費カロリーなどはSUP用にカスタマイズするのは困難ですが、従来の設定のまま目安としてデータを利用しましょう。
SUPにはGPS機能のフル活用が最大のポイント
スマートウォッチにはGPS機能が付いている機種がたくさんあります。
リアルタイムの位置情報が記録されるGPSデータですが、SUPではこのGPS関連データの活用が最大のポイントとなります。
パドルした軌跡、走行距離、平均&瞬間スピードなどのデータが記録され、自分のその日、その時のパドリングが見える化されるので、それをトレーニングやエクササイズに活かしましょう。
見える化のなかで特に重要なのが速度。アップウインド(向かい風)、ダウンウインド(追い風)時の速度、フラットウォーター、またはラフ海面での速度など、さまざまな状況での自分の速度が分かり、その比較も可能なのでトレーニングの効率化が図れます。
とくにレーサーにとっては必需のデータといえます。
レーサーではなくても見える化によって得られる数々のデータは、クルージングなどに活用でき、自分のバドルログとして残しておけば、楽しみ方はワンランクアップします。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。